フリーアナウンサー

小笠原 聖

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小笠原聖のふりーとーく

いきものがかり

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ラジオの仕事をしていて良かったと思うことの一つに、

好きな曲に出会える機会が増える事があります。

 

先日、ニュースデスクをしている時にかかった曲に『おっ!?』と思って、

『この曲、何ですか?』とディレクターさんに聞いてみました。

番組のHPを見れば分かる事を、選曲している当人に聞けるのも贅沢な話ですが(笑)

 

ボーカルの声から何となく予想は出来たんですが、やっぱり、いきものがかり。

『今走り出せば』という曲で、最近出たアルバムに入っていました。

ここのところ、一日20回以上はヘビーローテで聴いてます!!

 

曲も良いし、歌詞が今の自分の状況にピッタリ過ぎ。

聞くと元気が出ます!!

 

前から好きだったけど、

やっぱり、いきものがかりは良いなぁ。

やっぱり、ラジオは良いなぁ。

久和ひとみさん

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様々な物が便利になる中で、なかなかそれを使いこなせていない僕ですが、

便利になって良かったと思うことの中に、ネット通販で本を探せる、というのがあります。

「この人に関する本が読みたい」と思って本屋さんで探してもらうと、大抵は

「出版元にも残っていません」と言われる事が多いのです。

 

でもネット通販で調べると、必ずと言って良いほど、そんな本が見つかる。

・・・前置きが長くなりましたが、そんな経緯で読みたかった本を手に入れ、読む事ができました。

 

ニュースキャスターの久和ひとみさんを、覚えていますか?

僕の印象では、「JNN ニュースの森」のキャスター、

そして「TXN ニュースアイ」のキャスター、という印象です。

先日ふと、久和さんについての本が読みたくなり、3冊を読みました。

 

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久和さんがアナウンサー出身では無い事を、僕はこの本で知りました。

アナウンサー受験に失敗、しかしCNNの番組のキャスターオーディションに合格し

そこからニュースキャスターとして走り続け、40歳の若さでこの世を去った久和さん。

 

僕が番組を見ていて持った久和さんのイメージは、沈着冷静そのもの。

でも本に出てくる様々なエピソードからは、もっと人間味に溢れた「おちゃめ」な、

それでいて、何事にも一生懸命な久和さんの人柄が伝わってきます。

 

学生時代から市民運動に力を入れ、その中で、ある政治家の選挙運動を手伝い

そこから「世の中を良くしたい」という思いを力にしていった久和さん。

その政治家は今の総理大臣。このところの、窮地に追いつめられている状況を見て

久和さんが生きていたら、どのように感じたんだろう。

 

そんな市民運動を共にした「戦友」である下村健一さんの弔辞が

本の中で紹介されています。久和さんの、キャスターとしてだけではない

「真っ直ぐさ」が、ユーモアを交えて温かく語られていて、それがかえって涙を誘います。

 

久和さんが去って、あと半月でちょうど10年。もう、そんなに経つんだ・・・と驚くと同時に

この時期に久和さんの本を読もうと思い立った偶然にも、不思議な縁を感じました。

 

筑紫哲也さんは、帯の中で「これからはニュースキャスター志望者が現れたら

まずこれを読みなさいと私はすすめる」と書いています。

この言葉の「ニュースキャスター」を、更に広げて「伝え手」とも

言えるのではないかと思います。我が家の本棚に残し続けて行くであろう本が

また増えました。

嬉しい再会!!

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「彩の国ニュース」をやっているテレビ埼玉のスタジオに

懐かしい懐かしいお二人が遊びに来てくれました。

 

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どちらも、テレビ埼玉をご覧の方なら「お〜!!」と思うのでは?

現在も放送している夕方の番組「ごごたま」を、前身の「ごごびん」も含めて

3年間担当した大平素子さん(今はご結婚されて、牧野素子さん)と、

「REDS TV GGR」や、レッズ中継のリポーターなどを担当していた

田島葉子さん(今はご結婚されて新井葉子さん)です。

 

特にもっちゃん、こと牧野さんは、僕が「彩の国ニュース」を担当するようになってから

毎週テレビ埼玉で話すようになり、それからずっと仲良くさせてもらっています。

野球はもちろん、大相撲などスポーツに詳しいもっちゃん。

この日は1歳のお嬢ちゃんも連れてきて来てくれました。

たくさんの照明とカメラ、そして一見怖そうな(?)人もいるスタジオでも

笑顔を振りまくあたりは、さすがはお母さん譲り!?

立派なお母さんに変身していたもっちゃんに、感動した1日でした。

いわしの底力!!「ふなっ子」

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昨日は、チバテレ「マリーンズナイター」のプチ新年会でした。

新年会と言いながら既に2月ですが・・・チバテレのディレクターさん、

実況アナの西達彦さん、黒沢幸司さん、

そして飛び入りゲストで、「ジェフ魂」を担当している野中智子さんと僕の計5人。

 

その会場となったお店は、野中さんがオススメのお店を紹介してくれました。

この店がすごかった!!!場所は、総武線の東船橋。

知る人ぞ知る、名店「ふなっ子」です。

 

ふなっ子と言っても、フナを食べさせるわけではありません。

「ふな」は「船橋」の意味。その正体は、「いわし料理」の専門店なんです。

とにかく、いわしのメニューが半端なく多い!!50種類近くあったと思います。

細かく説明するより・・・僕たちが食べたメニューの一部を写真で見て下さい。

 

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まずは、「いわしの刺身」と、名物メニューの「いわしユッケ」

臭みが無いのはもちろん、刺身は鮮度バツグン!!

ユッケは、口の中でとろけます!!

肉のユッケよりウマイ!!・・・と僕は思います。

 

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こちらもお店の名物「いわしぽんた」

「ぽんた」とは、ポン酢とタマネギの事・・・だと思います、たぶん(笑)

刺身の鮮度が良いんだから、ポン酢と合わないはずが無い!!

よりサッパリと頂けます。「ここの店なら何を頼んでも大丈夫!!」と確信し、

他のメニューを続々と注文。

 

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左から「いわしのなめろう」「いわしのぬた」「いわしの握り寿司」

このあたりで、乾杯のビールから日本酒へチェンジ!!

このお店は日本酒の品揃えも豊富なんです。

もう、すっかり「鰯」の虜になっちゃいました。

 

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こちらは、いわしの「だしまき玉子」

いわしの脂の乗っていることが、この食べ方だとよく分かる。

うなぎにも勝るトロトロした食感になります。

 

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こちらは、唐揚げ・・・ではありません。名物の「いわしコロッケ」

コロッケの周りを、いわしのフライが包んでいるんです。

臭みの全くない新鮮ないわしだから出来る事なんだろうなぁ。

 

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左は「いわし南蛮漬け」、これもサッパリで日本酒との愛称バッチリ。

右は「いわしの梅じそ揚げ」。周りはサクサクですが、中はフワフワの食感!!

 

このほかに、いわしを練り込んだ「いわしそば」、「いわしのつみれ汁」も頂きました。

食べた中で、いわしが入っていないメニューは

つみれ汁と一緒に頼んだ「おにぎり」だけでした(笑)

(そのおにぎりの米も、相当に美味しかったです)

それくらい、いわしの魅力して大満足のお店でした。

まだ半分以上のメニューを残しているので、近いうちに絶対にまた行こうと思います!!

本当に、本当にオススメです!!!

有川浩「阪急電車」

カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく 鉄道のハナシ

最近、書店に行くと必ず目立つところにある「阪急電車」

読み始めたら、一気に読んだ。

時間を見つけてはページを進め、一冊を24時間かけずに読んだ。

これは僕の中では驚異的なスピードである。

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阪急電車・今津線を舞台に、

そこにいる人たちの小さなストーリーが、数珠繋ぎになっていく。

それぞれが、車内という空間でリンクしていて、ものすごく自然なのだ。

 

そして登場人物は、どこにでもいそうな人であり、

自分もその一人なんだと感じさせてくれる・・・それも、じんわりと。

軽く読めるようで、誰もが感じた事のある心理的な描写が深い。

とても深い。

こんな等身大の小説って、あるんだなぁ。

 

文庫サイズなので、これを移動中の電車で読むと

不思議なほどに周りの景色と繋がる。

みんな、それぞれの物語があると思うと微笑ましくなる。

 

オススメをしてもらって買った本だったが、

実際に読み始めるまでは、時間がかかってしまった。

が、もっと早く読めば良かったと思える本だった。

人にも薦めたい本だなぁ。

おめでた続き

カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく

最近、僕の周りは「おめでた続き」です。

昨年の暮れから、お友達や仕事の仲間で

お子さんが生まれたところが3組もあったんです。

 

その中の一人が、テレ玉「彩の国ニュース」でリポーターをしてくれている

「パワフルコンビーフ」のコウタくん。

先日、お祝いのプレゼントをしたら、ご丁寧にお返しを頂きました。

 

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コウタくんのお子さんのお名前は「優多(うた)ちゃん」カワイイ名前ですね〜。

ちなみに、中身は食器用の洗剤。デザインもかわいらしくて、なにより

もらって助かる品物。ありがとうございました!!

 

実はここ1ヶ月で3回「アカチャンホンポ」に行って

それぞれのプレゼントを選んだんですが・・・楽しすぎる(笑)

これで自分に子どもが出来たら、どれだけ楽しいんだろう?

つかのまのパパ気分を楽しんだのでした・・・。

東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」

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僕の読む本は、ほとんどがノンフィクションなんですが

珍しくミステリーを読みました。

 

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「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」という毒舌執事と

令嬢刑事の掛け合いが面白い。

しかも、ストーリーの中に「心の声」のような

ツッコミが入ってきて、クスッと笑ってしまいます。

ミステリーなのに、気楽に読めるので良い!!オススメです。

「遊雀玉手箱」年明けの巻

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イッツコム「地モトTVおかえり!」を終えて駆けつけたのは内幸町ホール。

三遊亭遊雀師匠の月一恒例独演会「遊雀玉手箱」

都心のど真ん中にある隠れ家的なホールで

シークレットゲストを迎えて行われる、ひと味違った落語会。

今回のゲストは、瀧川鯉昇師匠でした。

 

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その鯉昇師匠と遊雀師匠が、揃って登場してのフリートークからスタート。

その後は、「楽しく自由に」のコンセプトに”忠実”な展開に。

 

遊雀「初天神」

遊雀「浮世床」

鯉昇「千早振る」

遊雀「井戸の茶碗」

 

本当に・・・「自由」でした。ストーリーもキャラクターも、ぶっ飛び過ぎ(笑)もちろん、良い意味で。

もし今日、初めて落語を聞いた人や、

噺家さんを目指している人が今日の会を聞いていたら、

「こんな話だったよ〜」と、人に話さない方が良いと思います(笑)

 

今ある物をぶち壊す!!それにはパワーがいるんですよね。

笑いながらも、刺激になりました。

あ・・・写真は、会場の目の前で、終演後に飲んだドイツビールです。

「東京マラソン2011」専用バナナ

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昨日から今日にかけては、TOKYO−FMの泊まり勤務でした。

その中で、日曜日の朝5時から放送している

『ジョグリスサンデー』で紹介したのが、この「東京マラソン2011」専用バナナ。

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大会のためにフィリピンで栽培されたそうで、

形は小さめでもクエン酸が多い優れ物!!

 

しかも、マラソンランナーのためのバナナとあって、

ZARDの『負けないで』を聞かせて育てたんだそうな♪(笑)

 

この番組のニュースデスクをやっているので、

スタッフさんにバナナを頂きましたが、クエン酸が多いせいか

サッパリしていて食べやすかったです。

 

それにしても、やはりバナナって朝に向いているんですね。

仮眠をとった直後に食べたら、急にエンジンがかかった気がしました。

もし目にする機会があったら、試してみて下さい!!

「三宅久之の『書けなかった特ダネ』」

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目にした本のタイトル、そして帯の言葉に魅力を感じて

衝動的に買ってしまう事がある。

この本の場合は、まさにそれ。

 

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「今、私が書き残しておかなければ

永久に歴史の闇に埋もれてしまう事実がある」

う〜ん、惹かれる言葉(笑)

 

昭和から平成にかけての、歴史的局面の裏側。

政治家と政治記者の駆け引きが垣間見える。

と同時に、自分に政治記者は出来ない、と思う(笑)

普通の人であれば、人間不信に陥りそうな世界。

 

そして現在の政治の世界で話題になっている、あの人にまつわる

たった1行のエピソードには「え〜!!」と読みながら、声をあげてしまいました。

 

若い人にとっては、三宅さんは「TVタックルでケンカしている人」という印象が強いのかな。

僕にとっては、20年以上前に見ていた、テレビ朝日の「ニュースレーダー」の

キャスターの印象があります・・・とここまで書いて番組の事を調べたら、

三宅さんがキャスターをしていた頃は、僕が生まれた年から6歳の頃まで。

なんでこういう番組を覚えているんだろう(笑)

 

それはさておき、この本を読んだら

政治のニュースがより興味深くなるはずです。

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