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小笠原 聖

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小笠原聖のふりーとーく

伊豆高原荘 満喫の旅(後編)

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前編の続きです。伊豆高原の食やレジャーを楽しんだ後は、

いよいよ旅の目的地「中央区立 伊豆高原荘」へ。

伊豆高原駅から無料の送迎バスが出ていて、この日も

バスを利用して来ている宿泊者の方にたくさんお会いしました。

 

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敷地の中には、広い庭が。池にはたくさんの鯉も泳いでいて

自由に散策する事ができます。

国立公園法に基づく特別地域にあるために

建物や庭園は、自然環境を損なわないように配慮されているんです。

 

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そして、ここに来たらぜひ見てもらいたい場所が屋上!!

建物の3階にあたる部分なんですが、驚くほどの景色が楽しめます。

 

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正面に見えるのは、「天城越え〜♪」で有名な天城連山。

右には、先ほど登った大室山。

そして、左手には相模湾が一望できる、まさに穴場!!

天然温泉のお風呂からも、大室山を見ることが出来ます。

 

そんな伊豆高原荘は、平成20年にリニューアルされた建物。

館内は清潔感にあふれています。

 

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また、館内全体がバリアフリー設計になっているのも、大きな特徴の一つ。

階段の横にスロープ、エレベーターなんていうのはもちろんのこと、

廊下の全てに手すりが付き、車いすのまま利用できるお部屋まであるんです。

この徹底ぶりには、感動すら覚えました・・・。

利用者の中にはご年配の方も多いのですが、そういった中で

3日の連泊をしたり、リピーターになったりする人も多いんだとか。納得です!!

お部屋は和室の他に、ベットのある和洋室もありますよ。

 

そして、リピーターが増え続ける理由の一番は、このお料理!!

こちらでは通常、1泊2食付きで5200円と、驚きの安さなんですが

オススメは2000円程度プラスした、期間限定メニューの「秋 満喫コース」

 

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地魚のお刺身盛り合わせはもちろん、海の幸・山の幸がふんだんに盛り込まれています。

普通、これだけの豪華さだったら、1万円は軽く行くはず。まさに「激安」です!!

 

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中でも一番のお気に入りは、地元「伊豆牛」を使った朴葉味噌焼き。

香ばしい甘さと、やわらか〜いお肉が絶品!!しかもマツタケまで・・・。

一緒に行ったスタッフさんも、大感動のメニューでした。

 

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さらに追加料金を払えば、こんな「サザエの壺焼き」も味わえます。

磯の香りと、独特の苦みでお酒が進むこと間違いなし(笑)

 

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朝食は和洋食のバイキング。オススメは、やっぱり伊豆に来たら「アジのひらき」

そして、直営農場の無農薬野菜を使ったサラダ。

 

とにかく、満足度・お得度100%ですので、ぜひ利用してみて下さい。

 

・・・と、ここで番外編。番組の中には出てきませんが、

帰りは伊豆急の「リゾート21」に乗る事ができました。

 

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ブルーリボン賞も受賞し、長年にわたって伊豆のリゾート列車として活躍しています。

車体の山側半分は「海」を意識した青、

反対に海側半分は「山」を意識した赤のラインが入っています。

僕も小学生の頃に写真を撮りに行ったのですが、その時は熱海駅までで(笑)

結局乗れなかったんです。今回は20年来の念願叶って乗車!!

 

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乗ったのは月曜日の昼間。そんなに混んではいないだろうと思ったら・・・満員でした(笑)

さすがは観光地の伊豆。しかも、リゾート21は普通列車なので

特急料金を払わなくてもOK。それを知って利用する人も多いのかも知れません。

それならばと、歩いて車内を探検。まずは、先頭車両の展望室。

ここも自由席です。運転席が座席より下にあるため、前がよく見えるってわけです。

 

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さらに、普通車の海側のシートは、一部が横向きになっています。

座れば、そのままの角度で海を一望できます。

伊豆の観光にはオススメの列車。土日や祝日には

東京から特急「リゾート踊り子」としても運転するので、チェックしてみては!?

 

・・・と、最後は鉄道ネタに移行しちゃいましたが(笑)

伊豆高原荘の方には、本当によくして頂きました。ありがとうございました!!

サービスの良さは、僕が保証します!!

そして、この旅の模様は東京ベイネットワーク(Bayネット)で

今月の毎週土曜日に放送します。

見られない地域の方は、明後日(10月4日)から

中央区のホームページで動画が見られますので、ぜひチェックしてみて下さい。

伊豆高原荘 満喫の旅(前編)

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慌ただしい日々の間で、ちょっと「おいしい仕事」をしてきました。

むしろ、仕事と言ったら怒られそうな良い思いをしたロケ。

 

選挙特番や中央区の広報番組でお世話になっている

東京ベイネットワークさんで、旅のリポーターをさせてもらったんです。

今日から10月いっぱい、毎週土曜日に放送する中央区広報番組

「中央区立 伊豆高原荘 満喫の旅」です。

 

旅のスタートは伊豆急の伊豆高原駅。

東京から直通の特急「スーパービュー踊り子」「踊り子」で約2時間です。

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まるで博物館のような建物の伊豆高原駅から、最初に向かったのは

標高580メートルの大室山。

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目の前が、人気のシャボテン公園。

バス停のすぐ前から、リフトを使って頂上へ。

 

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すごいでしょ!?この絶景。地上からたった5分で、この見晴らし!!

遠くには伊豆大島、さらに反対を向けば富士山だって見えちゃいます。

 

また頂上は歩いて一周できるのですが、その真ん中のエリアには

なぜかアーチェリー場があって、屋上の売店で道具を貸してくれます。

僕も時間があったらやってみたかった(笑)

周辺の山と海、そして空の広さを感じる事ができるオススメスポットです。

 

続いてはお昼ごはん。

地元で人気の、うどん専門店「あいだ」を訪ねました。

 

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うどん屋さんというよりは、フレンチのお店という感じですよね?

お料理は、もっとビックリの内容。

 

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ご主人のアイデアから生まれた創作うどんを中心にしたコース料理です。

和洋中の全部のエッセンスが入ったメニュー。

中でも、メインのうどんは絶品。

うどんの左上に写っているお皿は、一品料理ではありません。薬味なんです!!

見た目にもこだわった、驚きのコースでした。

 

お腹がいっぱいになったら、次は遊び!!

 

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静かな別荘地の中に突然現れる、万華鏡の美術館

「アトリエ・ロッキー万華鏡館」です。

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入口の横には、昔の下町のような風景が。これ、ぜんぶ万華鏡なんです。

 

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中には、自分で顔を入れる、こんな万華鏡も。

反対側から写真を撮れるシステムなんですが、

撮ってもらっている時は、どんな画になっているのか本人には分かりません(笑)

そして、究極はこれ!!

 

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巨大万華鏡、その名も「スペースウォーク」

オイルタイプの横置きでは、世界最大なんだそうです。

中に入ってみると、宇宙空間に浮いているような感覚になります。

親切な館長さんが、説明をしてくれて写真まで撮ってくれました。

 

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お土産には、万華鏡作り体験がオススメです。

左側のオイルを入れる部分に、自分で好きなアクセサリーを入れます。

最後に館長さんがオイルを入れてくれて、世界に一つの万華鏡が完成!!

光を当てながら見ると、よりキラキラしてきれいですよ。

30分足らずで出来るので、ぜひやってみて下さい!!

 

・・・と、ここまで書きましたが、まだ旅の半分。

肝心の伊豆高原荘が出てきていませんが(笑)、そちらはブログの後半でたっぷりと。

ロッテCS進出決定!

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お久しぶりです。

この1週間ほど仕事が慌ただしくて、久しぶりにパソコンを開いています。

その中身は徐々に書いていくとして・・・。

まずは、千葉ロッテマリーンズ、CS進出おめでとうございます!!

 

昨日までの3戦は、本当にプレッシャーのかかる試合でした。

僕もマリンに行けないもどかしさと戦いながら(笑)

仕事場で戦況をチェックしていました。

 

思えば、今年は苦しいシーズンでしたね。

スタートダッシュには成功しましたが、主力選手のケガあり

打順の入れ替えあり・・・一時はAクラスも絶望視されましたが

まさか、こんな劇的な結末が待っているとは・・・。

 

マリンでCSが見られないのは残念ですが、

こうなったら日本シリーズに出てもらって、マリンに戻ってきてもらうしか無いですね。

今年は、まだまだ野球が楽しめそうです。

山崎いさおさん舞台@高円寺

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ちょっとご無沙汰してしまいました。

このところメールを出来なかった理由としては、

?野球実況が落ち着いた割には慌ただしかった

?慌ただしかった割には、デジカメで撮るネタが少なかった。

?そもそも、デジカメが壊ていて使えなかった(笑)

まあ、?が一番大きい理由だったんですけど・・・。

そんなわけで、デジカメを新しく買っちゃいました。

今のデジカメって、2万円以下でも本当に種類も豊富で

いろんな機能が付いた物があるんですね〜。感心しちゃいました(笑)

 

そんな事は置いておいて、昨晩は仕事の後、高円寺に行ってきました。

事務所の先輩、山崎いさおさんが出演中の舞台です。

 

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7年前の作品の再演「ロマンチックボーイ〜僕の本当2010〜」

 

山崎さんが「自分自身の役者人生の中でも5本の指に入るほど大好きな作品」と

案内をくれた、今回の舞台。現代を生き抜いている自分たちの

表面的な顔とは違う、誰にでもある「本音」を見事に描いた作品でした。

 

人間味があって、その中にメルヘンチックな部分もあって、それでいてコミカルで・・・。

それでいて、最後には静かな感動の波が押し寄せる、素敵な作品でした。

まさに、今の時代にぴったり。

あす・26日まで高円寺駅南口の「明石スタジオ」(03−3316−0400)で上演されています。

最終日の26日は15時から。オススメです。

中村計「甲子園が割れた日〜松井秀喜5連続敬遠の真実〜」

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初めての夏の甲子園を見に行き、その興奮覚めやらぬうちに見付けた本。

 

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今もメジャーで活躍する松井秀喜選手が

石川・星陵高校3年で出場した夏の甲子園。

その2回戦で対戦した高知・明徳義塾から5打席全てで敬遠された事は、

当時の僕には『事件』にさえ写った。

明徳義塾の監督や選手に対する批判が起き、

当時の僕もそれに似たような感情を持った記憶がある。

 

では、その当事者たちは、どのような気持ちであの場面を迎えていたのか。

文中からは、当時報道されていたコメントのうち、

本意で無かったものが多くあった事が感じ取れる。

たぶん、その試合の記憶がある人ほど『えっ、そうだったの?』と言いたくなる証言だろう。

 

それらについて、本当に丁寧な取材がなされている。

取材対象の説明、取材が実現するまでの経緯。

本編である当人へのインタビュー、さらにはその言葉を

周りの人達や同じ立場の人にもぶつけ多角的に検証する。

両校の選手や監督、そのライバルたち、そして放送の現場で試合を見ていた人たちの証言も。

 

その証言内容は、とても自然に感じる。

正直に、思っていた以上でも以下でも無い、ありのままの言葉を集めたドキュメンタリー。

読んだ人によっては『期待した答えと違う』となるかもしれない。だからこそ、伝わる気がする。

 

その中で、何人かの証言に通ずるのは『野球観』とは別の『高校野球観』。

つまり『勝たなければいけない戦いなのだから敬遠も当然』という考えと、

『選手のこれからの事を考えたら勝負させるべき』という考え。

 

それぞれの考えには説得力がある。

それは自身が信念に基づいて実行し、結果を残してきたことにも繋がっているだろう。

 

読んでいけばいくほど、一つの試合の背景にこんなドラマがあるのかと思う。

派手なドラマでは無いが、その場に関わったひとりひとりにドラマがあるのだと分かった。

読む者を引き込む文章の力は、山際淳司さんの『江夏の21球』を思い起こさせた。

「戦力外通告〜諦めない男たち編〜」

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このタイトルを見て、ピンと来た方も多いはず。

TBSで放送しているドキュメンタリー番組『バース・デイ』の本です。

 

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昨日、野村克也さんの本をあっという間に読み、

これも一気に読んじゃいそうだなぁと思っていたら、

案の定3時間で読み切っちゃいました(笑)

だからと言って、決して中身が軽い本というわけではありません。

 

むしろ、登場するほとんどの選手の現役時代を知っていて、

その選手が再起を賭けて受けたトライアウトの事を思い出すから

無我夢中で読んだ、という感じ。

 

番組では、どうしても当事者の表情や言葉に

意識が集中してしまいがちになります。

でも、本という形で改めて追ってみると、

出てくる選手の『決断』を冷静に(客観的に)見る事が出来ます。

 

テレビの時に感じた『あの〇〇選手が』というだけではなく、

『自分が同じ立場だったらどうするだろう』

といった多角的な捉え方も出来るのです。

 

そういう事まで意識しているのでしょう。

文章は当事者だけてなく周りの人、

しかもテレビに登場するような『当事者の家族』以外の人の証言も多く紹介し、

時にはその誰かが大きな影響を及ぼしたキーマンである事も紹介しています。

野球が好きな人に限らず、共感出来る部分の多い本なんじゃないかな。

ゴルフ練習2回目!

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約一ヶ月ぶり、二回目のゴルフ練習。

家の近くにあって、ずっと気になっていた

『ロッテ葛西ゴルフ』に行ってきました。

 

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クラブを振る向こうには、夕日を浴びて走る京葉線と、

陽が落ちて電飾がキレイに浮かび上がる葛西臨海公園の観覧車。

そんなロケーションで2時間近くみっちり教えてもらい、

2回目で少しずつ上にボールが打てるようになりました。

良い感触で打てた時の気分は格別ですね!!

早くうまくなりたいです・・・。

野村克也「エースの品格」

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ご存知、ノムさんの著書。

「エース」という言葉に興味を持って買ったら、

それより強く語られていたのは、むしろ野球選手としての「品格」論。

 

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そして、「チームのために何が出来るか」を考えられる選手こそが

中心となりえることを、接してきた多くの選手とのエピソードを基に綴っている。

 

厳しい言葉の中に、ノムさん流の「人情」野球も見えてくる。

そして、この本が刊行されたのが楽天監督在任中の

2008年5月だという事を頭に入れると、より興味深い。

 

登場する名投手たちの名前に胸躍り、読み進めていくうちに

いつの間にか、自分の周りの人間関係のヒントが見えてくるかも。

であいこい

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けさのテレ玉、「週刊彩の国ニュース」では、

西野七海さんが、着物で楽しむ川越をリポートしました。

 

そのロケで僕にお土産を買ってきてくれました。それが、これ。

 

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川越氷川神社の『であいこい』お守り。

川越氷川神社と言えば、縁結びのご利益があると噂になっている神社。

事務所の先輩でもある西野さんが、独り身の僕を心配して(笑)

わざわざお守りに祈祷までしてもらったとのこと。

 

ちなみに『であいこい』の『であい』とは、人はもちろん

仕事など様々な意味での『であい』に縁があるように、という意味なんだそうです。

大切にさせて頂きますっ!!

「らくご×情熱大陸」

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生放送を終えて大急ぎで駆け込んだ、赤坂ACTシアター。

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まず、演出からして面白い♪

場内アナウンスは、『情熱大陸』のナレーター・窪田等さん。

 

そして開演前のスクリーンに流れるタイトル映像には、2分に1回くらい

立川談志師匠が雲に乗って『あ〜』と言いながら現れては消える(笑)

 

そしてオープニングは葉加瀬太郎さんが

『情熱大陸』のオープニングテーマを演奏してスタート。

 

終わると同時に、林家正蔵師匠が出た時の情熱大陸のダイジェスト映像が流れ

『あれから6年・・・』というシブイナレーションと共に、正蔵師匠の出囃子へ。

 

久しぶりに聞けた『子別れ』

人情もの、特に無邪気な子供と健気なおっかさんがウマイ正蔵師匠の『子別れ』は

本当に泣けます。

 

休憩の後は、同様のダイジェスト映像から葉加瀬さんコンサートステージ。

エンディングテーマの『エトピリカ』をはじめ、

クラシックあり懐メロありのバラエティに富んだラインナップ。

生で聞いたのは初めてでしたが、元気をもらえる演奏ですね。

 

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その余韻のままに、トリは立川志の輔師匠。

葉加瀬さんのリクエストという、お馴染みの新作『みどりの窓口』

 

次々に現れるメチャクチャな利用客に場内大爆笑!

落語をあまり聞かないお客さんも多かったようなので、驚いたんじゃないかな。

でも何故この話をと思ったら、サゲの直後に

『そうだ、京都へ行こう』の文字と共に(笑)

葉加瀬さんがあのCMの曲を弾いてフィナーレ。

 

練り上げられた、上質なエンターテイメントを堪能しました。

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