小笠原聖のふりーとーく
長野へ行ってきました(2)
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前回の続きです。目的地へ向かう途中で
だいぶ道草を食ってしまいましたが、改めて松本から信濃大町へ。
乗る列車である「大糸線」は、大きな松本駅の
外れにあるホームから出発します。ちなみに向かいには、

松本電鉄上高地線のホームがあります。こちらは私鉄。
東京の方なら分かるかもしれませんが、この電車は以前に
京王井の頭線として走っていた電車です。僕は高校まで
井の頭線の沿線に住んでいたので、なんとも懐かしい限り。
上高地はマイカー規制を導入した観光地としても知られていますよね。
ですから、上高地への観光には、ぜひ電車を!!

話がまた逸れました。今回の主役は大糸線。上の写真の右の電車です。
ちなみに左は、新宿からの「スーパーあずさ」ちょうど並んだので撮ってみました。
大糸線の電車は通常2両。通勤時間帯でも4両という短い編成のローカル線です。
松本から北へ北へと向かい、わさびの里として有名な安曇野を抜け、
長野オリンピックのスキージャンプが行われた白馬、
そして日本海側の糸魚川までをつなぎます。そのうち、白馬を過ぎた南小谷までは
松本から1本で行けます。(南小谷から先は電化されていないので、乗り換えです)。
そんな大糸線は、常に「山」に向かって走り続ける線。電車の一番前に行くと、

このように北アルプスの山々がくっきり!!山の天気がこまめに変わる様子が
車内からでもよーく分かります。沿線には周辺の山々への玄関口となる駅が
多くあって、いつも大きな荷物を持った人が乗っています。この日も、
登山客らしい人と、スキーやスノボを持った乗客が多くいました。
ちなみに、僕が一番前に行って写真を撮っている間に、座っていた席が
取られていて(笑)信濃大町まで1時間ちょっと立って行きました・・・。

そして、ようやく信濃大町に到着!!駅の看板にあるように
駅からも山の様子がきれいに見えます。この日は少し雲がかかってましたが
それでも、なかなかの眺め。気温は0度近くだったんですが、
風も無く太陽が出ていたので、心地良い気候でした。
さて次回は、信濃大町の街をご紹介します。
(「世界の車窓から」風に)
長野へ行ってきました(1)
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ちょっと遅い帰省をしてきました。それも、駆け足で。
目的地は、我が家のご先祖様のお墓がある長野県の信濃大町市と
親戚のやっている民宿がある長野県の木曽郡上松町です。
駆け足の帰省とはいえ準備は万端!!実は、この日のために
「あずさ回数券」という割引きっぷを買っていたんです。
新宿と長野の松本などを結ぶ中央線の特急「あずさ」を使える
6枚つづりの割引率が高いオトクなキップ。
その切符を持って意気揚々と新宿駅へ。
そして、この切符の便利な所は、追加料金無しで指定席も使えるところ。
さっそく指定席発券機へ行き・・・あれ?「乗車日」の表示が
7日以降しか出てこない。あっ、当日券は窓口で買わなくちゃいけないのか、
と「みどりの窓口」へ。窓口に切符を出して「すみません、次の特急・・・」と
その瞬間、窓口のおねえさんは言いました。
「あずさ回数券は、お正月の6日まで使えませんから、
普通の料金で切符を買って下さい」
エ〜!!!!!!!!
あまりのショックに意識が朦朧とする中で手元の切符に目を落とすと、
確かに注意事項が書いてある。というか、世の中は5日から
ほぼ通常通りに戻っているのに、なんでなんでなんで・・・・・。
それと同時に、自称「鉄っちゃん」の返上を考えた新宿駅(笑)。
気を取り直して、普通に切符を買って「あずさ」で松本へ向かいました。

この「あずさ」号。大半の列車は松本止まりなんですが、僕の乗った列車は
松本から大糸線に入り、南小谷まで行きます。その途中に、目的地の
信濃大町があるので、そのまま乗って・・・行けば良かったんですけど、
松本で降りちゃいました。というのも、松本では11両編成のうち、
後ろの2両だけを切り離します。切り離した車両は、車庫にしまうのですが、
その切り離し部分の写真が撮りたかったのです。

どうですか?なんかアンバランスな感じでしょ?中間車両に運転台を付けた
ちょっと不格好な感じが、なんともユーモラスです。
ついでに・・・・。

15分ほどかけて、先ほど乗ってきた途中駅の「塩尻」まで戻りました。
ここは、新宿方面と名古屋方面から、それぞれ長野方面へ向かう路線が
合流する駅。そして、それとは別に、同じ長野県内の「辰野」というところまで
わずか3駅を結ぶ列車があります。それが、この「ミニエコー」。
以前は荷物・郵便車として大活躍していた車両を改造したものです。
かわいらしいこの電車は。なんと2時間に1本。以前は、この塩尻〜辰野間も
新宿と松本を結ぶ「中央本線」の大動脈だったのですが、その後、
近道を行く別のルートが開業し、この区間はローカル線になってしまったために
今では本数も激減しました。それでも、1両編成で頑張る「ミニエコー」
なんとか、走り続けてもらいたいものです。

ちなみに、このあたりは、ぶどうの産地としても有名です。
そのため、ホームにも大きな看板が。そして・・・。

なんと、ホームにも「ぶどう棚」があるんです。これは、地元の学校の
学生さんがぶどうを栽培していて、季節になると、ホーム上に実る
ぶどうを見ることが出来ます。また塩尻や松本を含む長野県の駅では
地元のワインの種類も豊富に取り扱っています。お酒好きの方はぜひ!!
スポーツ三昧のお正月(2)
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昨日は沿道で見ていた箱根駅伝を
今日はテレビで見ながらブログを書いています。
さて昨日は昼間に箱根湯本駅前で箱根駅伝を、
その後に新松田駅近くで富士山&小田急線の写真を撮った後に
夕方から東京ドームへ向かいました。

着いた時には夕方の5時過ぎ。しかも年明け2日目にも関わらず、すごい人!!
行列も出来ています。といっても、コンサートではありません。

目的は、プロ野球のマスターズリーグ。東京ドリームスと福岡ドンタクズの
ゲームを見に行ってきたんです。2ヶ月ほど前に、小学校の時の同級生から
「招待券をもらったんだけど行かない?」と誘いを受け、2つ返事でOK!!
3年ぶりくらいになる友達とドームの入口で合流し、中に入ると
新年のセレモニーに、マスターズリーグ代表の大沢親分が登場。
「選手の良いプレーには『あっぱれ』を、そうでないプレーには『渇!』を
お願いします」と挨拶して、笑いを誘っていました。
試合は、ドリームスが江夏豊さん、ドンタクズが池永正明さんという
両監督の先発で開始。ちなみにドンタクズの前監督は、
亡くなった稲尾和久さんだったんですよね。
この両先発ピッチャーの名前を聞いただけでもテンションが上がりますが、
この他にもドンタクズの1番には「あぶさん」の名前で、
漫画家の水島新司先生が登場するなど、サービス満点。
でも、1番ビックリしたのは、東京ドリームスの4番。

なんと!!千葉テレビのマリーンズナイターでご一緒している
初芝清さんじゃないですか!!思わず声援を送っちゃいましたよ。
しかも、第1打席では、見事なタイムリーヒットも飛ばしてくれました。
僕の席はドンタクズ側だったのですが、気にせず大騒ぎ。といっても
マスターズリーグの場合は、敵味方無く声援が送られるので
本当に和やかなんです。そんな球場内の盛り上がりが最高潮に達したのは
この人の登場の時でした。

まさに「マスターズリーグの顔」、ロッテOBでドリームスの村田兆治投手です。
還暦を目前にして、マサカリ投法からの速球は健在!!
一緒に行った友達が試合前に「この前投げて打たれたから、
今日は見られないだろうなあ」と、妙に詳しいところを見せながら教えてくれたので
僕も諦めていたんですが、まさかの登場!!1球ごとにスピードガンに注目しました。
この日の最高急速は133キロで、村田さんが目指している
140キロには届きませんでしたが、年齢を感じさせないスピードボールと
切れ味鋭いフォークに大興奮でした。

試合は延長10回の末、ドリームスのサヨナラ勝ちという華やかな展開。
お祭りムード満載のゲームとなりました。
外に出ると、外はドームのイルミネーションが!!
そして気が付くとカップルがいるわいるわ・・・。僕たちが、そそくさと
その場を去ったことは言うまでもありません(笑)
スポーツ三昧のお正月(1)
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく 鉄道のハナシ
大晦日・そして元日とのんびり過ごしたのですが、ちょっと
のんびりし過ぎて疲れちゃったので(笑)昨日はお出かけをしてきました。
行き先は箱根!!そう、箱根駅伝を見に行ってきたんです。
実は去年も見に行ったんですが、その時は茅ヶ崎でした。
駅伝と共に、茅ヶ崎付近で声援を送っているという徳光和夫さんを探そうと
出かけたんです。まあ、場所は分からずじまいでしたが。
そして、今回はもうちょっと先に進んで・・・。

こちら!!箱根の温泉街の玄関口。箱根湯本駅でございます。
ここは、駅のすぐ隣りを選手達が走るので良いかな〜と思ったんです。
選手の到着時間を考えて、余裕を持って着いたんですが、
すでに沿道にはたくさんの人が・・・。しかも、晴天に加えて
予想していたような寒さも無かったので、快適でした〜。
そして、待つこと30分・・・。

先頭の早稲田大学がやってきました!!本当に駅伝を見るたびに思うのですが、
本当にあっという間に過ぎていくんですよね。写真を撮ると、「ガンバレ〜」って
声をかけるのを忘れるし、声をかけると、旗を振るのを忘れるし・・・。
ちなみにこの後、往路は首位が東洋大になったんですね。
すると、後続の選手達と同じタイミングで横を電車が通り、
鉄っちゃんにとって理想的なショットが撮れました。
しかも、電車の中のお客さんのほとんどが窓に張り付き、
しかも車掌さんも身を乗り出して、その様子を見ていたんです。
やっぱり、みんな見たいよねぇ・・・。

そんなわけで、無事に観戦が終了!!そして、僕が箱根湯本に来る時には
欠かさない「お約束」へ。

箱根湯本の駅前にある「菊川」の「箱根まんじゅう」を必ず食べるんです。
小さい頃から箱根には何度も行っているんですが、その度に食べています。
あ・・・箱根に来ている理由の大半は、温泉ではなく列車に乗るためです(笑)
箱根まんじゅうのお店は数多くあるんですが、ここでは目の前で作りたての
アツアツが食べられるので、絶対にオススメです。
さて、昨日は夕方から向かう次の予定までに時間があったので、
小田急線で少し戻って新松田で途中下車。実は箱根に向かう電車の中で
電車を撮影するスポットを見つけちゃったんです。

そこでの写真がこれ!!後ろに富士山が写っているの分かりますか?
何とも新春にふさわしいでしょ?今年もお正月から鉄っちゃん的発想です(笑)
続きは、また改めて・・・。
変わり種?韓国料理
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく
昨日は、僕が以前にニュースを読みに行っていた
CSのニュースチャンネル「朝日ニュースター」の仲間の皆さんとやっている
韓国料理を食べる会、通称「サムゲタンの会」の忘年会でした。
この日の朝で無事に2008年の仕事納めとなったので、
かなりのリラックスムードで行ってきましたよ!!
そんな今回の行き先は、東京のコリアタウン・新大久保。
韓国料理の会とあって最近はずっと新大久保です。
今回のお店は新大久保の駅から歩いて5分くらいの「カボチャ」
僕は初めて行ったんですが、かなりの有名店とあって、
店の外にはテレビ各局のグルメ特集で紹介された記事がちらほら・・・。

店に入ると、先に入っていた仲間の皆さんが既に注文をしていて、
席に座るなりマッコリで乾杯!!すると、
いきなり店員さんが出してきたのがこれ。

写真だけじゃ、分かりづらいですよね、たぶん。
右側が、カボチャのスープ・・・では無く、おかゆです。
いきなり出されたところからして、これを食べると胃に良いのかな?なんて
思いながら食べました。ポタージュスープと甘酒の中間みたいな食感。
ちょっと分かりづらい?(笑)
左上は、フワフワの茶碗蒸しです。といっても「茶碗蒸し」というのは
店員さんが説明した言い方で、食べた感じは出来たてのスポンジケーキに
近い感じ。でも、味がしっかり付いていて、かなり意外性のある美味でした。

こちらは、「チーズトッポギ」です。
この会で、「トッポギ」は毎回食べてきたんですが、
細長い餅をネギなどと一緒にピリ辛ソースで炒めるところは同じ。
で、その上にチーズがどっさり乗っています。これは、かなりの厚さ!!
でも、それがトッポギ自体の辛さをマイルドにしてくれるので、
とても食べやすいんですなあ。そして、チーズ自体は
見た目ほどこってり過ぎなくて、しっかり脇役に徹しているのです。
今日は他にも、豚肉の焼き肉「サムギョプサル」や
「海鮮チヂミ」、「冷麺」なども食べたんですが、マッコリを飲み過ぎて
写真を撮るのを忘れていました(笑)
でも、帰りに店を出て分かったんですが、この店は
韓国風のフライドチキンが名物なんだそうで・・・じゃあ、また来年来なきゃ!!
浦安図書館
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく
もう、この週末はテレビを見ていても年末のスペシャル番組ばかりですね〜。
なのに、ラジオは不思議と年末年始も関係ないんです。
特に朝の情報番組などは元旦から通常通りの放送をしています。
よって、TOKYO FM の仕事は年末年始も関係なく、普通にあります。
僕はというと、来週は埼玉と栃木のお仕事がないため、
今日の夕方からのラジオの泊まり勤務で、今年の仕事納め。
でも本当なら、年末年始も仕事をしていたいなぁ、と思います。
特に一昨年までは、3年連続で仕事で年越しをしたんですが
仕事の現場でワイワイ年を越すのって楽しいんですよね。
来年は、どんな環境で年越しをする事になるのかなぁ。
・・・ちょっと気が早いか。まだ、今年も終わっていないのに。さて、
そんなサイクルで生活しているためか、この仕事を始めてからは、
年末年始のワクワク感みたいなものが無いんですよね。
それどころか、普段の生活で使っているところが
年末年始のお休みにやってしまうので、
それを考慮して行動しなくちゃいけないんです。
そこで、今日は図書館に行ってきました。

こちらは、浦安図書館。僕が月に2回くらいのペースで通っている図書館です。
通い始めたのは今から5年近く前。当時の僕は千葉テレビで高校野球の実況を
担当させて頂く事が決まり、資料収集に追われていました。
そこで、都内から一番近い千葉県の図書館である(と僕が勝手に思った)この
浦安図書館で、千葉の地元の新聞をコピーしたり、関連した本を見たり
するようになったんです。
ここは、地下鉄東西線の浦安駅から歩いて20分くらい。別にバスもあるんですが、
せめてもの運動不足解消のために歩いています。この日のように晴天だと
本当に気持ちよくて、あっという間に着いちゃいます。
そんな図書館へ行くときの楽しみは、必要な事が全部終わった後に
雑誌の閲覧コーナーで「鉄道ファン」の最新号をチェックすること、
(たまに他の人が読んでいると、ちょっとテンションが下がる)
そして、時々は帰りに寄り道してご飯を食べること。
この近くは定食屋さんなどが充実していて、浦安の駅前と合わせると
そのジャンルも多岐にわたります。以前にこのブログに「常連です」という
タイトルで書いた、浦安駅近くの「中理」さんも、最初は昼のランチで知り、
それから夜の時間に飲みに行くようになりました。最近は、すぐ近くの
「新浦安」が人気の街として取り上げられるようになりましたが、
僕はこっちがオススメ。浦安通いは当分の間、続きそうです。
もんじゃ忘年会
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もう今年もあとわずか・・・。そんな中、僕も
ここ2週間くらいは忘年会ラッシュでございます。
テレ玉の「彩の国ニュース」は先週が年内最後の放送だったので、
帰りに出演者とスタッフで軽い忘年会に行きました。
テレ玉のある浦和の街は本当に美味しい物に事欠かないんですが、
その中で特によく行くのは「焼き鳥」か「もんじゃ」。
今回も、もんじゃ屋さんに行ってきました。

この日は、レポーターの櫻崎さんも打ち上げに来てくれました・・・って
何してんだ、この人は(笑)
後ろで苦笑いをしているのは、番組を担当している中で
一番の若手ディレクターの川崎くんです。
で、行ったお店「金太郎」は、変わり種のもんじゃが多くて、僕たちも
よく使うんですが、この日の変わりもんじゃは「チャーシューもんじゃ」

まさに、チャーシューめんのもんじゃ版ですね。
ちょっと濃いめの味付けにして食べると、お酒にはピッタリです。
そしてこの日は、飲み物も変わったものを選んでみました。
それは「しそサワー」なんですが、運ばれてきたのを見てびっくり。

う〜ん、何ともレトロな瓶に入っています。しかも、瓶には
「コグマサワー」の文字。このサワーって言う言葉がなかったら
絶対に駄菓子屋さんに置いていそう・・・。味は、とてもスッキリした飲み口。
甘さ抑えめでしその香りがなんとも、もんじゃに合うんだなあ・・・。
それでも、しそが良かったのか?深酒したのに、翌朝には全く残りませんでした。
「つまみ」になるDVD
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突然ですが、僕は自称「テレビオタク」「ラジオオタク」です。
小さい頃からのテレビっ子で、その結果、
今の仕事に就いたと言っても良いくらいだと思います。
そんな僕が最近チェックしている番組というと、う〜ん、
依然と随分変わりました。
簡単に言うと、ドキュメントものが好きになりました。
自分がそういう分野の仕事をやってみたいと
思うようになった事もあると思いますが、ちょっと前まで
バラエティーを多く見ていた事からすると、かなりの方向転換です。
そんな中、全く違う分野で毎週録画している番組があります。
それはBSーiで放送している「吉田類の酒場放浪記」という番組。
これがDVD化されたので、さっそく通販で買いました。

この番組、そういうものかというと、「酒場ライター」の吉田類さんが毎回、
一つの居酒屋さんを訪れ「呑む」という番組です・・・以上(笑)
だって、本当にそうなんです。確かに番組では、お店に行く前に周辺の街を
フラッと歩いたり、締めくくりに吉田さんがお店に合わせた俳句を詠んだり、と
いくつかの演出はありますが、あくまでメインは「呑み」
15分の番組のうち、10分は呑んでいます。しかも、焼酎が売りの店なのに
入った瞬間にビールを頼んだり、ご主人が焼く焼き鳥が名物なのに
いきなり刺身を注文してみたり、まさに自己流に酒場を楽しんでいく吉田さん。
それでも、いつの間にかお店のご主人や常連さんとすっかりうち解けていて、
そのお店の魅力が充分に引き出された番組に仕上がるのです。
その理由の一つは、吉田さんが本当にお酒が好き・飲むのが好きで
それが画面を通して伝わってくるからかな〜と思います。なので、僕は
家で1人で飲みたい時は、このDVDを見ながら呑むのです。
お酒もおつまみも数倍は美味しくなります(笑)。
そういえば、彩の国ニュースで一緒にキャスターを務めている
西野七海さんも、この番組をよく見ていると言っていました。
彩の国ニュースといえば、事務所の先輩でもある
リポーターの坂田陽子さんの「酒蔵探訪」も人気企画になりましたし、
なんともお酒と縁がある人たちの番組ですね(笑)
筑紫哲也さんお別れの会
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく
ついにこの日がやってきました。
亡くなった筑紫哲也さんのお別れの会が東京のホテルであり、僕も行ってきました。
午後2時の入場開始という事で、
とちぎテレビ『朝生とちぎ』の生放送を終えて昼前に東京へ。
会の開始30分ほど前に会場に着いたのですが、
幸運にも最前列で会場に入ることが出来ました。
入った会場の前方には大きな祭壇が。多くの著書でも使われた
筑紫さんの笑顔の写真や朝日新聞入社当時の写真など、3枚の写真が飾られ、
その前で筑紫さんに感謝の気持ちを伝えました。
会場を囲む多くのテレビカメラに、筑紫さんの功績の大きさを感じると共に、
筑紫さんの人柄を感じる事がありました。献花の説明をする司会者の方を見ると
そこには「NEWS23」で筑紫さんと共にキャスターを務めた佐古忠彦さん。
他にも草野満代さんや、NEWS23を支えた
歴代のプロデューサー・ディレクターさんがまるで同窓会のように勢揃いし、
会場の設営をされていたんです。
きっと筑紫さんも喜んでいるんだろうな、と思いました。
献花を終えた私たちは、隣の会場へ。そこは、筑紫さんの
これまでの歩みを知る事が出来る
ちょっとしたミュージアムのようになっていました。

暗いニュースや難しい話題も多い中でも、筑紫さんの伝えるニュースは
筑紫さんの意図がはっきりと伝わると同時に、どうやったら分かりやすくなるか、
そして、「テレビを楽しんだ」とも言われる、斬新なアイデアの宝庫でした。
写真を見ていると、その様々な場面が思い出されます。

そして、放送以外の場の筑紫さんの写真も数多く飾られていました。
肺ガンになるまではヘビースモーカーでもあった筑紫さん。
そのほか、豪華なゲストの方との思い出の1枚や、スタッフの忘年会での写真など、
筑紫さんの表裏の無い人柄が、充分に分かりました。

そして、筑紫さんとNEWS23を語る上で欠かせないのが、90秒間、
VTR無しで展開されたコラム「多事争論」。その中で使われた多くの
タイトルボードが飾られ、僕も思わず足を止めて見入ってしまいました。

そのほか、15年以上に渡る「多事争論」の中から、特に印象的だった場面を
6つの時期に分けて、計70本近くビデオ上映していました。すると、
もう10年以上も前に放送された話なのに、その時の筑紫さんの話は
今の日本の現状を見事に言い当てているのです。そのブレない視点に
改めて驚かされます。
そして、下の写真はスタジオでの「多事争論」の最終回。
映像と共に、右下にはその際の実際の下書き原稿が貼られていました。
ほとんどが原稿も無く、理路整然としてニュースを読み解き続けた「多事争論」
僕も1つを見るごとに、その時期を思い出すことができ、気が付けば
1時間以上見続けていました。振り返ってみると、NEWS23が始まった頃、
僕はまだ小学生でした。そして僕が中学生の頃に「多事争論」がスタート。
そんな事を考えながら、改めて筑紫さんの言葉に耳を傾けてみると、
とても難しい話題を、本当にかみ砕いて話されていた事が分かります。
「あ〜、このニュースの本質はこういう意味なんだ。
思ったよりも複雑な事では無いんだ。」その的確で分かりやすい解説は
蓄積された経験と「現場主義」が成すものなんでしょうね。

また、会場には、筑紫さんの歩みと名場面をスクリーンで紹介するほか、
「筑紫さんへの多事争論」と題された記帳台も用意されました。
僕は、ただただ感謝の言葉を書かせて頂きました。

この日の一般の受付は午後2時〜4時までの2時間。僕はほぼ丸々2時間を
会場で過ごしました。それだけ、筑紫さんが遺したものを目に焼き付け、
そして理解したいという思いからです。そして会場には、最後まで
人の列が耐えませんでした。

こちらは、会場を出る際に配られたメッセージカード。
まさに「多事争論」を訴え続け、「権力にチェックの目を向けることの重要性」
「少数派を恐れないこと」などを訴えた筑紫さん。我々の世代が
筑紫さんのジャーナリズム精神を、しっかりと受け継いでいかなくては、と
強く感じた1日でした。今日の会の名前は「お別れの会」でしたが、
まだまだ私たちの中では、筑紫さんが活躍する場が多くあるはずです。
新・彩の国ブランド
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく
最近、地元の食材を使ったお弁当やデザートが各地で登場していますよね。
先日の「彩の国ニュース」では、クオカードのプレゼントを行ったんですが、
埼玉県内の生産者とコンビニのセブンイレブンが連携して開発した
新商品の発売を記念してのプレゼントでございます。

その商品が、こちら。「ワタボク牛乳を使ったミルクシュー」と
「秩父味噌と深谷ねぎのおむすび」でございます。
僕も2つを試食させてもらったんですが、どちらもかなりの美味!!
おにぎりは、ご飯に混ぜられたねぎの風味と味噌のバランスが良くて
軽く2〜3個食べられます。
もう一方の「ミルクシュー」は、食べた瞬間に中のクリームにビックリ!!
中から「ミルクプリン」のようなクリームが出てくるんです。牛乳本来の風味も
活かされているし、普通のシュークリームよりもプルプルした食感が楽しめるので
かなりクセになりますよ!!本当にオススメです。