小笠原聖のふりーとーく
放送禁止!!
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先週末、ずっと楽しみにしていたライブに行ってきました。
宇都宮市文化会館で行われた「ザ・ニュースペーパー」のライブ。
東京では、まさにプラチナチケット化しているライブです。
最近、テレビでも登場する事が多くなったザ・ニュースペーパー。
約2時間に渡って、世間を騒がす人物(のニセモノ)が続々登場して、
爆笑のライブを繰り広げました。

まず最初は、小泉元首相から麻生首相までの歴代首相が総登場。
ビックリしたのは、麻生首相のモノマネ。その声の強弱や、
「それ、麻生さんが言いそう〜!!」っていう言葉の数々に
笑うやら感心するやら。でも、他の人と違って、麻生首相の場合は
「悪口を言う事」「読み間違えること」が特徴になる、っていうのは
何とも複雑ですよね〜。大笑いしてましたけど。
その他にも、プロゴルファーの石川遼選手に、アメリカのオバマ次期大統領など、
続々と時の人が登場。しかも、後半ではあの方々も・・・でも、これは書けません。
ザ・ニュースペーパーのライブは、その内容の過激さが有名とは聞いていましたが、
(と言っても、電撃ネットワークの過激さとは違う意味で)
まさにタブーに踏み込む内容でした。これは、ライブの模様をテレビなどで
やらないわけだ・・・。
それにしても、日々新しいニュースが出てくる中で、次々と新ネタを
加えて行かなくてはいけないんですから、その努力たるや凄いものがありますよね〜。
これは来年も見に行きたいな〜。
噴火するラーメン
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今回は、先週行った栃木県のラーメン屋さんをご紹介します。
このラーメン屋、「朝生とちぎ」のスタッフの中では
すっかりお馴染みのラーメン屋らしいのですが、
僕が最初に行った時は、それはそれはビックリしました。
そのラーメン屋さんの名前は「石焼ラーメン火山」
う〜ん、ものすごく力強い名前(笑)。でも、何が「火山」なのか?
まず、お店に入って注文をするんですが、普通の「ラーメン」と
「石焼ラーメン」があり、「石焼」にすると、こんな紙が出てきます。

この紙は、食べ方の説明であると共に、
この火山から”避難”するためのアイテムです。
なぜ避難しなければいけないかというと、この石焼ラーメン、
その名の通りに石鍋の中でグツグツと音を立てたラーメンが出てくるんです。
味は「醤油」「塩」「味噌」「とんこつ」があるんですが、
その時の状況によって噴火の大きさ(?)が違うようで、
「大噴火」の状況だと、こんな感じ。

ね?紙を使って「避難」する理由が分かるでしょ?
煙が収まると、こんな感じです。

石焼だけあってラーメン自体が冷めにくいというのも利点なんですが、
その他に野菜が甘くなって美味し〜くなるんです。
最近、野菜好き度が増している僕にとっては嬉しい限り。
(こう書くと僕がベジタリアンになったように思われるかもしれませんが、
肉も魚も大好きです(笑))
これだけでも充分に満足なんですが、更にお楽しみ。

じゃ〜ん!!「おじや」でございます。セットメニューを頼むと
ご飯が付いてくるので、最後に入れて2倍楽しめます。
ちなみに・・・セットの場合は、「小ライス」か「杏仁豆腐」を選べます。
この時に一緒に行ったスタッフは、店員さんの「どちらになさいますか?」の問いに
「小ライス」と答えていたんですが、食い意地の張った僕は
「えっと・・・杏仁豆腐!と、別に単品でライスの大!」と言ったのでした(笑)。
よって、この写真のライスは多めです・・・。
いや〜、野菜も肉も魚も好きなんだけど、炭水化物はもっともっと大好きなんだよね〜。
名曲の故郷
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朝生とちぎの「絵日記の旅」、前回はちょっと趣向を変えて
街歩きの旅に出かけて参りました。
行き先は「足利」です。

今まで、ゆっくり歩いた事が少なかったんですが
大型都市らしい顔を見せる部分とレトロな顔を見せる部分があって、
県内の他の顔とは、ひと味もふた味も違う街でした。
そんな中を向かったのは、渡良瀬川沿いにある、この石碑。
この地を舞台に作られた森高千里さんの名曲「渡良瀬橋」の歌碑なんです。
僕も学生時代、大のお気に入り曲で、ウォークマンで聞いていました。
ウォークマンってところが、時の流れを感じますが(笑)

ここの歌碑には、横にスピーカーが付いていて
付属のボタンを押すと、曲が流れる仕組みになっています。
こういう歌碑は全国にあると思いますが、ここのスピーカーは音がクリア!!
しかも、歌の世界がそのままに目の前に広がる、というのはまさに感動!!
これはデートコースとして、もっとアピールしたら良いのに、なんて思っちゃいました。
また、この近くには「渡良瀬橋」の歌詞に出てくる「床屋」と「公衆電話」もあります。
床屋さんのご主人に聞くと、今でもファンが訪れるのだとか。
僕もこのコーナーで県内の各地を回りましたが、かなりオススメのスポットです!!
ロッテ魂
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今週の火曜日、恒例となった「倉持会」に行ってきました。
「倉持会」とは、その名の通り、僕が千葉テレビの「マリーンズナイター」で
大変お世話になっている、「熱血解説」の倉持明さんを囲む
ロッテファンの皆さんの集まり。今回は20人以上が集まったんですが、
会員数自体は、なんと100人を超えているそうです。
そして、僕を含むアナウンサー・リポーター陣も
お招き頂いて、美味しい焼き肉を食べながら
野球談義に花を咲かせるのです。

この会の凄いところは、やってくる皆さんの「ロッテ愛」の強さ。
「今年はマリンスタジアムに20回行きました」なんていう挨拶が
頻繁に飛び交うのです。そんな方から倉持さんに、どんどんと
コアな質問が飛びます。「〜のフォームは腕の位置が」とか、
「〜のグリップは」とか、実況の我々も顔負けです(笑)
もちろん、その質問を受けた倉持さんもヒートアップ!!
そして、倉持さんの中継に対する深い思いを聞くことが出来るのです。

今回の倉持さんの話の中で、倉持さんがおっしゃっていた事の中に
こんな言葉がありました。『いや〜、いつも僕は実況を遮って喋っちゃうことが
あるんだよなあ。でも、それは「今、この1球」が二度と来ないから、なんだよ。
その1球の怖さが分かるから、その瞬間に喋らないと駄目なんだよ』
素晴らしいお言葉です。1試合で両チーム合わせて300球近くのボールが
投げられますが、1球たりとも同じボールは無い。同じ状況は無いんですよね。
この倉持さんの思いに応えた実況を出来るように、僕たちも、
もっともっと技術を磨いて行かなくては!!
夢の時間
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昨日は、僕の所属事務所「SOプロモーション」の
押阪忍会長の「アナウンサー生活50周年記念パーティー」に
出席して参りました。
自分の事務所の会長であり、そしてフリーアナウンサーの元祖である
会長のパーティーとあって、来賓の方の顔ぶれは「豪華」の一言。
一部をご紹介させて頂くと、徳光和夫さん、福留功男さん、露木茂さん、
草野仁さん、小倉智昭さん、大沢悠里さん、東海林のり子さんなどなど・・・。
その皆さんが、一斉に壇上に上がってトークセッションを繰り広げました。
最初は一言ずつのご挨拶を、と始まったものの、
そこはベテランアナウンサーの皆さん。トークが止まるはずもありません。
聞く側の我々は、とにかく圧倒されるばかり。皆さん、個性豊かなエピソードを
次から次に披露して、会場を沸かせていきました。僕も、勉強をしながら
すっかり楽しんでいました。

ちなみに、会の始まりには、「報道ステーション」直前の古舘伊知郎さんが
駆けつけて下さり、乾杯の挨拶をされました。これだけ多くの人が集まるというのは
会長の功績と人望なんだろうなあ、と思いながら事務所を誇りに思ったのでした。
そして、一番最後まで会場にいらっしゃり、周りからの写真攻勢にあっていた
徳光和夫さんと、お写真を撮らせて頂きました。完全にミーハーですが(笑)。

もう一つ嬉しかったのは、事務所の所属タレント仲間の多くの人と会えたこと。
この仕事をしていると、同じ番組などで会わない限り、同じ事務所といっても
タレント同士が顔を合わせる事はありません。お互いの近況を話しながら
刺激を受ける事が出来ました。僕自身、30歳になるのを前に、
フリーアナウンサーとして生きる決意を新たにする事が出来て、
本当に充実した1日になりました。30年後に、昨日のような
トークセッションがあったら、僕も上がれるようになっていよう!!と思います。
お届けしました!!
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今日も昨日に続いて「朝生とちぎ」でやっている「絵日記の旅」のお話です。
実は先日、この番組で書いた絵日記をプレゼントします!!と
番組で告知したところ・・・ハガキが来たんです!4通も。(リアルな数字)
そこで、当選者の方に僕が実際に電話をかけ、しかもお宅まで
届けに行って参りました!!

こちら、那須塩原市の伊藤さんご夫妻。
実は、昨日の日記で書いた「虹見の滝」にご夫婦で行かれた事があり、
しかも、その模様を放送した日が、ご主人の「古希」のお誕生日だったという事で
今回、お便りを頂いたのです。
「朝生とちぎ」をはじめ、とちぎテレビの番組を
本当によく見て下さっている方で、1時間近くも話し込んで帰ってきました(笑)。

しかもその後、とちぎテレビに、こんなお守りが送られてきました。
独身のキャスター3人のための「恋お守り」(笑)
さっそく携帯電話に付けております。御利益があると良いなあ。
栃木の秋
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早いもので、もう11月も終わり。
もう今年も残り1ヶ月ですね〜・・・なんて、
番組の中でも言っておりますが、全く実感がありません(笑)。
と言いつつも、ちょっと季節遅れの紅葉のお話です。
とちぎテレビ「朝生とちぎ」でやっている
「聖が行く!栃木の景勝 絵日記の旅」のコーナー、
ここのところ、特別バージョンで色々と放送しております。
まずは、番組仲間と行った紅葉の様子。

まず、須賀さんと出かけたのは竜王峡。
こちらは、前にこのコーナーで出かけた「虹見の滝」を含め、
いくつもの景観を楽しめるスポットなんです。
国道沿いにある野岩鉄道の「竜王峡」駅から虹見の滝までは
歩いて5分。さらに、吊り橋を渡って、林道の中を15分ほど歩くと、
周りを360度山に囲まれた絶景に出会う事が出来ます。
ほとんど、中国の奥地のような雰囲気。なかなか幻想的でした。
山道も比較的、整備されているので
登山が苦手な人にもオススメですよ〜。
そして、もう一つは・・・名所の中の名所です。

若林さんと行ったのは、奥日光の中禅寺湖。
湖畔にも鮮やかな木々が並んでおりました。
ちなみに、この日もこのコーナーのいつものコスチュームで行ったんですが、
県内外から、それはそれはたくさんの観光客の方が来ていまして、
不思議そうな目で見られたことは言うまでもありません。もう慣れましたけど(笑)
そして今の時期の日光は、既に気温が氷点下。
路面が凍結していますが、そんな中の冬の日光も本当に芸術的な美しさです。
ただ、何分にも冬道は危険なので(僕の場合は特に)
鉄道かバスで行った方が良いかな〜と思います。
これぞ和食
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今日は久しぶりに午前中が空いていたので
図書館に行き、スポーツ中継などで使う新聞の
スクラップ作りを進めてきました。
約1ヶ月分の新聞をチェックして、気になる記事をコピー。
その後に、図書館の近くにある定食屋さんでご飯を食べました。
この「定食屋さん」っていうのが好きなんですよね〜。
というのも、僕は大のご飯好きでございます。
白いご飯やおにぎりが大好き。麺類も好きですが、
ラーメン屋さんに入った場合は、だいたい
ラーメンと一緒に「ライス」と頼みます。
そんな僕の事を知ってか知らずか(笑)
先日、仕事仲間の方に
原宿のある定食屋さんに連れて行ってもらいました。
原宿の駅からは歩いて数分の場所。
周りには、多国籍料理のお店やライブハウスなど
様々な建物がある細い路地に、こんなお店がありました。

その名は「食工房 眞(しん)」
この写真だと分かりにくいかもしれませんが、
お店がビルの2階にあって、ちょっと油断すると
通り過ぎちゃうような場所にあります。
しかし、連れて行ってくれたディレクターさんいわく
「いつも混んでいるオススメのお店」との事。
そんな店内はカウンターが20席くらい。他に4人がけのボックス席が
3〜4組くらいあり、なかなか広々としています。
さっそくお昼の和定食を頼んでみることに。
僕が頼んだのは・・・。

筑前煮の定食です。つい小学校の給食を思い出して
懐かしくなっちゃいました。野菜が少し大きめに切られていて
素材の甘みがよく出ています。でも、味付け自体は薄めで
とても食べやすい。まさに、和食の王道!という定食です。

ほかには、お店の手作りのお総菜の中から3品を選べる定食や・・・

かまあげうどんと天ぷらの定食もあります。
店内は常にサラリーマンで満席状態。原宿というビル街にあって
こういう「日本らしさ」を味わえるお店に人が集まってくるのも
分かるような気がしました・・・。
SLカレンダー
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一昨日、テレ玉「彩の国ニュース」のディレクターさんに
こんなプレゼントをもらいました。以前に番組のロケでも行った
秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」のカレンダーです。

ディレクターさんが、お仕事で秩父に行った時に見つけてくれたようで
自身の物とは別に、僕の物も買ってくれたんです。もうすっかり
僕の鉄っちゃんキャラも定着してきました(笑)。

実物のSLはもちろん素晴らしいですが、カレンダーとなると
沿線の様々な撮影ポイントの中から厳選された場所、
しかも、周りの風景・その季節とも相まって芸術的な世界を作っているんですよね。
さっそく、宇都宮のアパートに飾ることにしました。少し気が早いけど。

さらに、このカレンダー、ご丁寧にSLの運転日のところに
「SL」のマークが書かれているんです。さっすが商売上手(笑)。
次はいつ乗りにいこうかな・・・。
筑紫哲也さん
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今まで、たくさんのブログを書いてきましたが、
今回は、どのように文章を進めて良いのか分かりません。
TBS「NEWS23」のキャスターを20年近くも務めた、
筑紫哲也さんがお亡くなりになりました。73歳。
僕はこのニュースをTBSの夕方の番組「イブニング5」で知りました。
本来だと、この時間はまだ外にいるはずだったのですが、予定が早まり
この時間にテレビをつけていて、訃報に接したのです。
その時のショック。自分の体から力が抜けていく感覚に襲われました。
僕が筑紫さんの事を最初に知ったのは、確か中学生の頃。
まだ「NEWS23」が始まったばかりの頃です。当時の僕は
少しずつマスコミの仕事に興味を覚え始めていて、
ニュースの内容が分からないにも関わらず、背伸びをしたい一心で
連日「NEWS23」を見ていました。しかも当時は、番組が
23:00〜23:50の1部「ニュースとスポーツ」
23:50〜24:30の2部「ゲストを呼んでの特集・トークコーナー」のように
なっていて、眠い目をこすって2部まで見ていたものです。
また、僕の祖父が朝日新聞の記者だったこともあり、小さい頃に
朝日新聞の社屋で、筑紫さんにお会いしたこともありました。
そして、この仕事を初めて間もない頃、一度だけ筑紫さんの講演を聞きに行きました。
その時の話で印象に残っているのは、アメリカの9・11、同時多発テロの話。
「歴史に残る大きなニュースは、そのニュースに接したときに、自分が何をしていたかを
それぞれの人が覚えている」というお話でした。
それと、筑紫さんがエンディングで必ずおっしゃった言葉
「今日はこんなところです」
この言葉が、アメリカCBSテレビでアンカーマンとして活躍した
クロンカイト氏の決め台詞で、クロンカイト氏を目標に、筑紫さんが
キャスターを始めた事を、何冊かの本で知りました。

このクロンカイト氏は、自分のニュース番組ではほとんどコメントをせず、
淡々とニュースを伝え続け、最後に「今日はこんなところです」と言って
締めていたそうです。それでも、クロンカイト氏が、視聴者から絶大な信頼を得たのは
番組の編集権・つまり編集長の役割をクロンカイト氏が持っていたから。
そして、筑紫さんも「筑紫哲也NEWS23」という冠の通りに、ご自分が
ニュースの編集権を持たれていたそうです。
そして、クロンカイト氏はベトナム戦争の時、ついに
「アメリカはこの戦争から足を洗うべきだ」と、伝家の宝刀を抜き、
驚いた当時のジョンソン大統領が、次期大統領選への不出馬を表明したという話。
筑紫さんは、クロンカイト氏よりは積極的にご自分の意見をお話されていたと思います。
その中で「多事争論」というコーナーも生まれました。そして、TBSが危機にさらされた
証券会社の損失補填問題、そしてオウム真理教のビデオ問題では、番組が自ら
真相の解明に厳しい姿勢で取り組むことで、番組を守ってきました。
そしてきょう、アメリカ大統領選挙を見届けて、天国へ旅立たれました。
まさに生涯現役でジャーナリストとしての道を駆け抜けた筑紫さん。
僕を含め、多くの人にジャーナリストとしての姿を教えて下さいました。
本当にお疲れさまでした。心より、ご冥福をお祈り致します。