鉄道のハナシ
歩けるってありがたい・・・。
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私事ながら、恥ずかしいご報告。
先週の金曜日、右足のふくらはぎが肉離れを起こしてしまいました。
翌日に参加する予定だった「NACK5チームラン」に向けて
スポーツジムで運動を・・・なんて思ったら、張り切りすぎた。
右足を踏み込んだ瞬間に「ブチッ!」という感覚が・・・。
その瞬間は、痛みは無いんです。
でも「やっちまった!」という感じはすぐに分かる。
そして時間が経つと、段々歩けなくなるという感じ。
それでも不幸中の幸いで、
ジムの中にある整骨院で応急処置をしてもらう事が出来ました。
松葉杖を借りて帰る前に、ダメだと分かって聞きましたよ。
「明日、仕事で走る予定だったんですが・・・。」
「帰ったら『走れなくなった』と電話して下さい。」優しく言われました(笑)
そんなわけで、翌日は松葉杖姿で西武プリンスドームへ。
チームで5時間を走るリレーマラソン「NACK5チームラン」
本当はSPO-NOWチームで走る予定でしたが、完全な「監督専任」に(泣)
皆さんにはご迷惑をおかけしました。本当にごめんなさい。
そんなSPO-NOWチームは、福島和可菜さん、自転車の細谷夢菜選手、
テーマソングを歌う「LOOP CHILD」の皆さん、
以前にゲストに来てくれた「グラゼニ女子」の皆さんの頑張りで、
NACK5の番組チームの中で1位の成績!!
僕も走れない分、表彰式のお手伝いなど、出来る事を頑張りました。
皆さんに感謝!!でも、走りたかったなぁ。
それにしても、こういうケガをすると普段気付かない発見がありますね。
まず、松葉杖をして行動する難しさ。
駅でエスカレーターやエレベーターを探すのに苦労する事も・・・。
そして、平日の夕方に上野から大宮へ向かおうとした時、
「これで満員電車に乗るのは・・・」って思っちゃうんですよね~。
で贅沢をして、つい初めての「スワローあかぎ」に乗ってみる事に。
券売機で席の位置を指定出来るので、一番後ろの席にして
背もたれと壁の間に松葉杖を置くというアイデア。
この話をしたら、「僕たちが楽器を持って行く時も一緒だから、分かります!」
と言ってくれたのが・・・。
スギテツのお2人。そう、この日は久しぶりに
NACK5「スギテツのGRAND NACK RAIL ROAD」の
ゲストに呼んで頂きました。
今回のテーマは「駅そば」、僕が密かに愛でているジャンルです(笑)
詳しくは5月1日(日)朝6時からのNACK5をお聞き下さい!!
僕の足はというと、おかげさまで松葉杖は不要になり、リハビリが始まったところ。
歩き方はまだぎこちないですが、かかとを着けて歩けるありがたさを感じます。
ジムの運動に戻れるのは、まだしばらく先かなぁ・・・。
皆さまも、くれぐれもお気をつけ下さい!!
プロ野球開幕!と北海道新幹線とセンバツと。
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ついにプロ野球が開幕!
ありがたい事に、先週金曜日の開幕から実況を担当させて頂きました。
QVCマリンでの開幕戦は3年ぶり。「ロッテvs日本ハム」の開幕戦を
3/25(金)チバテレで実況しました。相手は日本ハム大谷、とあって
かなりの苦戦が予想されましたが、立ち上がりを見事に捉えて
3-2でロッテ勝利!!満員のQVCマリンのお客さんも大盛り上がりでした!!
放送の解説をして頂いたのは、藪田安彦さんと里崎智也さん。
2005年のロッテ日本一バッテリーであり、
2006年WBC世界一のメンバーでもあるお二人。
テレビ解説の共演は初!!との事でしたが、現役時代の「投手」「捕手」とは逆に
里崎さんが藪田さんに、ビュンビュンとトークの剛速球を投げ
藪田さんは防戦一方(笑)でも、その掛け合いが面白くて・・・。
実況をしながら、本当に楽しませて頂きました。ありがとうございました!!
この日は余韻に浸りながら、終電ギリギリで大宮に向かい・・・。
翌26日(土)は早朝から大宮駅へ。
この日は、北海道新幹線の開業日!!という事で、NACK5の各番組で
北海道への1番列車の「お見送り」と、北海道からの1番列車の「お出迎え」を
レポートしました。おそろいのタオルと手旗を持って祝福する様子は、
港からフェリーが出航する時のようで、なかなか感動的。
午後は2週連続の「HITS THE TOWN」で、
鉄分の濃いトークをさせて頂きました(笑)
この翌日27日(日)は、テレ玉で「西武vsオリックス」を実況。
そして28日(月)は早朝の新幹線で・・・。
甲子園へ!!センバツ高校野球準々決勝。
壮行番組でも取材させてもらった木更津総合高校の応援に。
平日とはいえスゴイ人の数。僕も売り切れ前ギリギリで入れました。
相手は秀岳館(熊本)、木更津総合のエース・早川の好投で
あと1人で勝利!!というところまでいきながら、
1-2で9回逆転サヨナラ負け。
微妙な判定もありましたが、なんとも悔しい敗戦になりました。
もし勝っていたら、ブログを書いている今日も甲子園にいたのに(泣)
とはいえ、甲子園でも自慢の機動力を発揮して、
45年ぶりのセンバツベスト8まで勝ち上がった木更津総合の皆さん、
本当にお疲れさまでした!!
この時の話は、4/2(土)のNACK5「SPO-NOW」でもお話しますね。
この4月から毎年恒例、土曜日の18:00~21:00にお引越しします。
新年度も、よろしくお願いします!!
北海道新幹線開業直前!函館レポート②
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函館取材2日目の3/18(金)
取材の合間の昼食は、レポートとは関係なく函館のB級グルメ。
函館の人はみんな知っている「ラッキーピエロ」、
カレー、オムライス、ハンバーガーなどなど・・・。
相変わらずの豊富な種類と、圧倒されるボリューム!!
このジャンクな感じが良いんですよね~。
今、写真を見ていて、また行きたいもの(笑)
そして函館市役所で、工藤市長のインタビュー収録。
さすがに一緒にお写真は撮りませんでしたが、とても気さくな方でした。
市長室の前には、GLAYのライブ写真やギターが!!
撮っていいのかなぁ・・・って思っていたら、
職員の皆さんが「撮影、大丈夫ですよ!」と
僕たちが聞く前に言ってくれて(笑)堂々と撮らせて頂きました。
続いては、ベイエリアの赤レンガ倉庫「金森倉庫」へ。
スイーツのお店に・・・ん?海鮮丼?!
これ、全部スイーツなんです。
イクラはオレンジゼリー、ウニは栗クリーム、醤油はカラメルソース。
こういうスイーツって、時々ありますけど、ここの特徴は「ちゃんと美味しい」(笑)
こちらは、イカスミを使った製品のお店。
薄い茶色(グレー)の部分が、イカ墨なんです。これも函館ならでは。
あっという間に時間が過ぎていき、夕方に。
そこで、いよいよ夜景を見に函館山へ。
ちょっと早く着き過ぎたなぁ・・・と思ったら、ちょうど沈む夕日がきれいに!
これだけでも来て良かった、と思えますよ~。
そして、1時間ほど待つと・・・。
この絶景が目の前に・・・。
僕のスマホで撮っても、こんなにキレイに出来ました。
でも、実際に見ると、この100倍くらいきれいです(笑)
本当に素晴らしい景色は、やはり生で見るに限りますね~。
そして・・・3/19(土)、NACK5「HITS THE TOWN」での生レポート当日!!
前日の取材箇所をもう一度訪ね、取材を基にレポートします。
まずは、もちろん朝市で景気付け(笑)
この日は、海鮮丼いっちゃいました。更に・・・。
ド~ン!!ホッケのお刺身です!!!
食べたことあります?僕はもちろん初めて食べました。
白身らしい淡白さ、だけではなくて上質な油と後味のさっぱりさ。
矛盾してない?って言われそうですが(笑)とにかく、めっちゃウマかった!!
お刺身で食べられるのは、3月いっぱいなんだそうです。
北海道新幹線に開業日に乗れたら、ぜひ!!
この日は、まず五稜郭タワーと新函館北斗駅でレポート。
そして移動中の昼食は、ハセガワストアの「やきとり弁当」
これも函館の定番B級グルメ。コンビニの店内で注文を受けてから作ります。
「やきとり」って言っているのに、豚肉。・・・うん、話のネタに事欠かない(笑)
素朴な味が、病み付きになるんですよね~。
そして赤レンガ倉庫のレポートも終え、締め括りは、函館山!!
函館山ロープウェイの駅に隣接しているコミュニティーFM「FMいるか」で
なんと、飛び入り生出演!!そして、NACK5のレポートにも出て頂きました。
僕の左に写っているニックネーム「駅さん」は、パーソナリティーでもあり
ロープウェイの駅員さん。そして以前は、東武東上線で
車掌さんや駅員さんもやっていた方。鉄道好きは、繋がるんです(笑)
あっという間に5時間のレポートが終了!!
お世話になった皆さん、本当にありがとうございました!!
ここからは、プライベートタイム(笑)
他の皆さんと別れて、1人で函館から青森まで485系「白鳥」
引退前日に乗れたのはラッキーだったなぁ。
駅には撮り鉄がたくさんいたけど、意外にも車内は空いていました。
今では珍しい席間の狭さも、やたら揺れる車内も(笑)
今となっては貴重な体験でした。本当にお疲れさまでした!!
青森駅には、「白鳥」と共に引退する夜行急行「はまなす」へのメッセージボードが。
個人的には、学生時代から20回以上乗った思い出の夜行急行。
B寝台にも、自由席にも、カーペットカーにも、何回も乗りました。
青森から乗った列車が大雨に遭い、未明の函館駅で立ち往生して
そこで配られた出来立ての「鰊みがき弁当」の美味しさに感激したのも良い思い出(笑)
もう一回乗りたかったなぁ。「はまなす」、本当にお世話になりました。ありがとう!!
そんな鉄分たっぷり、3日間の函館取材でございました。
そして!!いよいよ3/26(土)北海道新幹線開業!!
この日は、大宮駅などからNACK5でレポートします!!
北海道新幹線開業直前!函館レポート①
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先週は、プロ野球開幕前・・・とは関係無く(笑)
充実した、バタバタの1週間でした。
18日(木)から20(土)まで、NACK5の取材で
北海道新幹線開業直前の函館を取材・レポートしました。
放送した順番と取材した順番がバラバラなので、
僕の行動順で時系列に・・・(笑)
もちろん、現地に向かう交通手段も飛行機ではなく鉄道で・・・当然!!
東北新幹線「はやぶさ」で新青森、そして乗り納めの「スーパー白鳥」で函館・・・
・・・の前に、北海道新幹線が北海道に入って最初の駅「木古内」へ。
駅前の「道の駅 みそぎの郷 きこない」を取材レポート。
名前の由来は、地元の若者が3日間「寒中みそぎ」を行う神事に因んで。
入り口で、みそぎ神事の紹介がされています。
そして、いよいよ函館駅へ。
函館駅自体を新幹線は通りませんが、北海道新幹線の終点・新函館北斗から
接続列車で20分。観光の拠点として、街の期待は大きいのです。
テーマソングも歌う、函館の大スターGLAYが迎えてくれます。
この日は、ここまでで1泊。
明けて18日(金)、朝はもちろん、ここから取材開始!!
函館朝市~!!以前、NACK5にプレゼントも出して頂いた
「栄屋よさこい食堂」で朝ごはん。函館と言ったらイカでしょう!!という事で
イカ刺し定食にいくらの醤油漬けを付けてもらったら・・・。
「これ、どうぞ!!」と、焼きタラバガニが出てきた~!!
注文とおまけのバランスがおかしいでしょ!?(笑)
一応言っておきますが、誰が言ってもこうなるわけではありません。
一緒に行ったプロデューサーの顔でおまけしてもらっただけ。
同行していたコーディネーターさんを含め、3人で美味しく頂きました。
もちろん、食べるのに夢中で、みんな無口になりましたとさ(笑)
お腹がいっぱいになった後は、いよいよ「新函館北斗」駅へ。
新幹線の開業を前に、新しい駅舎の中へ・・・。
新幹線の終着駅、とはいえ、このままでは
単なる在来線への「乗り換え駅」になってしまう。
そこで駅弁にも力を入れました。10種類の駅弁は、全て新作。更に・・・。
こんな感じのビュッフェスタイルで、ミニサイズのサラダや寿司を詰めて
自分だけのオリジナル駅弁を作れる「カフェスタイル」
フランスでは、既に大人気なんだそうです。
そして新幹線開業より一足早くオープンした
北斗市の観光交流センターでは、ちょっと変わったお土産が!
「ずーしーdeこんぶ」これだけじゃ、何の事だかさっぱり・・・。
まず右上のウーパールーパーみたいなキャラクターは、
北斗市の公式キャラクター「ずーしーほっきー」、つまり「ほっき寿司」です(笑)
このずーしーほっきーを、乾燥コンブで作ったんですね。
で、お味噌汁やスープにしてお湯を注ぐと、コンブが大きくなって・・・。
何でこんなもの考えたんだ?!(笑)意外な名物になるかも。
陸前高田「思民感謝祭2016」
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく 鉄道のハナシ
去年10月にMCで参加させてもらった、岩手県陸前高田市のイベント「ツールド三陸」
そのご縁で、今回また陸前高田に行く機会を頂きました。
震災から5年を前にして、陸前高田を応援しようという方に向けて行われたイベント
「りくぜんたかたウェルカムバックツアー「思民感謝祭2016」」
主催した市役所の方が「一ノ関まで車で迎えに行きましょうか?」と
言って下さったのですが、僕にとっては「着くまで」も楽しみの1つ。
東北新幹線で一ノ関まで行き、そこからは「ドラゴンレール」大船渡線。
所々、雪景色となる中を、ディーゼルカーの前かぶりを独占しながら(笑)向かいました。
気仙沼から先は、線路が津波で流された区間。
線路のあった場所を舗装して、一般車が入れない専用レーンにしたところを走る
専用のバス「BRT」で向かいます。去年3月のNACK5「三陸レポート」でも
取り上げました。でも、いつかは、またこの街に鉄道が走ってほしい・・・。
再び「思民感謝祭」。一緒にMCをしてくれたのは、高校3年生の木村美南さん。
中学生の時から、地元の災害FMでDJをしていました。
そして陸前高田市の戸羽太市長、マスコット「たかたのゆめちゃん」も一緒に。
感謝祭では、盛岡の「さんさ踊り」をはじめ
地元の郷土芸能でツアーの皆さんをおもてなし。
そして、これからの陸前高田の名物となって欲しい新メニューも紹介しました。
こちらは、採れたてのワカメを使ったしゃぶしゃぶ。
茎の部分のコリコリとした食感が最高です。
更に海の幸が続々。カキやホタテも美味しかった~。
司会をしながらも、会場のみなさんが取り分けてくれたお料理を
楽しませて頂きました。もちろん、ビールは我慢しましたけどね(笑)
こちらは、地元のお米「たかたのゆめ」を使ったパエリア。
そのまま炊く以上に、様々な調理をするのに向いているというお米で
左はカキがたっぷり入った豪華版!!あっという間に無くなりました。
大盛況のパーティーの後は、市役所の皆さんの打ち上げにも参加。
翌朝目覚めると、きれいな朝焼けが見られました。
戸羽市長が話していたのは
「0から街を作る過程を見られるのは、陸前高田しかない。
だから今の街を見て行ってください。」
その言葉通り、朝の街を歩きながら30分ほどかけてバス停に向かいました。
奇跡の一本松の周りにあったベルトコンベアー。
土地のかさあげに使う大量の土砂を、山から運び続けたコンベアーも
役割を終えて解体が始まっていました。
僕が出来ることは、また来る事。
ご縁に感謝した2日間でした。
宮崎の帰りに・・・。
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく 小笠原聖のオススメ! 鉄道のハナシ
宮崎でのキャンプ取材とレポートが一段落した夜、
楽しみにしていた再会をしました。
MRT宮崎放送の田代剛アナウンサーと瀬藤亮太アナウンサー。
田代アナは、僕のアナウンサー学校時代の仲間。
瀬藤アナは、彼がアナウンサー受験の時に少しだけアドバイスをした縁で。
それが、2人が同じ局に入った事で、キャンプの時期に
宮崎で会えるようになりました。しかも、今回は初めて3人での飲み。
2人もよく行く宮崎市内の郷土料理店「串焼きはるちゃん」で。
大将の黒木さんはプロ野球界にも精通していて、
多くの選手・監督・コーチもお知り合いなんです。
野球談義とアナウンサー談義、そして地鶏などの名物を堪能した夜。
もちろん、焼酎もたっぷり飲みました(笑)
来年も、ここでみんなで集まる事、決定!!
帰りは、飛行機のチケットを取ってもらっていたのですが・・・、
せっかくの機会なので、自費で鉄道のチケットを買って「鹿児島経由」に。
こんな切符、なかなか買わないでしょ?(笑)
まだ乗った事が無かった九州新幹線を軸に、
宮崎→「特急きりしま」→鹿児島中央→「九州新幹線さくら」→博多→「のぞみ」→東京
トータル10時間の乗継ぎ、でも全然長く感じなかったわけで・・・(笑)
初の九州新幹線は、熊本~鹿児島中央間のトンネルが想像以上に長くて、
ちょっと意外でした・・・。九州は、在来線の方が楽しいのかも(笑)
それより、博多から東京まで「のぞみ」に乗り通した事の方が良い経験だった。
僕のように全区間を乗り通す人がほとんどいないのは分かっていたけど(笑)
広島、岡山、新大阪・・・こんなに同じ列車の中で乗客が入れ代わるとは思わなかった。
多少の腰痛も苦にならないくらい、良い時間でございました。
あけましておめでとうございます!!
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皆さま、新年あけましておめでとうございます!!
今年も、どうぞよろしくお願い致します!!
今は今年の仕事初めを前に、家で箱根駅伝を楽しみながらブログを書いています。
まずは、年末年始の仕事のご報告を・・・。
2015年の仕事納めは、12月31日大晦日の
NACK5「WARMING UP MUSIC」、大野勢太郎さんのピンチヒッターを
約1年半ぶりに務めさせて頂きました。
朝6時~9時の生放送という事で、会社には午前3時前に入り、
深夜の「ラジアナ」に飛び入り出演(笑)
ラジアナの柴田聡さんと「5時ラジ」の高森浩二さんと一緒に
なぜかモノマネ対決をやらされました(笑)
「WARMING」は事故もなく無事に終了(これが一番ホッとする・・・)。
すると、続く9時からの「monaka」にも、おじゃましちゃいました。
もちろん池辺愛ちゃんと。
普段「SPO-NOW」だと、前後の番組が
別のスタジオだったり録音だったりなので、こういった「おじゃま」が
出来ないんです。だから、余計に楽しかったなぁ。
2016年は、いろんな番組に呼ばれたい(笑)
そして、年が明けて昨日(1/2)はお正月恒例の・・・。
箱根駅伝観戦。いつも、小田原から先の箱根登山鉄道が観戦客で混むので、
今回は新宿から箱根湯本までのロマンスカーを1週間前に予約。
5年以上も行っていて、何で今まで考え付かなかったのか(笑)
これまでは、箱根湯本で乗り換えて更に山を登り、
宮ノ下の温泉街で見る事が多かったのですが、今年は箱根湯本で観戦。
青山学院の「新・山の神」神野大地も、この位置で見られました。
歓声に包まれる沿道に、すぐ直後に響いた「はい、アゴ引いて!!」という声に
ビクっと緊張感が走る!!監督車から選手にゲキを飛ばす
駒沢大学の大八木監督の声でした(笑)
20分前に着いても良い位置で見られたって事は、
いつもより人が少なかったのかな・・・。
大涌谷の噴火の影響が気にかかっていたのですが、
いつもより人が少なかったような気がします。
それでも、街の皆さんの盛り上がりはすごかったですよ~。
こちらは、地元の商店が自分たちで準備して行っている駅伝速報。
こういうお店が、あちらこちらにあるんです。
沿道で見ていると、中継やスポーツニュースでは伝わらない事が
たくさんあるんですよね~。今年も、そんな側面を追って行きたいと思います。
箱根駅伝の観戦記は、きょうの番組でもお話しますよ。
このあと16時から21時まで、僕の2016年の仕事始め。
NACK5「SPO-NOW」です。
アプリ「Radikoプレミアム」を使えば、全国でお聞き頂けます。
今年も、お付き合い下さい!!
新コラボ!関東鉄アナ会議
カテゴリー:鉄道のハナシ
年末のお楽しみ!というか、一年の中でも僕自身が一番に楽しみにしている
お仕事に今年も呼んで頂きました。
京急鉄道フェア「第3回関東鉄アナ会議」
JR東日本の新幹線アナウンスで御馴染み、
元フジテレビの堺正幸アナウンサー、そして僕に加えて
今年は初めて中部からの参戦!東海ラジオの源石和輝アナウンサーと
1時間にわたるトークショーをさせて頂きました。
堺さんは3月開業の北海道新幹線の車内アナウンスを初披露!
源石さんは、これまでの鉄道グッズの中から懐かしの京急電鉄の本や
トレインシミュレーターのマスコンハンドルを、わざわざ名古屋から持参!
進行の久野知美さんに全てを任せて喋りまくった結果、今年も
想定時間より10分以上の「遅延」となりました(笑)
・・・というのはステージ上の話で、実際はステージ前に1時間、
ステージの後に1時間半、楽屋で話し続けていたんですけどね(笑)
毎年いろんな仕事をさせて頂きますが、鉄道の仕事ってやはり
僕にとっては計り知れない喜びを与えてくれますね・・・。
もちろんラジオやスポーツも好きだけど、
来年も鉄道の仕事がたくさんもらえますように(笑)。
そんな僕の仕事納めは、31日のNACK5「WARMING UP MUSIC」、
大晦日に久々、大野勢太郎さんのピンチヒッターをさせて頂きます。
慌しいところかと思いますが、良かったら聴いて下さい。
今年も1年応援して頂き、本当にありがとうございます。
来年も、よろしくお願い致します。
どうぞ、良いお年をお迎え下さい♪
今年も鉄飲み
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく 鉄道のハナシ
今年も、残り1ヶ月を切りましたね~。
仕事も年末年始に向けた予定が入り始めていますが、
今年は何故だか例年にも増して忘年会のお誘いが多い・・・。
仕事が週末に多い僕は、泣く泣くお断りする事も多いのですが
先日は、特に大事にしている忘年会に行って来ました。
「車掌DJ」 SUPER BELL’Z の野月貴弘さんをはじめ、
鉄道番組、鉄道会社、鉄道模型の会社など、つまりは「鉄」の集まり(笑)
話の内容が鉄道のマニアックな話なのは当たり前。
会場のお店も、ある路線の線路沿い。外を走る電車の音を聞いて
それも酒の肴にするという・・・(笑)ここに呼んでもらえる事が喜びなのです。
でも悩みは、楽しすぎて翌日が酷い二日酔いになる事。
今年もキツかった・・・(笑)皆さんも、飲み過ぎにはご注意を。
そういえば、僕や野月さんが今年も参加する
「京急鉄道フェア」の日程が今年も決まりました!!
僕は今年も「関東鉄アナ会議」トークショーに参加させて頂きます。
12/26(土)17時から、京急百貨店(上大岡)でお待ちしています!!
人見知りアナの鉄日記⑤(最終回)
カテゴリー:小笠原聖のふりーとーく 鉄道のハナシ
お盆休み明けの月曜日の朝8時前。さぞや列車も混んでいると思ったら
意外と空いていた。3両編成の普通列車で信濃大町へ向かう。
車両は211系。少し前まで、関東の東海道線や高崎線・宇都宮線でも
走っていた車両である。
色も変わり、編成も短くなり、ドアの横に押しボタンも付き・・・、
変わったところも多いが、シューというドアの開閉音は独特だ。
信濃大町までの約1時間。いつもなら左手に広がる北アルプスの絶景を
存分に楽しみながら行くが、外は雨。さすがに景色は楽しめない。
ロングシートの端に座って何気なく車内を見渡していたら、いつの間にか寝ていた。
信濃大町の駅前に立つと、雨は強まっていた。
仕方ない。
覚悟を決めて、折りたたみ傘を広げる。
バキッ。
えっ?!マジで?!
このタイミングで傘の骨が折れた。
広がった傘が、半分だけ力なくしぼんでゆく。
帰れって事ですか?
本気で悩む。
駅の前の屋根の下を、20分ほど行ったり来たりした。
おそらく止まっていたタクシーの運転手は、僕を怪しい人と思っただろう。
結局、売店で700円の傘を買って、お墓参り。
折り畳みの傘は無し。
荷物が増えてしまった。トホホ。
でも、ここまで来ると、自分が試されているような気がしてくる。
体の半分近くが濡れながら、20分ほど歩いてお寺に到着。
お墓の周りの剪定は、お寺の方がしてくれていました。
その事のお礼をして、お土産を渡し、大急ぎでお墓参り完了。
あまりの雨で、ろうそくも線香も出番無し。
ご先祖様、ごめんなさい。
それでも、ここまで来た事で自分を褒めたい気持ちになった。
さ~てと、ゆっくり帰りますか。
信濃大町駅に戻る。
あとは、ひたすら鈍行を乗り継いで、東京まで帰るだけである。
あっ、言い忘れましたが、2日続けて青春18きっぷ使ってます。
当然です。
時刻表で次の列車の時間を見る。
1時間10分後?!けっこう空くんですね。
そんな事調べておけよ、と思われるかもしれないが、
こういう行き当たりばったりの旅が出来るのは、贅沢だと思いませんか。
時間に追われる生活をしていると、半日でも1日でも、
こういうのんびりしたペースで生きたいのです。
その弊害として、こうやって1時間のロスも起きますが。
待合室で座って待つ。
やけに人が多い。しかも、大きなリュックを背負っている。
きっと登山客なのだろう。ここ信濃大町は、立山黒部アルペンルートの
長野側の玄関口である。駅前から黒部方面へのバスが出ているのだ。
すぐに黒部行きのバスが駅前のロータリーに入ってきた。
しかし、待合室の人は動かない。
という事は、みんな帰り客なの?
嫌な予感がした。
つまり、僕と同じ方向に帰るって事?
改めて周りを見回す。既に登山客は50人以上いる。
不安になって、駅員さんに確認する。
「次の松本行きって何両ですか?」
「え~っと、次は・・・2両ですね。」
やっぱり。
「次って、信濃大町始発じゃないですよね?」
「そうですね。南小谷から来ます。」
もっと北から登山客を乗せて来る、たった2両の列車に、
ここで50人以上が乗る。しかも、まだ1時間近く、人が溜まってくる。
なんだよぉ。
この旅で1番の嘆きです。
一瞬、長野行きのバスでここを脱出しようかと考える。
でも、バスには青春18きっぷは使えない。
別料金を払ったら、僕の負けだ。
そして、予想通り、松本までの1時間は地獄だった。
東京に住んでいて、通勤ラッシュの辛さは知っているが、
混雑率は負けていなかったと思う。
ただ、通勤と違うのは、多くの人がリュックを持っていること。
そして登山客の多くは仲間で、中には登山を終えて待ち時間に飲んでいること。
辛かった。
黙ってひたすら、運転席の後ろに立ち続けていたが、
何度酔っ払った登山客の荷物が、僕の頬にギューっと迫った事だろう。
そして、うるさい。どこにそんな力が余っているのか。
松本までの1時間が3時間に感じた。
長かった。
やっと松本に戻ってきた。
あのうるさい登山客は、きっと特急「あずさ」に乗り換えて
新宿へ向かうのだろう。僕は鈍行の旅。ここでお別れだ。
でも、こちらも余裕があるわけでは無い。30分の乗り換え時間で
昼食に立ち食いそばを食べ、お土産を買って、小淵沢行きの普通列車を待つ。
ここの駅そばは、僕は日本一だと思っている。
最近は、茹で時間3分の生そば「特上そば」もある。
お気に入りは、山菜そばや、野沢菜葉わさびそば。
塩気や辛味と、そばが実に合う。
でも、今日は違う気分で、と鴨そばを注文。
初めて食べてみたが・・・思ったほどの感動は無し。
次回からは、いつもの山菜そばにしよう。
きっと、さっきの列車の中で僕のセンサーが壊れたのだ。
瞬時にそばの種類を選ぶセンサー。
今まで外れた事は無かったのに。
どうでも良い事を考えながら、小淵沢行きに乗り込む。
あれっ?見覚えのある大きなリュックサック。
そして聞き覚えのある笑い声。
ウソでしょ?
慌てて、隣りの車両へ。
さっきの登山客は、同じ列車に乗り継いでいた。
まさか。
青春18きっぷで登山?!
どれだけ元気なんだ。
そもそも、意味が分からない。
そこまで、こっちのテリトリーに侵入されるのは困る。
ただ救いだったのは、列車の両数が3両あったこと。
そして、人の数も半分ほどに減っていたこと。
僕も隣りの車両へ移って、座ることが出来た。
ほっとしたのか、すぐに寝てしまった。
約24時間ぶりの小淵沢で乗り換え。
あとは、高尾行きの普通列車に乗る。
終点まで行けば、ゴールは目前だ。
雨が降るホームに、折り返しの列車が入ってきた。
中からドッと人が降りる。
みんなリュックを持っている。
日本人の登山人口って、すごいんですね。
この列車は東京方面から来たので、これから登山に向かう人たちだ。
足早に小海線に乗り換えて行った。
ここからの普通列車は6両編成。
ようやく、ゆったりと席を確保できるようになった。
そういえば、あのうるさい人たちの姿は無い。
どこかで降りたのか。
雨の影響か、少し列車が遅れて着いたようで、
すぐに乗務員が交代して、出発をしようとしている。
おもむろに、すぐ上の網棚を見ると、ピンクのDバックが置いてある。
おそらく、ここまで来る時に乗っていた人が忘れたのだろう。
一瞬考えて、車掌室に向かう。
ここで降ろさなかったら、列車は再び東京方面に戻るのだ。
今だったら、落とし主は、まだ駅にいるかもしれない。
車掌室のドアをコンコンとたたく。落し物があるんですけど、と伝えると
中年の車掌さんは「え~?はいはい、分かりました。後でね・・・。」
不機嫌そうだった。
凹んだ。
相手の気持ちも分かる。車掌さんとしては、遅れている列車を早く出発させたい。
そこに乗客が来た。対応したせいで、30秒くらいはロスしただろう。
でも、こちらにも、こちらなりの考えがあっての行動だった。
僕の向かいに座っている男性は、黙ってこっちを見ている。
あの人、何でさっき後ろの方へ行ったんだろう・・・という目をしている。
出来る事なら、説明したい。
こんな事があって、今僕は凹んでいるんだ、と。
そんな事を知らない男性は、ビニール袋の中から小さなボトルを取り出した。
一緒に出した小さなプラスチックのコップに注いで、ちびちび飲んでいる。
ワインだ。
しかもロングシートの端にある手すりの隙間に、コップを上手く置いて、
つまみのチーズを食べている。
プロだ。
間違い無い。
青春18きっぷのプロだ。
僕はすっかり感心してしまった。
青春18きっぷを使って中央本線を旅する答えを、
今目の前で教えられたような気がした。
あ~、出来るなら松本駅に戻ってやり直したい。
そんな事を気付かせてくれた、目の前の人に感謝したい気持ちだった。
結局、列車は落し物を乗せたまま、小淵沢を出た。
1つ目の駅を出たところで、さっきの車掌さんがやってきた。
僕が網棚の上を指差すと、
「あ~、これね。誰も言って来なかったら、甲府で降ろしますから。
多いんですよね~。この時期、大きな荷物を置いたまま乗り換えちゃう人。
いや~、助かりました。ありがとうございます!!」
車掌さんは、さっきと別人のような笑顔で車掌室へと戻って行った。
良かった。
僕の行動は間違いでは無かった。
間違っていない事は分かっていたけど、やっと落ち着けた。
車掌さんも忙しかったのだ。
そんな中で、温かく対応してくれてありがとう。
目の前の男性も「そうだったのか」という表情で、2杯目のワインを注いでいる。
全てが解決した気がした。
誰にも気付かれずに、勝手にしていた葛藤が納まった気がした。
外は雨が降り続いている。
急に睡魔が襲ってきた。我慢なんてしない。
ワインを飲んでいるつもりになって、僕は揺れの中で眠りについた。【おわり】