小笠原聖のふりーとーく
「0系」を追って広島へ?
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きのうは10月14日「鉄道の日」でした。
日本で初めての鉄道が走った日なのですが、
さいたまの「鉄道博物館」の開館1周年という、記念すべき日でもありました。
そんな特別な日に、あなたは、鉄道に関するどんな事をしましたか?
えっ?何もしてない??(笑)僕は鉄道の日に相応しい事をしてきましたよ。
もし、「そんな事を言っておいて、今日になって気付いたので
書いたんじゃないの?」なんて言う人は・・・図星なので無視します(笑)
とにかく、そんな鉄道の日。日帰りの旅に行って参りました。
日帰りといっても関東近郊ではありません。広島です(笑)。
目的は、来月いっぱいで引退する、新幹線「0系」
0系って何?という方は「初代の新幹線」というと分かりやすいかもしれません。
相次ぐスピード化の波の中で、活躍の場が大阪より西に限られている0系。
そして、ついに11月末で引退する事になったのです。
まだ、引退まで1ヶ月半もあるのですが、人の多い週末に行くのも・・・という思いから
今のうちに行っておこう!!となったんです。
前置きが長くなりましたが、そんな決意から
前日に急に広島行きを決めて(笑)昨日の朝4時起床。
5時半過ぎの東京駅から「弾丸ツアー」のスタート。
まずは、「のぞみ1号」で岡山へ向かいます。

何故こんな早朝かなのかというと、目的の0系を使った新幹線が、
1日に上下4本ずつしかなく、そのうち、
大阪から博多方面に向かうのは2本が早朝なのです。
そこで、東京発朝イチの新幹線で”追いかける”ことにしました。
この「のぞみ1号」に使われているのは、最新型の新幹線、N700系。

前にも、このHPでちょこっとご紹介しましたが、
「最新の新幹線」に乗って「初代新幹線」を目指す、というのも
なかなか良い!!気分が盛り上がります。

出発時の車内はこんな感じ。N700系は、普通車でも、
このようにシートがゆったりめに出来てます・・・って分かりにくいか(笑)
分かりやすくいうと、通路側の人が寝ていても、
同じ列の窓側の人がぶつからずに通路に出られる感じ・・・。

しかも、各列の窓側にはACアダプターが付いています。
東海道・山陽新幹線はビジネスマンの利用が大変多いので、
車内でパソコンを使う人も多いんです。それを考慮しての、この設備。
僕も仕事でパソコンを使うようになって、そのありがたみを
実感する事がよくあります。

そして、もう一つの大きな特徴は、この車内の電光掲示板。
ちょっとデカ過ぎない??というくらいの大きさです(笑)
これだと、車両の一番後ろからでも見られますし、
お年寄りの方にも嬉しいですよね。
そんな設備の数々を・・・・・全く使うことなく
広島まで爆睡で向かったのでした(笑)
いや、実は前の日に飲んでたんですよ。ちょっと遅くまで。
そんな体には、岡山までの「3時間12分」が
ただの「12分」に感じました、いやほんとに。
・・・というわけで、第1章はここまで。
まだ肝心の0系が登場していませんが(笑)
このシリーズ、10回くらいに分かれるかもしれませんが、
退屈しないで見てもらえるように、頑張って書きます!!
花之江の郷
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きのうの「朝生とちぎ」で放送した
「聖が行く!栃木の景勝 絵日記の旅」では
都賀町の「花之江の郷」をご紹介しました。
ここでは広〜い敷地内で、四季折々の花々が
楽しめるんですが、この日の主役は彼岸花。
雨上がりだったんですが、かえって紅色が映えて
燃えるような赤、でした。

そして、彼岸花と並んで目にとまったのがコスモス。
赤とピンクのコントラストは、まさに芸術品です!!

目でたっぷり楽しんだ後は、こちらのお楽しみ!!
レストランで食べられる「野遊び御膳」です。
おそば・天ぷら・栗おこわ・煮物などなど、ボリュームも味も大満足!!
特に天ぷらには、僕の大好物の「みょうが」が入っていて、思わず
他のスタッフの分ももらっちゃいました(笑)

そして、お食事のお供には「しそジュース」
さわやかな甘さとしその香りが良いバランスです。

そういえば、今までこのブログで、僕の書いた絵日記をご紹介した事が
無かったですね・・・決して自慢できる出来ではありませんが・・・。

これでも、コーナーが始まってからは
だいぶ上達したと思います。だって、小学校の時の美術の成績は
5段階評価で「3」以上を取った記憶は無いですから(笑)
それでも、このコーナーのおかげで、少しずつ絵が好きになってきました。
手帳いろいろ
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先日の「彩の国ニュース」で埼玉へ行った時に、来年用の手帳を買いました。
僕のお気に入りは、昨年から使っている「ほぼ日手帳」
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」がプロデュースし、
毎年少しずつ内容が進化する手帳。
昨年買ったばかりで、まだまだきれいなので、今年は
中身の部分だけを買いました。この手帳には、書き込む部分の他に
「その日の一言」のような感じで、毎日のページに著名人の「ことば」が
書かれていて、手帳なのに「読む」楽しさもあります。

この手帳を持ってスタジオに行ったら、出演者同士で手帳の話題に・・・。
そこで、他の皆さんの手帳をちょっと見せてもらいました。
まずは、番組パートナーの西野七海さん。

もう3年も使っている、というお気に入りの手帳だそうです。
しかも、財布とお揃い。おしゃれですね〜。僕はセンスが全くないので、
「なるほど〜」と繰り返しておりました(笑)
続いては、この日のリポーター・パワフルコンビーフの2人。
まず、兼重くんは・・・?

これ・・・分かります?なんと、自分のパソコンで
1ヶ月分のスケジュール帳を作成し、1枚の紙に印刷!!
それをクリアファイルに入れて持っているのです。
確かに手帳を持つより軽い・・・とはいえ、手間がかかりそう。
何より、こんなスケジュール帳を作っている事に
関心します・・・僕は絶対に無理だなぁ。
はい、最後はパワフルコンビーフのコウタくん。

この小さいノート。まるで、小学生の雑誌の付録に付いているノートみたい
・・・と思ったら、その通りでした(笑)。
しかも、これで半年分なんだそうです。
中には「おともだちの誕生日」を書くページがあって、
そこに「あげたプレゼント」を書く欄も付いていました。
小学生らしくてかわいらしいですね〜。
ところで、コウタくん、これで用は足りているのかなぁ・・・。
今回は完全に「オチ」として紹介させてもらいました(笑)
手帳といっても、こんなに個性が出るものなんですね。
買いました!!
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先日のブログでご紹介した古今亭菊乃丞師匠。
その菊乃丞師匠が登場するこの雑誌を
ついに買ってきました!!
しかも、普通の本屋さんで、じゃないですよ〜。
落語の本だけに、浅草の仲見世の本屋さんで買いました(笑)
まあ、全国で買えるんですけど、それでも宇都宮の本屋さんで聞いたら
2軒ほど「ごめんなさい!!売り切れなんです」と言われまして。
人気あるんですね〜。

DeAGOSTINIの「落語百選 DVDコレクション」です。
この「DeAGOSTINI」って、CMではよく見ますよね。
「週刊〜コレクション 創刊号は特別価格〜円」でお馴染み。
僕も記念すべき、「初 DeAGOSTINI」(笑)。中を見ると・・・。

いや〜、なかなか立派なつくりですな〜。DVDには2つの噺が
収められていて、冊子の部分では「演目の解説」や「噺家列伝」
それに落語の歴史教科書のようなページもあって、読み応えありそう。
・・・というわけで、今度ゆっくり見ようっと。本当は今から見たいんですが、
今週は土曜・日曜と2日続けて、TOKYO FMの泊まり勤務があるんです。
ちょっと体力勝負になるので、読めるのは明後日かなぁ。
バースデー高座
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久々に寄席に行ってきました!!
きょう10月7日は、以前から仕事を含めてお世話になっている
古今亭菊乃丞師匠の誕生日。そして、ちょうどこの時期、
師匠が池袋演芸場の上席(1〜10日)で主任(とり)を務める、との
案内をもらったので、行ってきたんです。
師匠はお忙しいにも関わらず、ご自分が主任を務める時は
必ずお便りを下さいます。こうやって、ごひいき筋の方に連絡をしながら、
というのは本当に骨の折れる作業だと思います。
おかげで、僕はいつも師匠の高座を逃さず楽しむ事が出来るんですね〜。

ちなみに今日のお話はホロっと来るような人情噺。
こういうお話は、寄席のように1人の持ち時間が短いときには
なかなか出来ないのですが、池袋演芸場の場合は
出演人数を少なくして1人の持ち時間をたっぷり取った番組も
用意されているので、長い噺も楽しめます。
ちなみに今日の師匠の時間は30分ちょっとくらい。

この池袋演芸場は、池袋駅から徒歩3分程の場所にあるのですが
繁華街の一角にあるその場所は、都会の真ん中とは思えないほど、
ひっそりとしています。しかも、寄席があるのはビルの地下2階。
だから、噺家さん達も「落語を見ようという意思の強い人が多い」と
話すのが池袋演芸場。落語に興味を持った方は、
浅草・鈴本・末広と、ぜひ行き比べてみては・・・?

ダンスってかっこいい!!
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今日は夕方から渋谷のライブハウスに行ってきました。
・・・と書いてはみたもの、渋谷のライブハウスに行くなんて、
人生で3回目くらい(笑)。もちろん、明確な目的があって行ってきました。
テレビ埼玉の「週刊彩の国ニュース」でレポーターを担当してくれている
櫻崎歩さんの舞台を見に行ってきたんです。

そのライブは、櫻崎さんを含む3人によるダンスのステージ。
ダンスのライブってどんな感じなんだろう?と思いながら
見に行ったんですが・・・一言で言うと、「カッコイイ」ライブでした。
舞台は、それぞれのメンバーが「日常生活の中から、
自分の必要とする物を身につける旅に出る」というストーリー仕立てで、
衣装も含めたコミカルな演出も随所に盛り込まれていました。
そうかと思うと、激しいヒップホップダンスの競演もあり、
見ていてどんどん惹きつけられるものがありました。
もう気分はアメリカのライブハウス!!という感じで
2時間のステージがあっという間に過ぎていきました。
同じ番組で仕事をしている人がステージに立っているのを見ていて
ある公演を思い出しました。それは、数年前に見た
古舘伊知郎さんの「トーキングブルース」
櫻崎さんはダンス、古舘さんはトーク、という違いはあれど、
ステージ上で自分自身をいっぱいに使って表現するステージは
自分の経験した世界じゃ無いだけに、憧れの世界なんです。
僕の場合、テレビやラジオの仕事が中心で、
舞台に立つ事があったとしても、それは司会といういわば「引き立て役」。
それが、「表現者」として舞台に立ち、お客さんを喜ばせる事が出来るまでには
相当な稽古があったんだろうなあ・・・本当に素晴らしいと思います。
僕も頑張ろう!!と思えた1日でした。
マリン最終戦
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昨日は、マリンスタジアムで今シーズンのロッテの公式戦最終戦が
行われました。本当は、こんなに早くシーズンを終えるはずじゃ
なかったのに・・・クライマックスシリーズに、あと一歩・・・いや、
あと半歩届かず、この日を迎えました。
そんなわけで、この日は試合前にベンチで球団の皆さんや他社の方に
今シーズンのご挨拶。そして、ライトスタンドの応援席へ。

気がつけば、今シーズンは最終戦にして初の外野スタンド。
というのも、中継でマリンに行くのが多かった事と
それ以外も内野自由席で見る事が多かったんですよ。
「よ〜し、その分も今日は騒ぎまくって飲みまくるぞ〜!!」と、
朝の栃木での生放送が終わってから、東京へ向かう電車の中で爆睡。
準備も満タンでマリンに着くと・・・あれ?さ、寒い(笑)
ビールというより、完全に熱燗が欲しい寒さです。

でも、試合が始まると、この盛り上がり!!ボルテージも
一気に最高潮に達します。

ロッテというと、選手に合わせた様々な応援スタイルがあるのですが、
こちらは大松選手が打席に入った時に登場する「虫とり網」
「ここまでホームランを飛ばせ〜!!この網で取ってやるっ」ってなもんですね。
この効果もあってか、今シーズンの大松選手は
24本ものホームランをかっ飛ばしました。
(ちなみにこの網は、大松選手の前はイ・スンヨプ選手(現・巨人)が
打席に入った時に使われていました。)

そんな試合は見事にロッテの快勝!!まさに有終の美を飾りました。
試合後には、バレンタイン監督が今シーズン終了の挨拶をしたあと
選手がサインボールをスタンドに投げ入れ始め、スタンドは熱狂の渦に!!

こちらは、今回の観戦を一緒に楽しんだ皆さん。
千葉テレビの仲間の皆さんです。ロッテ戦の中継班に
高校野球の時のスタッフさん、さらには千葉の朝の番組のスタッフさんと、
それぞれ担当する仕事は違いますが、共通することが2つあります。
それは「ロッテファンである」「みんな自腹でチケットを買って観戦している」
ということ。来年こそは、このメンバーで優勝を祝いたいなぁ。
東京〜宇都宮・格安旅編
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これまでに、僕が仕事で東京と宇都宮を往復する時の2つのルートを
ご紹介しましたが、こちらは時間に少し余裕がある時の移動パターンです。
まず、使う交通手段は、JRではなく東武線。しかも、特急は使いません。
そんな時、多く使うのが、東武線の「区間快速」電車です。
この電車が走るのは、1時間に1本。これで、浅草から栃木県の栃木まで行き
東武宇都宮線に乗り換えて宇都宮に向かいます。この「区間快速」で
栃木まで1時間半。以前は、もう少し早い「快速」電車があったんですが、
今は「快速」は朝早くのみ。

こちらは浅草駅での出発前の風景。
下町らしさに溢れる浅草の街の中心にある、とても趣のある駅です。

しかし、この駅は趣もあるが傾きもある・・・というか、急カーブのホームなんです。
隅田川のすぐそばに、かなり窮屈に作られている駅というために、
電車に乗るときは、車両とホームの間が広く空いてしまう。
そこで、このようなスロープが用意されます。

ところで、僕がこの電車に乗りたい理由。それは
「旅情が掻き立てられる」からです。たとえ仕事に行くとはいえ、
その道中は旅の気分を味わいたいもの。
そんな時、この列車の行き先を見ると、「日光」「会津」といった観光地が見られ
まさに旅行気分になれるんです。
また、この電車のもう一つの魅力は編成の内容。6両編成のうち、
前2両「東武日光行き」
中2両「会津田島行き」
後2両「新藤原行き」
と、3つに分かれるのです。全国でも、同じ編成から
3つに分かれるというのはかなり珍しいと思います。
6両のうち、まず前の2両と後ろの4両に下今市で分かれます。
さらに、後ろの4両のうち、鬼怒川温泉を過ぎた新藤原駅で
後ろの2両を切り離し、残った2両が会津方面に向かいます。
終点の会津田島までは、浅草からなんと4時間20分!

そんなわけで、僕のような鉄っちゃんじゃないと、乗る車両を間違える人も多い。
そこで、全ての車両の車内にも、行き先表示板が付いています。

そして車内は、このようなクロスシート。私鉄でクロスシートの車両も
なかなか貴重。こういう椅子だと、特にグループで旅をする方は
旅の雰囲気が更に盛り上がりますよね〜。
最後に、僕の格安旅のお供をご紹介します・・・。

これ、浅草演芸ホールのすぐ近くにある
「ぱくぱく」というお弁当屋さんのお弁当。
これは、千葉テレビの落語番組の収録で
演芸ホールに行った時に知ったのですが、
まず嬉しいのが値段!!このボリュームで税込み262円!!!!!
しかも、この他にも唐揚げやハンバーグなど、種類も豊富です。
まさに格安旅の強い味方!ここのお弁当を僕のように使う人は
あまりいないと思いますが(笑)、
浅草で落語や演劇を鑑賞する時には覚えておくとお得ですよ。
王監督、お疲れさまでした。
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昨日は、栃木で一緒に仕事をしているディレクターさんご夫妻と一緒に
マリンスタジアムに行ってきました。この予定自体は2週間近くに前に
決まっていたのですが、迎えた昨日は大きな意味を持つゲームとなりました。
1つは、クライマックスシリーズ進出を懸けた戦いであったこと。
そして、もう一つ。退任を表明した直後の王監督率いるソフトバンクとの
ゲームだったということです。
そんな試合前、マリンスタジアムでは、
急遽決まったというセレモニーが行われました。
これまで14年間の「ダイエー・ソフトバンクvsロッテ」の名場面集が流れ、
スタジアム中が懐かしさに浸る中、ベンチ前には王監督が登場。

すると、1塁側からバレンタイン監督が花束を持って3塁側ベンチへ。
しかも、なんとバレンタイン監督が選手全員を伴って歩を進め始めたのです。
これは、なかなか見られない光景。この時は、もう敵も味方も無く、
両チームのファンが一つになっていました。

そして、この感動の光景。球場のあちらこちらで、涙する人の姿・・・。
僕もこみ上げるものがありました。

実は試合前にも、バレンタイン監督と王監督が
ガッチリと握手を交わした光景がありました。
でも、試合前に3万人の観客を前にしたセレモニーを行ったというのは
おそらくバレンタイン監督の計らいが大きかったのではないかと思います。
改めて、スポーツの美しさを感じた一瞬でした。

最後にはロッテの選手1人1人と握手。しかも、ソフトバンクファンだけでなく
ロッテファンの多くも「王監督お疲れさまでした」のプレートを掲げて
メッセージを送り続けました。みんなすっかり感動してしまい、あちらこちらからは
「いや〜、今日は良かった。じゃあ帰るか」・・・って、おいおい。
まだ試合はこれからだって。
ちなみに、試合はロッテが接戦を制しました。
そして、その試合後にも、王監督が球場中の声援に応える一幕も。
試合後には、千葉テレビの中継スタッフの皆さん(←みんな個人的に応援に来ていた)とも
合流し、その感動を分かち合いました。
まさに王監督への感謝の気持ち一色の1日でした。
「まさか・・・。」の大相撲観戦
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昨日、ひさびさに大相撲観戦に行って参りました。
両国国技館で開催中の秋場所。
案内してもらったのは、以前にもブログに登場してもらったこのお二人。
大相撲「通」の大平素子さんと、実は格闘技「通」の渡辺一宏さん。
元々はテレビ埼玉「ごごたま」での名コンビのお二人。
渡辺さんは現在、テレビ埼玉「ひるたま」のキャスターをされています。

まずは、前回に続いて名物の「ちゃんこ鍋」を食べに・・・。
味が「しょうゆ」「塩」「味噌」と3種類あって、日程によって味が違います。
前回は「しょうゆ味」。で、今回は・・・。

「味噌味」でした〜。中には、やわらか〜くて旨味が詰まった「つみれ」
ジューシーな鶏肉、そして大根・にんじん・ごぼう・こんにゃく・しいたけ等々。
ボリュームも充分なんですが、汁があっさりしているので、さっぱりと頂けます。
あっという間に完食!!

しかも、この日は驚きの展開が・・・。この日、渡辺さんの「ごごたま」に
たまたま朝青龍の床山さん「床寿さん」がゲストで来られた事がきっかけで
支度部屋に案内してもらいました・・・しかも、中入り前!!つまり土俵入り前に。
これは、本当に貴重なこと。しかも、女性である大平さんは入れないという事で
僕と渡辺さんが恐る恐る入ると・・・案内されるがままに、どんどん奥へ・・・。
うわ〜、知っている力士がたくさん!!と思ったのもつかの間。
一番奥に通されると、そこには、あの朝青龍関が!!
その横、わずか30センチくらいの場所から、大銀杏を直す様子を見ていましたが、
緊張したのなんのって・・・今まで受けたどのオーディションより緊張しました(笑)
私たちの目線の先では、じっと腕を組んで目を瞑ったままの横綱。
その姿は決して大きく無いのですが、周りをオーラが包んでいました。
そして、何か神聖な空気が周りを包んでいるのです。今まで見てきた
一連の報道なんて全く関係ない・・・そんな事ではとても揺るがない風格が
そこにはありました。後に支度部屋から出た渡辺さんと僕は
その様子をいろんな物に例えてみたんですが、一番しっくり来たのは
「何百年もの時を経た像が、寺の本堂に鎮座する」
そのくらい美しい姿でした。
その間、こちらも、余計な物音を立てないように直立不動です。
そして土俵入りが近付き、そ〜っと失礼しようとした私たちの後ろから
「なに?埼玉テレビ?」ま・・・まさか・・・。
振り返ると、横綱がいたずらっ子のような笑顔でこっちを見ている。
「は・・・はい」震えた声で答える大人2人。
『いや、埼玉テレビじゃなくてテレビ埼玉・・・』
なんて、言えるはずもない。
というか、そんな事を考える気にもならない(笑)
さらに「埼玉テレビってカメラ何台あるの??」
その表情は、はっきり言って「気さく」とさえ言えるものでした。
今まで報道で聞いてきた横綱の事、そして
今場所の成績を考えたら、相当に神経質になっているはずなのに。
でも・・・そんな事で心が乱れているようだったら、横綱にはなれないのかも。
いろんな事が頭を駆けめぐる中、僕たち二人は
「あ・・・ありがとうございました。」と、蚊の鳴くような声でお礼を言い、
七重の腰を八重に折り、支度部屋を後にしたのでした。
その後に横綱の土俵入りを見守ったのですが、その時に渡辺さんと僕が
放心状態だったことは、言う間でもありません。

そして、結び前の一番。関脇の安馬との一番。
久しぶりに大声を出して1人の力士を応援しました。
でも、結果はご存じの通り・・・そして今日から休場。
昨日から、複雑な思いで報道を見ています。
ただ、昨日の場所後に相撲協会の方がお話ししていた横綱の表情は
「ホッとした、というより悔しそうだったから、引退はしないと思うよ」との事。
ひとまず、ホッとしたのですが、まだまだ先の事は分かりません。
でも、出来ることなら、僕たちの見た日が「最後の一番」にはならないで欲しい。
各方面からのバッシングの中にいる朝青龍関ですが、
少なくとも、テレビから受けていたイメージが大きく変わった1日でした。