小笠原聖のふりーとーく
「富士ぶさ」ラストラン?
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前回の日記で長々と東京出発前の様子を書きましたが・・・。
そろそろ、僕が乗った「富士ぶさ」の中をご紹介しましょう。
この列車には、3つの寝台があります。
まずは、僕の使った部屋は、B寝台1人用個室「ソロ」です。
「ソロ」だから「そろそろ」と振ったわけではありません。(寒っ!!)

この「ソロ」は、横から見ると凸型の長方形の部屋が、互い違いに並んでいます。
この写真では、右上の出っ張った部分が、右隣の部屋ということ。
多少狭く感じるかも知れませんが、折りたたみ机、ゴミ箱、オーディオなどがあり、
落ち着いた空間になっています。しかも、驚くことに、この設備で
通常のB寝台と料金が同じなんです。(9450円(乗車券別))
この頃の「富士ぶさ」のチケットは全てが10秒で売り切れましたが、
おそらく「ソロ」が一番先に売り切れたんだろうなぁ。
よって僕はネットオークションで買いました。
車内で、何人かの鉄道ファンの人に
「どうやって手に入れたんですか!?」
「部屋の写真を撮らせてもらっても良いですか?」と
質問をされ、まるで芸能リポーターに囲まれたようでした(笑)

ちなみに、こういった鍵も各部屋にあるので、安心です。

そして、こちらが通常のB寝台車。以前に比べたら、だいぶきれいに改装されました。
右側が通路にあたり、窓があるんですが、その窓に面して折りたたみ椅子も付いています。

そして・・・せっかくなので、もう一つの寝台もと思って
僕が他の人に聞かれたように、A寝台個室「シングルデラックス」にいた
ご年配のご夫婦に「写真撮っても良いですか?」とお願い。すると
「良いですよ」と快く応じてくれたので、撮らせて頂きました。
やはり他の寝台より値段も上がるだけあって(16500円(乗車券別))
天井も高く広々としています。
・・・とここで気付いたのですが、写真を撮らせてもらったご夫婦は、
この寝台を2部屋も、なぜ取ることが出来たんだろう・・・とても
鉄道ファンには見えなかったんですけど。聞いておけばよかった(笑)

そんな事をやっているうちに、18時3分に東京駅を発車。
ちょうど帰宅ラッシュがピークに差しかかっている駅、
そして通勤電車を横に見て、旅がスタートします。

車内にはアナウンスが。停車駅や車内設備など、通常の案内を終えると
淡々とした語り口のまま、こんな言葉が流れてきました。
「皆さまに愛されたこの列車の運転も、残りあと5日となりました。
これまでブルートレインを愛して下さり、本当にありがとうございました。
九州までの旅路をゆっくりとお楽しみ頂き、
また残りわずかの「富士・はやぶさ」の運転を
どうか温かく見守って頂きますよう、お願い致します」
淡々と・・・本当に淡々とだったのですが、自分の今までの旅の記憶が重なり、
熱いものがこみ上げてきました。きっと、車内の多くの人が
同じ思いで、このアナウンスを聞いたんだろうなあ。
つい、部屋の照明を消して、景色を見入ってしまいました。
「富士ぶさ」ラストラン?
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ついに、この日が近付いてきました。
東京と九州を結ぶ最後のブルートレインとして走ってきた
寝台特急「富士・はやぶさ」の廃止まで、今日を入れて、あと3日。
それを直前にして、私も乗って参りました。
一昨日は大急ぎで車内から一報を書きましたが、
今朝、無事に帰ってきましたので、今日からシリーズで書いていきます。
何回のシリーズになるかは・・・分かりません(笑)飽きないで読んで下さいね。
そもそも、東京と大分を結ぶ「富士」、そして東京と熊本を結ぶ「はやぶさ」
この2つの列車が途中まで併結運転をするようになったのも、
ブルートレインの利用客が減ったから。いつの日か、鉄道ファンの間では
「富士」と「はやぶさ」で『富士ぶさ』と呼ばれるようになりました。
そして、廃止に向けてのカウントダウンは確実に始まっていました。
そして、昨年の暮れに「富士ぶさ引退」のニュースを聞き、
2月下旬から3月上旬に乗ろうと決め、迎えた2月の上旬、
乗車日1ヶ月前の午前10時。チケットの発売に合わせて
「みどりの窓口」に並んだものの・・・「売り切れですね」
窓口のお兄さんは半笑いの表情。
「甘く見ちゃ駄目だよっ、フッ」と心の中で言われているかのようでした。
あくまで僕の勝手な想像ですけど。
そして、諦めきれない僕はオークションでチケットをゲット。
9450円の特急・寝台券を19000円で競り落としたのですが、
後から色々な人の話を聞くと、これでも安かったようです。
さて、東京駅。
3月9日の午後5時20分。発車40分前に東京駅の10番ホームに着くと、
すでに、そこには多くの人が!!以前に、東京と大阪を結んでいた
寝台急行「銀河」にも、引退の1週間近く前に乗りましたが、
その時と、明らかに人の数が違うのです。そして熱気も・・・。
そして、僕がホームに着くとまもなく、品川方面から「富士ぶさ」が入線。
ホームにはロープが張られ、警備員が「これより前に出ないで下さい!!」と
大声をあげる物々しい雰囲気。まるで、どこかの国の主賓が来日するかのようです。

引っ張ってきた機関車「EF66」。ブルートレインの全盛期には、
東京駅に常に、この機関車の姿がありました。様々なブルートレインの
ヘッドマークを付けて準備をする姿は、まさに夕方の東京駅の恒例行事だったのです。

ホームに到着すると、機関車は新橋方の車庫へ。急いで最後部を撮影。
こちらは、大分行きの「富士」。
この前に熊本行きの「はやぶさ」が連結されています。
僕はというと、自分が乗る「はやぶさ」の前で、まずは記念撮影。

その間に機関車はというと、別のホームを回って品川方へ。
そして、今まで引っ張ってきた最後部に連結され出発の準備が整います、が、
そのシーンを撮影しようと、品川方まで行ってみると・・・。

ウワ〜!!という感じ。予想を超える人の数!!
これは明らかに鉄道ファンだけじゃない!!
もちろん、銀河の時と比べものにならないくらいの混雑ぶり。
とはいえ、ホンモノの鉄道ファン「鉄っちゃん」も相当な人数います。
それを警戒して(?)駅のアナウンスでは、
「乗車券を持っている方以外は車内に入らないで下さ〜い」という
放送が流れる中、それにもめげない鉄っちゃんは・・・。

乗車口で録音をしています(笑)。いわゆる「音鉄」(たぶん)
私もめったに見ないんですが、車内のアナウンスを録音しているんでしょう(たぶん)
僕もホームを走り回って写真を撮りまくり、そろそろ自分の乗車の準備。
売店に行くと・・・ここにも「富士ぶさ」記念商品が。
「富士・はやぶさ記念弁当」と、「懐かしの食堂車のビーフカレー・ハヤシライスセット」です。

カレー・ハヤシセットはレトルトの物なので、すぐ食べられるお弁当を購入。
と、ここで人の気配を感じて横を見ると・・・。

お〜!!これは、お台場の某テレビ局の朝の番組のスタッフさんじゃないですか!!
やはり、メディアも取材に来ているんですね〜。僕も買っているところが写っていたりして。
そんなわけで、第1回はここまで。まだ「富士ぶさ」に
乗るところまで行っていませんが(笑)
次回は車内の様子をご紹介します(「世界の車窓から」風)
ただいま「はやぶさ」乗車中!!
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今日は初めて、走行中の列車の中からブログを書きます。
今週末、13日に歴史の幕を閉じるブルートレイン「はやぶさ」「富士」
そのチケットをゲット致しまして、ただいま乗っております!!
(正確には、横浜を出て、次の停車駅の熱海に向かっているところ)
明日の昼前に熊本に着きます。約18時間の旅です。

こちらは、出発前の東京駅なんですが、出発の1時間前に着いたにも関わらず、
ホームは黒山の人だかり!!いや〜、すごい人だなあ・・・と
感心しているくらいだったら、鉄っちゃんにはなっていないわけで(笑)
僕もつい、輪に混ざってシャッターを切り始めました。

こちらは出発30分前。機関車が客車を引いて東京駅に入線すると、
反対側に回って、出発の準備に入ります。その様子を撮影しようと、この賑わい!!
今から約1年前に、東京と大阪を結んでいた寝台急行「銀河」の引退前にも乗りましたが
今回は人の数が全然違う!!やはり、東京と九州を結ぶ最後のブルートレインの引退。
その重大さをみんなが分かっているんでしょうね。
だから、僕も何度も「みどりの窓口」に発売日の発売時間に並び、
それでもチケットが取れず、オークションで通常の値段の倍額を出して落札しました。
それだけ乗りたかったんです。乗っておかなきゃ、という気になったんです。

気が付くと、あっという間に出発時間。午後6時3分に出発すると、
帰宅ラッシュの始まった都会をすり抜けていきます。
これが・・・夜行列車の醍醐味。僕も小さい頃からブルートレインに
何度も乗せてもらって、おそらく、その数は20回近くになると思います。

そんな思い出に浸っていたら、車内アナウンスが。
「本日を入れまして、残りあと5日となりました。
長い間、ご利用頂きまして、ありがとうございました。
どうぞ、最後まで、はやぶさ号・富士号の勇姿を
温かく見守ってください。」
ものすごく淡々としているんです。車掌さんの語り口。
でも、普段は事務的な事しか言わない車掌さんのアナウンスで
そういう事を言われると・・・やばい、涙腺が。
こうやって、ブログの文章を書いている最中も、周りからは
ブルートレインの思い出を語り合う人々の声が聞こえてきます。
お孫さんに、ブルートレインの車内を説明している
おじいちゃんの声が聞こえてきます。
こんな列車、他に無いのになぁ・・・。なんで無くなっちゃうのかなぁ。
帰ってきたら、またゆっくりご報告しますね。
野菜が主役!
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僕もこのブログで様々なお店をご紹介しましたが、
今回は今までで一番「大人」なお店かもしれません。
ということは、当然、僕自身が見つけたのではなく(笑)
教えてもらったお店のご紹介です。
お店の名前は『和の杜 すみか』
東京は東銀座、歌舞伎座のすぐ近くにあります。
ビルの8Fにあるお店からは銀座の街が一望でき、
しかも店内は料亭のような気品溢れる雰囲気。

このお店を紹介してくれたのは、事務所の先輩であり
飲み仲間(笑)でもある東由貴さん、そしてこの写真を撮ってくれているのは
彩の国ニュースでご一緒している西野七海さんです。
この日は、そのお姉さま(?)お二人、さらに、別の飲み仲間方お二人という
少し賑やかな宴となりました。
さぁ、ではお料理の話。
このお店の売りは何と言っても「野菜」。
その魅力を、ビールを飲み始めた直後のお通しで
いきなり思い知らされます。

まずは、「春野菜のテリーヌ 黒酢ドレッシング」
菜の花などの野菜と蟹をきれいに並べ、周りを白菜が囲んでいます。
口の中に入れると、シャキシャキとした食感と共に、春の香りがフワ〜。
このお店、ただ者では無い・・・。

続いても、季節を感じる「春筍の天ぷら」
筍の中にはすり身が入っていて、筍の食感は充分に残っていながらも
二重三重の味のバリエーションがあります。すごく繊細な味。
・・・と、ここまでの2品が「お通し」なんです。
まさに先制パンチ!!度肝を抜かれました。

しかも、行った日がちょうど、ひなまつりだったこともあり、
小さなちらし寿司のサービスも。心憎い演出です。

こちらは、まさに野菜の美味しさを感じられる2品。
左は、牛蒡(ごぼう)と独活(うど)の蕗味噌添え。
大地の香りがする野菜を食べると、パワーがもらえる気がします。
このお店が契約農家から直接届けてもらう野菜にこだわる理由が
よく分かります。
こういう野菜の苦みって、小さい頃は苦手だったのに
お酒が飲めるようになった頃には、逆に大好きになっていました。
そして右側は「白菜と水菜の自家製からすみサラダ」
大きな器にたっぷり盛られた白菜の甘いのなんの!!
からすみと塩昆布の上品な塩味が、野菜の底力を引き出します。
あまりの美味しさにおかわりしちゃいました。
これは、特に食べて頂きたい逸品です。

極めつけは、先ほどの春筍をお造りで。
肉厚の筍を噛みしめると、中からみずみずしさと甘みが溢れます。
ここまで来ると感動もの。今回は、アラカルトで頼んだんですが、
毎日20〜30品のアラカルトメニューがあるそうで、他にも
コース料理があります。またご紹介した中にも、お肉やお魚の料理も
ちゃんとありますし、土鍋を使ったご飯、なんていうのも(これも美味しかった)
僕も30歳になって、こういうお店を知っておくと、デートの時に
株が上がるんだろうなぁ、って本気で思いました(笑)。
そういうチャンスが来たら、間違いなくこのお店に来ようと思います。
越谷の「鴨ねぎ」
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昨日の「彩の国ニュース」で放送しました「埼玉鉄道の旅・武蔵野線編」
今回の旅も色々な発見があったんですが、中でも美味しい発見があったのは
「南越谷」でした。東武線の新越谷と接続しているターミナル駅なんですが、
ゆっくりと降りてみたのは今回が初めて。
しかも、駅のすぐ近くに飲食店が密集している地域があるなんて知りませんでした。

その中で、今回協力して頂いたのは、居酒屋「いちまる」
お店の前には、これでもか!というくらいに「こしがやネギ」の段ボールが。

番組でもご紹介しましたが、越谷の新名物となっているのが「鴨ねぎ鍋」
越谷が古くから良質なネギの産地として有名だったこと、そして
越谷には宮内庁が管理する埼玉鴨場があることから生まれました。
このキャラクター「ガーヤちゃん」ののぼりのあるお店で今月末まで食べられます。

番組では時間の都合もあって、なかなかゆっくりご紹介できませんでしたが、
他にも鴨とネギを使ったメニューを多く出して頂きました。

こちらは、鴨の天ぷらをサラダ仕立てにしたもの。もちろんネギも入っています。
その下には水菜が入っていて、これを「からし醤油」で頂きます(ここポイント)。
からし醤油のおかげで、鶏の天ぷらが驚くほどサッパリするんです。

こちらは、「鴨ネギピザ」鶏もネギも、ゴロっと大きいものが入っているので
身がジューシーです。鴨もネギも様々なアレンジが出来るんですよね〜。
でも、一番のインパクトは・・・。

はい、ズバリ「ネギ焼き」です。
越谷のネギを鴨の脂で焼いたものなんですが、
ネギに鴨の旨味が見事に浸みていて驚きの味でした!!
焼き鳥のネギも好きなんですが、それとは全く違う!!というくらいに
ネギが自己主張しているんです。ぜひぜひ、食べてみて下さい。
今回の放送は、明後日の火曜日から埼玉県のホームページでも見られます。
テレ玉が見られなかった地域の皆さんや、番組を見逃した方は
ぜひ見てみて下さい!!
東京の中心で四国を味わう
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ここのところ、何かと美味しいものに巡り会っている小笠原です。
思い起こせば、その「美味しいものウィーク」の始まりはコレかも!?
というわけで、先週の火曜日のお話を・・・。
この仕事をしていると、時々
「お仕事の打ち合わせを兼ねてご飯でも」という事がよくあります。
今回は、まさにそのパターンだったのですが、
その「ご飯」が半端じゃなかったんです。
場所は東京の六本木。東京ミッドタウンの目の前です。
といっても、東京ミッドタウンに行ったのは今回が初めて。
時々、ラジオの番組告知で
「〜さんの番組は東京ミッドタウンからの生放送〜」なんて言っていたんですが、
実物を初めて見たよ〜、そして駆け足で通り過ぎました(笑)
出かける準備に手間取って、集合ギリギリの時間になってしまったんです。
もうちょっと早く行けば良かった・・・。
そして伺ったお店は「四国味遍路 88屋」
四国の郷土料理のお店で「はちはちや」と読みます。
周りを東京の高層ビルに囲まれた中にある隠れ家のような佇まい。
店内もしっとりとした雰囲気で、思わず「良い雰囲気のテーブルですね〜」とか
「この照明がなんとも良いですね〜」とか、渡辺篤史さん風にリポートしたくなりました(笑)
さて、前置きが長くなりましたが(笑)お料理をご紹介。
四国の地ビールで喉をうるおした後に頂いたのは、前菜代わりの一品料理。

一見すると何か分からないですよね。右にあるのが「醤油豆」その名の通り、
醤油をベースに甘めに味付けされた、まさにお酒の勢いを増す1皿。
そして、真ん中にある「沢庵のきんぴら」も逸品でしたね〜。
沢庵と煮物の中間くらいの食感で、少しピリ辛の味付け。
そこに冷えたビールを流し込むと・・・プハ〜!!エンジン全開です(笑)。
こうなると、よりお腹が空いてくるんですよね〜。そこで・・・。

この2品が登場。左は「阿波尾鶏の藻塩焼き」
最近はすっかり有名になった阿波尾鶏ですが、
自己主張しすぎない「プロの脇役」な藻塩との組み合わせは芸術的!!
鶏肉の身そのものが持つ力強さと、後からジワジワ伝わってくる繊細さ。
これを引き立たせるには、もう地酒しかないでしょう!!
そして、もう一品「鮮魚カステラ」
瀬戸内の海の幸をすり身にして蒸されると、これがフ〜ワフワになるんです。
それを明石焼きのような薄めのダシに潜らせ流し込む!!
う〜ん、この食感は「飲んだ後」にぴったりな優しい口当たり。
でも、後から魚介類の波が押し寄せてくる。ひえ〜!!
さらに、トドメはこれ!!「元祖 讃岐もんじゃ焼き」

「もんじゃ焼き」というのに、これは??と思ったのも最初のうち。
もんじゃというより、お好み焼きに近いかも。でも、口に入れると
味はお好み焼きなのに、食感がメレンゲたっぷりのスイーツのよう。
そして、時々当たる、このツルツルした物は・・・細かく切ったうどんだ〜!?
いや〜、四国料理って、遊び心が満載なんですね。
考えてみれば、周りを海に囲まれて魚介類が豊富。
そこに、肉類代表の「阿波尾鶏」、炭水化物代表の「うどん」、
そして郷土に伝わる珍味が揃えば・・・そりゃ、鬼に金棒ですな。
おかげで、ここ数年経験していないくらいの深酒をしました。
だって、こんなに日本酒が進んじゃうとは・・・自分でも驚きです。
帰りは足元がフラフラ・・・あ、だから駅のすぐ近くに店があるのか〜。
えっ?仕事の打ち合わせを兼ねていたのに、そんなに飲んで大丈夫かって?
ご心配なく!!打ち合わせは、ビールで乾杯した直後に終了しましたよ。
後は念入りに、四国料理の取材活動に励んだのでした(笑)
宮崎グルメ+α
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今回のCM撮影での宮崎弾丸ツアー。
1泊2日という事で、何かと慌ただしかったんですが、
逆に言えば日帰りじゃなかった、とも言える・・・。
そして初めて、飛行機に自費でなく、
スタッフさんのお金で乗ることが出来たんです!!(笑)
そして、撮影の合間には様々な差し入れも。
こちらは、宮崎名物の「お菓子の日高」の『なんじゃこら大福』

まず、その大きさに驚きます。普通の大福の2.5倍くらいあって、もちろん重い。
その中には「いちご1個」「栗1個」「クリームチーズ(栗と同じくらいの大きさ)」の
3つが入っていて、周りにつぶあんがぎ〜っしり入っているんです。
でも、食べているうちに、あれっ?あれっ?と、何だかクセになってくるんです。
もちろん、甘い物が好きな人に限った話ですけどね(笑)
とはいえ、これだけでご飯の代わり、というのは寂しいので、
CM撮影後に、ご飯を食べに連れて行ってもらいました。
まずは、宮崎地鶏から。
さすが地元とあって、「地鶏の刺身」というメニューだけで
部位によって10種類くらいある。
色々食べたいので、「盛り合わせ」にしてもらいました。

どうですか〜。きれいな色でしょ?
右のササミはわさび醤油・・・さっぱりしているけど、後から油の甘さがほんのり。
左下の砂肝は甘めの特製醤油タレ・・・シャリシャリした歯応えが良い。
左上のレバーはごま油と塩・・・特にオススメ。濃厚な旨味。
これに地酒や焼酎を合わせれば、こりゃもう!!たまらんです。
助走をつけたら、次は地鶏の炭火焼き。
やっぱり宮崎に来たら、これを食べないとね。

鉄板の上でジュージューと音を立てているうちに七味入りのゆず味噌で。
ハフハフのピリ辛に、アクセントのキャベツがシャキシャキ!!
ここにビールを流し込んだら・・・もう泣きそうなくらいの旨さです。
そこに、地元のスタッフさんから「通は、七味だけで食べるんだよ」と言われ
さっそく試してみると・・・うんうん、今度は鶏自体の味がよく分かる。
そして、噛んでも跳ね返すような、鶏の弾力。そこを噛みしめながら
焼酎をぶつけると・・・これは止まらない。2口食べたところで
既におかわりを注文(笑)
ほかに変わったところでは、名物の完熟マンゴーを使ったカクテルも頂き、
たった1晩の宮崎の夜を満喫できました〜・・・と締めようと思ったら
この続きがあったんです。

連れてこられたのは、繁華街の真ん中にある「釜揚げうどん」のお店。
宮崎って、釜揚げうどんが有名なんですね。知りませんでした・・・。
中でも人気店が2つあるそうで、そのうちの1店が、この「戸隠」
この店が凄かった!!のれんをくぐって中に入ると、そこは
まさに大衆食堂の雰囲気。200席近い広〜い店内なんですが、
それが・・・埋まっているんです。夜の11時半ですよ。うどん屋ですよ。
ここは香川県かと思いました・・・。
店を見回すと、有名人やスポーツ選手のサインが150枚くらい
ズラ〜と並んでいる。それに目を奪われていると、あっという間にうどんが登場。

このうどんが!!まあ〜、うまいのなんの!!
うどん自体は普通より細め、それをつけるタレが凄い。
この旨さをどう説明したら良いんだろう・・・。普通のめんつゆよりは
少し甘めなんですが、甘いのに「甘ったるさ」は全くない。
タレだけを飲んで気が付いた・・・柑橘系の何かが入ってる!!
その爽やかな香りと、ほのかな酸味が、釜揚げうどんを
今まで食べたことのない別の食べ物にしているんです。
それまでザワザワしていた10人以上のスタッフ一同が
うどんを食べた瞬間に黙りこくり、それから店を出るまで
「うまい」「これは本当においしい」と言った言葉を
何かに取り憑かれたように繰り返していたことで
この美味しさが伝わるかなあ。宮崎に行ったら、
間違いなく行く。日帰りだったとしても行く(笑)
すっかり上機嫌で、スタッフさんが取ってくれたホテルへ。

そこは、ちょっと不思議なホテルでした。これは店内なんですが、
どう見ても、昔はアパートだったと思われるホテル。
確かに、外観は完全にアパートだったし、
渡された部屋の電子キーは最低5回通さないとドアが開かないし(笑)
洗面所のシャンプーは、どうみても
「チャーミーグリーン」か「ママレモン」の空き容器だし。
部屋のテレビは、画面が映るのに音が出ないし。
まあ、1泊だったので、気にせず寝ました。
それを引いても余りある、宮崎の楽しい夜でした。
これもバレンタイン?
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先週土曜日の「彩の国ニュース」は、
西野七海さん・坂田陽子さんの秩父の旅をお送りしました。
そこで、2人が僕に買ってくれたおみやげが、これ!!

「そば粉」と「秩父の水」などの「そば」作りセット。
2人が秩父で体験してきたそば作り体験を僕にも、というわけです(笑)
先週の土曜日といえばバレンタイン・・・これって、チョコの代わりだったの?
この日の放送は、明日から「埼玉県」のホームページでも見られますよ〜。
湯西川温泉
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先週・今週と、2週にわたって「朝生とちぎ」の火曜日のコーナー
「ぐるぐるナビゲーション」で、湯西川温泉の魅力をご紹介しました。
僕にとっては、約2年ぶりの湯西川だったんですが、
湯西川を楽しむには、何と今の時期・冬が一番です。

まずは、雪の多い時期ならではの「かまくら祭り」
温泉街の入口に設けられた特設会場に大小のかまくらが作られ、
その中に入ったり、自分でかまくら作り体験をしたり出来ます。
他に、ソリコーナーも魅力。すっかり遊んでしまいました。
さて、その後は、平家の宿「伴久ホテル」で温泉を満喫!!
そして、ご自慢の平家落人料理を頂きました。

どうですか?豪華でしょ〜。いろりを囲んで、山や川の幸を頂きます。
イノシシ肉や野菜たっぷりのお鍋や、ヤマメの姿揚げを使ったサラダ、
山菜ごはんなどなど・・・これだけでもボリューム充分なんですが。

更に!!タケノコやイワナを、焼いて食べる事まで出来ます。
素材の味がこんなに楽しめる食べ方は無いでしょうね。
今回はロケだったので、お酒は飲めなかったんですが、
この豪華な料理に加えて、竹筒で温めたお酒も楽しめるんです。

そして、こちらは撮影用に借りさせてもらったお部屋。
ホテルで言うところのスイートルームです。
はっきり言って、ここまで来ると殿様気分!!
本当に本当にオススメです!!
コンビニで地産地消
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先週土曜日の「彩の国ニュース」では、
スタジオに美味しい物がたくさん登場しました。
というのも、埼玉県が地域の活性化に向けて行っている取り組みとして
コンビニと県内生産者がコラボレーションした新商品を開発しているんです。
今回は、ローソンが協力した新商品をご紹介したんですが、
紹介するからには、実際に食べてみないと・・・・。

というわけで、もちろん頂きました(笑)。
下の写真がそのメニューなんですが、右上から時計回りに紹介すると、
(右上)「狭山茶おこわ」狭山茶の茶葉をまぶしたおこわ。
具材として紅鮭やタケノコが入っています。
(右下)「深谷ねぎたっぷり塩焼そば」今が旬の深谷ねぎがたっぷり。
ボリュームも通常の1.5倍あります。
(左下)「コッペパン」コンビニでお馴染みのコッペパンシリーズ。
狭山茶あんとホイップクリームがたっぷり入っています。
(左上)「ふんわりオムレツのサンドイッチ」具材どっさりでボリューム満点。
埼玉県産のほうれん草がポイントです。

放送の後にちゃっかり全部を試食したんですが(笑)、
中でも僕のオススメは「深谷ねぎ塩焼きそば」と「狭山茶あんのコッペパン」。
「塩焼そば」は、ねぎがたっぷり入っていてシャキシャキ感が楽しめるのと、
具材にイカなどのシーフードが多く入っていて食感も楽しめるんです。
しかも1.5倍のボリュームで値段が498円!!これは驚きです。
「コッペパン」は、狭山茶の良い香りが
あんになってもちゃんと残っていて、クリームとの相性も良い!!
「抹茶クリーム大福」と聞いて「食べたい!」と思った人は、ぜひ買って下さい(笑)
ちなみに来週の火曜日・17日からは「深谷ねぎ」と「秩父味噌」を使った
おにぎりも発売されますよ。