伊豆高原荘 満喫の旅(後編)
2010年10月02日
前編の続きです。伊豆高原の食やレジャーを楽しんだ後は、
いよいよ旅の目的地「中央区立 伊豆高原荘」へ。
伊豆高原駅から無料の送迎バスが出ていて、この日も
バスを利用して来ている宿泊者の方にたくさんお会いしました。
敷地の中には、広い庭が。池にはたくさんの鯉も泳いでいて
自由に散策する事ができます。
国立公園法に基づく特別地域にあるために
建物や庭園は、自然環境を損なわないように配慮されているんです。
そして、ここに来たらぜひ見てもらいたい場所が屋上!!
建物の3階にあたる部分なんですが、驚くほどの景色が楽しめます。
正面に見えるのは、「天城越え〜♪」で有名な天城連山。
右には、先ほど登った大室山。
そして、左手には相模湾が一望できる、まさに穴場!!
天然温泉のお風呂からも、大室山を見ることが出来ます。
そんな伊豆高原荘は、平成20年にリニューアルされた建物。
館内は清潔感にあふれています。
また、館内全体がバリアフリー設計になっているのも、大きな特徴の一つ。
階段の横にスロープ、エレベーターなんていうのはもちろんのこと、
廊下の全てに手すりが付き、車いすのまま利用できるお部屋まであるんです。
この徹底ぶりには、感動すら覚えました・・・。
利用者の中にはご年配の方も多いのですが、そういった中で
3日の連泊をしたり、リピーターになったりする人も多いんだとか。納得です!!
お部屋は和室の他に、ベットのある和洋室もありますよ。
そして、リピーターが増え続ける理由の一番は、このお料理!!
こちらでは通常、1泊2食付きで5200円と、驚きの安さなんですが
オススメは2000円程度プラスした、期間限定メニューの「秋 満喫コース」
地魚のお刺身盛り合わせはもちろん、海の幸・山の幸がふんだんに盛り込まれています。
普通、これだけの豪華さだったら、1万円は軽く行くはず。まさに「激安」です!!
中でも一番のお気に入りは、地元「伊豆牛」を使った朴葉味噌焼き。
香ばしい甘さと、やわらか〜いお肉が絶品!!しかもマツタケまで・・・。
一緒に行ったスタッフさんも、大感動のメニューでした。
さらに追加料金を払えば、こんな「サザエの壺焼き」も味わえます。
磯の香りと、独特の苦みでお酒が進むこと間違いなし(笑)
朝食は和洋食のバイキング。オススメは、やっぱり伊豆に来たら「アジのひらき」
そして、直営農場の無農薬野菜を使ったサラダ。
とにかく、満足度・お得度100%ですので、ぜひ利用してみて下さい。
・・・と、ここで番外編。番組の中には出てきませんが、
帰りは伊豆急の「リゾート21」に乗る事ができました。
ブルーリボン賞も受賞し、長年にわたって伊豆のリゾート列車として活躍しています。
車体の山側半分は「海」を意識した青、
反対に海側半分は「山」を意識した赤のラインが入っています。
僕も小学生の頃に写真を撮りに行ったのですが、その時は熱海駅までで(笑)
結局乗れなかったんです。今回は20年来の念願叶って乗車!!
乗ったのは月曜日の昼間。そんなに混んではいないだろうと思ったら・・・満員でした(笑)
さすがは観光地の伊豆。しかも、リゾート21は普通列車なので
特急料金を払わなくてもOK。それを知って利用する人も多いのかも知れません。
それならばと、歩いて車内を探検。まずは、先頭車両の展望室。
ここも自由席です。運転席が座席より下にあるため、前がよく見えるってわけです。
さらに、普通車の海側のシートは、一部が横向きになっています。
座れば、そのままの角度で海を一望できます。
伊豆の観光にはオススメの列車。土日や祝日には
東京から特急「リゾート踊り子」としても運転するので、チェックしてみては!?
・・・と、最後は鉄道ネタに移行しちゃいましたが(笑)
伊豆高原荘の方には、本当によくして頂きました。ありがとうございました!!
サービスの良さは、僕が保証します!!
そして、この旅の模様は東京ベイネットワーク(Bayネット)で
今月の毎週土曜日に放送します。
見られない地域の方は、明後日(10月4日)から
中央区のホームページで動画が見られますので、ぜひチェックしてみて下さい。