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小笠原 聖

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小笠原聖のふりーとーく

東京〜宇都宮・東武編

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先週は、僕が東京と栃木を往復するときの移動「JR版」をご紹介しましたが、

東京と宇都宮を結ぶの路線は、私鉄にもあります。それが、「東武線」。

細かく言うと、東武伊勢崎線〜東武日光線〜東武宇都宮線となるんですが、

伊勢崎線の始発駅・浅草から、目的地の東武宇都宮まで

乗り換え無しでで行けるのが、この特急「しもつけ」です。

 

この列車以外を利用する場合は、最低でも1回、主に「栃木」駅で

乗り換えをしなければいけません。その分、「しもつけ」は便利なのですが

特急料金が必要なので、すごく時間がある場合は

「究極の節約パターン」として、東武線の「特急」以外の列車を乗り継いでいきます。

それだと、だいたい浅草から宇都宮まで3時間弱。

(乗り換え駅での接続があまり良くないので、待ち時間が多い)

これが「しもつけ」なら1時間50分。

 

ついでに、それぞれの料金と所要時間を併せて書いておくと、

東武の「特急」以外・・・1160円(約3時間)

東武の「特急」利用・・・1960円(約1時間50分)

JRの「在来線」利用・・・1890円(約1時間50分)

JRの新幹線利用・・・4600円(約50分)

まさに、「時間をお金で買う」というわけです。

まあ、新幹線はよっぽど急いでいないと使わないですけどね。

普段は東武とJRの2種類の回数券を持って、使い分けています。

 

さて、話は戻って「しもつけ」です。

s-しもつけ正面.jpg

この「東武カラー」の車両もだいぶ少なくなってきたなぁ。

そんな年期の入った車両のせいか、特急列車なのに

座席はリクライニングシートでは無い!つまり背もたれは倒れません。

だから、車内で寝たいときはちょっと辛いものが・・・。

s-しもつけ発車案内.jpg

あ・・・そうそう。大事な事を言い忘れましたが、

「しもつけ」は1日にたったの1本です・・・もうちょっと走ってくれると嬉しいんですが

下りはこの18時30分発のみ。上下一本なのに、なぜか「しもつけ」の後に

数字が入っています。しかも、なぜか「281号」(笑)

味わいがある私鉄の旅をしたい方はぜひ。

御利益充分

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昨日の「朝生とちぎ」で放送した「聖が行く!栃木の景勝 絵日記の旅」

今回は日光市の「虹見の滝」に行ってきました。

鬼怒川温泉から通じる国道に沿うようにあるこの滝。

すぐ横には、鬼怒川・川治温泉の守り神と言われる神社があります。

s-虹見の滝.jpg

その後ろを流れ落ちる「虹見の滝」

地元の人に聞くと、よく晴れた朝と夕方にしか

見えないというお話しだったんですが・・・。

s-虹見の滝2.jpg

見えました!!滝の真ん中あたりの左側!!

この時はちょうどお昼時だったんですが、本当にラッキー!!

何か良いことがありそうな予感がする、そんな光景でした。

s-竜王峡&聖.jpg

この虹がある場所に来たら、忘れてはいけないのが、ここ「竜王峡」

普段は、虹見の滝よりも竜王峡目当ての方が圧倒的に多いのですが、

僕も場合はどっちも初めて。この絶景は、本当に感動モノでした。

今度、個人的にもう一回来ようと思いました(笑)。

ちなみに、もう1〜2ヶ月すると、一面に広がる紅葉が楽しめるとか。

すぐ近くに駅もあるので、栃木では珍しく「車無し」でも行ける観光地、

というところもオススメです。

 

これぞ下町の祭り!!

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今日は2つの楽しい出来事がありました。

1つ目は、『ニュース時事能力検定』についての取材を受けたんです。

前回の試験で2級を取ることが出来たんですが、それまでの体験談を

取材して下さることになり1時間ほど、お話をしてきました。

普段、取材をする側になる事はあっても、取材をされる事は初めて。

何とも楽しいものです。今日お会いした方は、ニュース検定の運営の他にも

豊富な記者経験を持っている方だったので、僕も調子に乗って「逆取材」を

してしまいました(笑)。これについては、皆さんにご報告できる段階になったら

改めて載せたいと思います。

 

その後に向かったのは、文京区の根津。その中の根津神社前に

僕が大学時代からお世話になっている方のご実家があり、気が付けば

遊びに行くようになって10年近く。最近は、「谷中・根津・千駄木」というと

下町の観光コースとしても親しまれていますが、僕が遊びに行くときは

神社のお祭りの時なんです。今日も駅を出たところで、御神輿に出会いました。

s-根津神社1.jpg

台風一過の爽やかな風の中、御輿が近付くと急に気温が上昇・・・したように

感じられました。それくらい、熱気がすごかった。こういう場に居合わせると、

自然と元気をもらえるような気がします。

s-根津神社2.jpg

そして、このお祭りの時は神社の境内にもたくさんの露店が出ます。

今日は50以上のお店が出ていました。もちろん、みんなで遊びに行って、

射的をやったり、ソースせんべいを食べたり・・・すっかり童心に戻って

遊んじゃいました。ただ、ちょっと残念だったのが、昨年まで何店か出ていた

クレープ屋さんがいなかったこと。僕はお祭りのクレープ屋を見つけると、

お店の数だけ食べるくらい(笑)大好きなんです。まあ、それでも

補って余りあるくらい楽しみましたけどね。やっぱり、お祭りの雰囲気は

子どものように人をワクワクさせます。こういうお祭りって、いつまでも

残していきたいですね。

東京〜宇都宮・JR編

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仕事で東京と栃木を往復して、もうすぐ2年になります。

毎週、移動は電車なのですが、電車好きなので苦にはなりません(笑)。

でも、毎週乗っていると、さすがに飽きてくる。

そこで、同じ路線でも『違う車両を使った電車』を探します。

 

先週は、夜遅い時間に上野から宇都宮へ向かったのですが、

上野駅に着くと、ちょっと嬉しい電車が待っていました。

s-211系正面.jpg

この写真を見て「おっ!!珍しいね〜」というあなたは、まず鉄道マニアです(笑)。

それとも、宇都宮線で通勤通学している人。

この電車は「211系」と言って、関東では宇都宮線・高崎線・東海道線などで走っています。

ただ、最近はもう1代後の新しい車両が台頭してきて、以前よりは見る機会が減ってきたんです。

しかも宇都宮線は、高崎線などと違って、新型車両の割合が多いのでなかなか乗れない。

さらに!!211系を使った電車は、宇都宮の手前の

「小金井駅」で折り返す電車に使われる事が多いのです。

さらにさらに!!ほんのわずか宇都宮まで行く電車も「普通電車」ばかり。

 

s-2220通勤快速.jpg

ここまで書くと、この電車に乗るのが、かなりの貴重な事だというのが分かるかと思います。

「新型じゃなくて211系」

「小金井止まりじゃなくて宇都宮行き」

「普通電車じゃなくて快速(しかも通勤快速)」

という偶然の中で乗ることが出来たこの電車。

帰宅途中のサラリーマンの皆さんが「あいつ、何してんの?」という目線を投げる中、

デジカメを持って、ホームを走り回ったのでございます。

s-211系横から.jpg

ちなみに、この電車は上野発22時20分(平日)の通勤快速宇都宮行き。

これに乗ると、宇都宮に着くのは、日付が変わる1分前。23時59分です。

s-セミクロスシート2.jpg

しかも、さらに嬉しいのが、この向かい合わせの席「セミクロスシート」です。

なぜか、新型よりも211系、しかもセミクロスシートが、一番シートがふかふかで

座りやすいのです(あくまで僕の感覚ですが)。しかも、セミクロスシート車が来るか

ロングシート(通勤電車のような長い椅子)が来るかは分からないので

本当にラッキーな中のラッキー!!あまりの嬉しさに、本当は車内で寝る予定が

ずっと起きっぱなしで宇都宮に向かったのでした(笑)

たきえき

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今日の「朝生とちぎ」で放送した「聖が行く!栃木の景勝 絵日記の旅」

今月は滝を巡るシリーズなんですが、その名もズバリ「滝」駅に行ってきました。

s-滝駅1.jpg

どうですか?この光景・・・これぞ日本のローカル駅!!って感じでしょ?

JR烏山線の駅なんですが、「単線」「片面のホーム」「緩やかなカーブ」

ここに向こうからSLが数両の客車を引いてやってきたら・・・。

もう日本一の撮影スポットでしょう。まあ、SLは来ないですけど(笑)

普段は2両編成のディーゼルカーが走っていて、これでも充分に味があります。

では、なぜ写真に列車が入っていないか・・・来るのが1時間に1本なんで、

待てませんでした。

s-滝駅2.jpg

この滝駅、近くには弁財天があるんです。ホームには案内のイラストも。

あ・・・でも、このコーナーは滝を巡るコーナーなので・・・。

s-滝駅3.jpg

本来の目的地に・・・。駅から5分のところにある「龍門の滝」です。

s-滝駅4.jpg

どうですか!!この迫力。ナイアガラの滝に勝るとも劣らないこの迫力!!

・・・ってナイアガラの滝に行った事無いですけど(前も言ったなぁ・・・)

しかも、真正面から滝を見られる河原は、一面の水しぶきで

霧に包まれたような雰囲気なんです。

そして、忘れちゃいけないのは上を走る烏山線の列車!!

この組み合わせは感動的です。この写真を見て

「行ってみたら偶然に列車が見えたんじゃないの?」

なんていう人は無視します。その通りなので(笑)

 

ラストゲーム

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今日は久しぶりに丸一日の休みが取れました。

そこで、映画を見に行ってきました。普段、本当になかなか映画に行かない僕は

今回も約半年ぶりの映画館。でも、平日の昼って、中が空いていて良いんですよ〜。

ストーリーの世界にどっぷり浸かってみられるので、いつもこの時間帯です。

しかも今日は2本立て!!1つは、ずっと見たかった「崖の上のポニョ」。

宮崎駿監督の製作段階を追ったドキュメント番組の録画分をを見てから行ったので

感慨深く見られました。心が温かくなる映画ですね。

 

そして、もう一本は

s-ラストゲーム.jpg

「ラストゲーム 最後の早慶戦」です。徳光さんの「泣き」のCMでご存じの方も

多いかも。あの予告編だけでも「泣きそうだな・・・」との予感がしたので、

それなりの覚悟を決めて見に行ってきました。

 

戦時中の日本で、ついに自分たちにも出兵命令が下った学生達が

最後の夢としての「早慶戦」を叶えるために、先生達が奔走する物語。

こんな当たり前な事さえ許されなかった時代があったんだ、と

戦争の恐ろしさを改めて感じます。そして、まず初めに出てくる

「野球(ベースボール) 生きて我が家(ホーム)に 還るスポーツ」

という言葉に、胸の奥を突き刺されました。

 

たった1試合、好きな野球が出来ることを信じて、戦地に赴く直前の体で

練習に打ち込む選手達。そして、それを叶えるために、あらゆる壁に立ち向かう人々。

・・・もう、泣きっぱなしでした。戦時中の中、様々な立場ゆえのぶつかり合い。

でも、その中に人の心の美しさを感じる作品です。本当にオススメです。

 

ちなみに、慶応のナインの中のエース投手の役で、このブログでもご紹介した

千葉テレビ「高校野球ダイジェスト」のキャスター、上原風馬さんが出演されています。

こちらも要チェックでございます!!

 

そういえば・・・。映画館では、こんなサービスをやっていました。

s-ユニフォーム1000円.jpg

野球のユニフォームを着ていくと1000円で見られるっ!!

僕の場合は残念ながらサービスを知らなかったので私服でしたが、

これから野球観戦!!という時に、この映画を見てから行く、というのも

良いのではないかと思います。野球が出来ることの素晴らしさを実感できます。

滝めぐり

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朝生とちぎのコーナー「聖が行く!栃木の景勝 絵日記の旅」

9月は県内の滝を巡っています。残暑が厳しい中、

なかなか涼しげな風景があるんですよ〜。

s-裏見の滝1.jpg

こちらは、日光市にある「裏見の滝」

元々は、その名の通りに滝の裏側を通って、反対側から滝を見ることが出来ました。

今は、正面からしか見られないのですが、それでも近くまで寄って

水しぶきを浴びながら見上げる滝は、相当に迫力があります。

s-回顧の滝2.jpg

こちらは、那須塩原市にある「回顧の滝(みかえりのたき)」

その名の通り、この地を訪れた人が、離れる時に振り返らずにいられない滝、というところから

名前が付いているとか。この滝にたどり着く途中には、あの「金色夜叉」にも登場した

吊り橋があります。木々の中から遠くに見る滝も、また良いものです。

シリーズは今月いっぱい続きます。

マイルドなカレー

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先日、仕事仲間の方からランチのお誘いがあり、出かけて参りました。

フリーアナウンサーをやっていると、仕事の時間も曜日も

バラバラなので、「ランチタイム」というものには

かなり疎くなっています。

 

そんな中、誘ってもらった場所は、かつて私が仕事で通っていた

東京・原宿の一角。住宅街の中にあったそのお店は

イタリアなどにありそうなカフェを思わせるオシャレな建物。

といっても、イタリアに行った事は無いんですけどね(笑)。

お店の名前は「Tas Yard」。玄関の外には

観葉植物も並んでいて、ランチにも期待が高まります。

 

そのランチは、洋食が数種類。

s-カレー.jpg

こちらはカレーとハヤシライス。

僕はカレーを食べたんですが、最初は「甘い」と感じるくらいの

マイルドな口当たり。でも、後からじわじわと辛さが上がってくる感じです。

野菜は、スープカレーのように大きく切られていて、これも不思議とルーに合う・・・。

気が付くと、あっという間に食べ終えていました。

う〜ん、都会のランチタイム、なかなか奥が深いですね〜。

ことば

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一昨日、私の大切な恩人が天国へと旅立ちました。

 

地方局のアナウンサーを辞めた自分が東京に戻ってきた時、

何度も投げ出す気持ちになった私のような人間にも

フリーアナウンサーとしてのチャンスを与え、そして

その道を拓いてくれた先生です。

 

昨日の朝に知らせを聞いた時には、あまりの突然の知らせに

とても信じることなど出来ませんでした。

 

そして、大きな後悔が襲ってきました。

今の道を歩みだしてから、直接会ってお礼を言う事が出来ずに

ここまで来てしまっていたのです。

「いつでも会える」そう思っていたまま、それは永遠に

叶わない事となってしまいました。

 

今、全国で活躍しているアナウンサーの方の中には、

同じ先生の下で学んだ方がとても多くいます。

 

その証拠に、昨日も仕事先で多くの仲間と

「本当なの?」と言葉を交わし、

何か少しでも知っていることがあれば、と

情報を共有しようとしていました。

 

今にして思うと、そうやって多くの教え子が繋がる事を

先生は天国で喜んでいたのかもしれません。

 

どこか放心状態で過ぎていった昨日、

その先生が遺していた「ことば」の存在を教えてもらいました。

そこを見ると、先生が亡くなる前日まで日記が綴られていました。

 

多くのアナウンサーを育てる事に喜びを感じ、言葉を大切にし、

身を削ってまで指導に当たってこられた姿が伝わってくる文章です。

http://www.jnhn.co.jp/info1.html

 

先生、本当に申し訳ありませんでした。

そして、ありがとうございました。

これからの一つ一つの仕事で恩返しをしていきます。

船上ウェディング

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今日はお友達の結婚パーティーに行ってまいりました。

場所は横浜のみなとみらい地区・・・といっても、

s-ウェディング船.jpg

そう、船でございます。船上ウェディングならぬ「船内ウェディング」

定期船と同じ桟橋から夜の8時半に出航する、およそ2時間のクルーズ。

残念ながら外が雨だったため、船上のデッキには出られませんでしたが、

とてもアットホームな雰囲気、そして横浜の夜景を楽しみながらのパーティーは

あっという間に過ぎていきました。それでは、そのパーティーの主役をご紹介。

s-小池さん夫妻.jpg

板野有さん・文美さんです。新婦の(旧姓:小池)文美さんは、

僕がフリーになって初めて仕事をした、CSのニュースチャンネル

「朝日ニュースター」で同じ曜日の違う担当していました。

文美さんが夕方から夜の担当、そして夜中から僕が引き継いで

朝までのニュースを担当、という感じだったので、色々とお話をするようになり、

フリーアナウンサーとしての相談や疑問に色々と答えてもらいました。

今ではニュースター関係者の「韓国料理を食べる会」(←前にも紹介しました)の

仲間でもあります。ちなみにお二人は、横浜のケーブルテレビでのお仕事で出会った

いわゆる「職場結婚」だそうです。

 

さらに、最近では文美さんがテレビ埼玉の夕方のニュースを担当されるようになり

色々なところで接点が出来ました。そんな仲間の方の結婚式っていうのは

本当に楽しいもの。そして、かなり羨ましくなりました(笑)。

そんな今日のパーティーにも、ニュースターの仲間が来ていて

ちょっとした同窓会状態でした。有さん、文美さん、いつまでもお幸せに!!

 

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