フリーアナウンサー

小笠原 聖

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勝恵子さんと。

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ここのところ、おかげさまで様々なお仕事を頂いています。

週末はラジオの仕事、

昨日は4月からの新しい番組「はっぴる」の初ロケ。

(ロケの内容については放送日が近付いたら書きます。)

そして、今日は朝から幕張メッセで企業イベントの司会をしてきました。

 

ご一緒したのは、テレビのキャスターとして各局で活躍されている勝恵子さんです。

 

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今日のイベントは、紹介する人の数が多く、勝さんと僕とで分担しながらの進行でした。

そのため、本番前にも色々と打ち合わせや相談をさせてもらったのですが、

穏やかで丁寧なお話ぶりはテレビで見る印象そのまま。

本番のイベントでは、女優さんや歌手のゲストさんもいて、

本当に大忙しだったのですが、勝さんのリードのおかげで無事に終了!!

充実した1日になりました。

 

テレビ好きの僕にとって、フリーアナウンサーになって何より良かったと思うのは

自分がテレビで見ていた方とお仕事でご一緒できること。

今まで何度もそんな経験をさせて頂きましたが、今日また新たなページが加わりました。

「落語家はなぜ噺を忘れないのか」

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今回のタイトルは、ずばり読んだ本の名前です。

インパクトのあるタイトルにつられて本を手に取り、

著者名の「柳家花緑」を見て、迷わず買いました。

 

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花緑師匠といえば、人間国宝の五代目柳家小さん師匠(故人)を祖父に持ち、

戦後最年少の22歳で真打昇進。現在も「六人の会」をはじめとして

精力的な活動を続けている方。そんな方が落語の「コツ」のようなものを

教える本なのか・・・と思って買ったら、話はもっと深いものでした。

 

「小さんの孫」というプレッシャーと戦いながら新たな挑戦を続ける花緑師匠、だからこその

葛藤や悩み。その中で、どうやって覚えた噺を「自分の噺」にし、そこに

命を吹き込んでいくのかが、とても分かりやすく書かれています。

 

花緑師匠というと軽快なイメージを持っている方が多いかも知れません。

しかし、根はものすごく真面目で繊細な方。僕も数年前に

チバテレビの「浅草お茶の間寄席」という番組でインタビューをさせてもらいましたが、

どうやったら多くの人に寄席に足を運んでもらえるか、どうやったら

若い人が落語に興味を持ってくれるのか等々・・・。インタビューが終わった後も、

これからの落語について熱く語って頂いたのを今でもよく覚えています。

 

たぶん、落語をあまり見た事が無い人がこの本を読むと

「落語家はこういう事を考えて高座にあがるんだ」と違った視点で楽しむ事ができ、

落語を見続けている人は「花緑師匠は、こうやって今の形を作ったんだ」あるいは

「小さん師匠はこんな事を伝えていたんだ」という発見があるはずです。

ぜひ、落語を聞きに行く「前」に読んでみて下さいな。

長野智子さん「ニュースの現場から」

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ずっと読みたかった本を読む事が出来ました。

「報道発 ドキュメンタリ宣言」や「サンデースクランブル」

「朝まで生テレビ」のキャスターをされている

長野智子さんの本「ニュースの現場から」

 

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長野さんが鳥越俊太郎さんとコンビを組んだ「ザ・スクープ」を中心に

報道の現場での放送しきれなかったドラマが書かれています。

中でも前半は、パレスチナでの取材に関する内容。

普段のニュースではイスラエルとの紛争の大枠だけしか伝わってこない中、

戦火の中で暮らす人々に実際に接したからこそ分かる実情が伝わってきます。

 

しかも、専門家の人が書く本に多く見られる「難しい事を難しく書く」のでは無く

「難しい事を分かりやすい言葉で」書かれているのが、とても印象的です。

それは、アナウンサーである長野さんならでは、でもあり

出会った事に率直に思った事を文章にしているのだと思います。

つまり「等身大のことば」なのです。

 

僕は以前から鳥越さんの「ザ・スクープ」のファンでしたが、

長野さんとのコンビになってからは、より好きな番組になりました。

それは、ニュースの中に隠れている真実に迫ろうとする姿勢、

そして「なぜ?」と思った事を分かりやすく表現すること、

さらに「現場に出る」という事に大きなやりがいを感じていることが

番組に出ているお二人から、ひしひしと伝わってきたからなのだと思います。

 

最近は数ヶ月に1回の放送になっている「ザ・スクープ」ですが、

毎回欠かさず録画して見ています。

いつか、鳥越さんや長野さんと仕事がしてみたい。

僕の大きな大きな夢です。

 

その時まで、この本は何度となく読み返すのだろうと思います。

 

空飛ぶラーメン

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最近、とんこつラーメンにハマっています。

元々、ラーメンは大好きで、どんな味でも食べるんですが、

特に最近はとんこつラーメンの店があるとよく入ります。

何でだろう??と考えてみたら、先月の九州の旅で

とんこつラーメンを食べそびれたせいだと気付きました(笑)。

何それ?という方は、過去のブログを読んでみて下さい。

 

とんこつラーメンといえば、ロケの最中にこんなお店に出会いました。

それは「彩の国ニュース」のロケ中のこと。

「この近くに面白いラーメン屋さんがあるから行きましょう」と

ディレクターさんに言われるがままに向かった

『らーめん楓神』というお店。

 

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出てきたラーメンは、まさに九州とんこつのこってり味。

あっという間に平らげたんですが、僕はその直後にロケで色々と食べる場面があったので

ここで、ごちそうさま。すると、他のスタッフさんは替え玉を注文。

その替え玉が・・・。

 

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と・・・飛んだぁ!!しかも、けっこう長い距離だぞ〜。

聞くところによると、これが、このお店の名物なんだとか。

しかも、的を外れた事は無いそうで、リクエストすれば

お客さんが受け取る役をする事も出来るそうです。

 

ちなみに、飛んでいたラーメンの中には、受け取った店員さんよりも

ご主人の方に近い席のお客さんの分もありました(笑)。

じゃあ、飛ばす必要無いんじゃない??っていうのは、野暮ですなあ。

 

 

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コメントありがとうございました!

伝説のスポーツ本

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スポーツの取材をしていると、色々なドラマに出会います。

それは試合の中であったり、選手自身であったり・・・。

そんなドラマを伝えるのも僕の役割なのですが、

その「伝え方」に悩んだときに、いつも読み返す本があります。

ノンフィクション作家、故・山際淳司さんの本

第8回日本ノンフィクション賞受賞作

「スローカーブを、もう一球」

 

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8編が収録された中には、あの名作「江夏の21球」もあります。

日本シリーズでの歴史的な場面を1球ずつ切り、

その豊かな感性と豊富な取材で鮮やかに表現されている作品。

読んでいる文字の中に、スタジアムの興奮が蘇ります。

 

また、山際さんの作品は、無名のスポーツ選手や高校野球の地方大会といった、

新聞に小さく載るかどうかという物語も登場します。

そして、そのターニングポイントである場面に対し、時系列に述べるだけでなく

そこに至るまでの過程、後に登場人物から聞いた心境を織り交ぜながら

多角的に描き出すことで、見ている者を魅了する作品の数々。

 

僕が山際さんの事を知ったのは、若くして病に倒れる少し前、

スポーツニュースのキャスターとしての姿でした。

惜しかったなあ、と今でも強く思うのですが、

名作の数々は今でも輝きを失っていません。

吉祥寺「いせや」

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昨日は、吉祥寺で飲み会がありました。

といっても、お友達のパーティーがきっかけでお友達になった、

という方ばかりの会。ちなみに、集まった14人のうち、

半分が初対面、もう半分が2回目という会です。そう考えるとスゴイ(笑)

 

そんな会の舞台は吉祥寺。街をゆっくり歩いたのは、約10年ぶりだったんですが、

街がすっかり変わった事にビックリ!!ここは原宿かと思いました。

 

そんな通りの中にあるお店で2時間ほど飲みながら会話も弾み、外へ出ると8時。

2次会はメンバーの方のご自宅におじゃまして、という事になったのですが、

そこで寄ったお店が、吉祥寺では有名な焼き鳥のお店「いせや」です。

 

 

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例えて言うならば、原宿の竹下通りの中に

急に新橋のガード下の店が現れた感じ(笑)。

もうもうと立ち上る煙の中を、人が並ぶ並ぶ・・・。

 

相当な歴史を感じるお店は、1階・2階合わせても相当なお客さんが入れそうですが、

それでも店の前の坂には常に20人近い行列が。それとは別に、お持ち帰りの

焼き鳥を求める人が、違う行列を作っています。

しかも、若い人からお年を召した方まで年齢層が幅広い!!

 

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さっそく温かいうちに頂きましたが、食べてみると納得!!

まず、肉の新鮮さがよく分かる!!シンプルなんだけど、肉の持つ旨味が

凝縮されているんですね。ビールが進む進む・・・。

あと、同じく名物のシューマイも食べましたが、こちらも、とにかく肉がウマイ!!

吉祥寺という激戦区で人気を保ち続ける理由がよく分かりました。

今度は、お店で食べる方の行列に並んでみなくては!!

 

「からだのミカタ」初収録

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昨日は、この春から新しくレギュラーに加えて頂いた

BS−TBSの番組「教えて からだのミカタ」の初めての収録でした。

はっきり言って、初めてづくしの収録!!

まず、驚いたのが自分の楽屋があったこと。

 

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この番組は、健康な生活を送るための知識や、

ちょっとお得な情報をお届けする、というもの。

MCは別所哲也さんと倉本康子さん。

そして、毎回ゲストの方が登場し、番組を盛り上げてくれます。

この番組のリポーターとして、僕が加えてもらったのです。

 

いや〜、本当に緊張しました!!(笑)

今まで、いろんな局でテレビのお仕事をさせて頂きましたが、

今回はスタジオで20人以上の人が見つめているなかの収録。

しかも、その中でテーマに沿った話題の説明は、

ほとんどリポーターが務めるんです。

 

昨日の収録も、前日に打ち合わせをして、当日に使う映像を見ながら確認。

その後に、家に帰ってからも勉強をして本番に臨みます。

その成果は・・・5月2日(土)の夕方6時から放送です。

また、再放送もありますので、詳細はスケジュールのページをご覧下さい。

チューナーがあるところでは、全国で見られますので、ぜひぜひチェックして下さい!!

春を楽しむ。

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本当に過ごしやすい季節になりましたね〜。

この仕事をしていると、なかなかゆっくり季節を感じる機会がありません。

お恥ずかしい話ですが、番組の中に出てくる映像から

「あっ、もうこんな季節か」って思う事も多々あります。

 

これじゃいかん!!というわけで、最近は色々と出かけるようにしています。

 

先日は、こんな催し物に行ってきました。

「寄席・出囃子入門」

 

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寄席の高座袖から、何十年もの間、達人達に出囃子を贈り続けてきた

出囃子三味線奏者の森本規子さんが、貴重なエピソードを交えながら

名人達の出囃子を紹介してくれました。

 

出囃子は落語家さんのテーマソング。ひとりひとりに出囃子があります。

しかも、それぞれの人の登場のリズムがありますから、それぞれに

呼吸を合わせるのは至難の業。

そして、噺の中のBGMも演奏するのも、大きな役目なんですよね。

「夜桜」を演奏すれば今の季節を感じられるし、

「お菊の皿」のドロドロドロ〜っという演奏が始まれば、

今にも幽霊が現れそうな雰囲気になり、急に背筋が寒くなる・・・。

まさに、音色で四季を感じられました。

 

さて、聴覚を刺激したら、今度は視覚!!

ゆっくりとお花見をする機会は無かったんですが、

いつも通っている浦安の図書館の近くにある川沿いに

素敵な桜並木を見つけました。

 

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ライトアップされて、なかなかロマンチックです。

賑やかなお花見も良いですが、1人でしっとりと楽しむのも良いもんです。

 

すると、先日行ったお気に入りのお店の料理にも・・・。

 

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お〜、桜が!!本当に日本人は桜が好きなんですね。

ちなみに、こんな料理も食べました。

 

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春の山菜に水菜とほたるいか。まさに春の味でした。

やっぱりお出かけは良いですね!!

「駅たべ」?名古屋編

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以前にこのHPで書いたスカパー!のCMが流れているみたいですね〜。

CMで野球選手がヒーローインタビューを受けていたら、聞き手は僕です(笑)。

 

その中で、名古屋での撮影の帰りに大急ぎで寄ったお店があります。

お店、とは言いながら、正確には駅の「立ち食い」でございます。

 

名古屋駅の新幹線ホームにある、きしめんのお店「住よし」

実はここ、ビジネスマンの中では超!!有名なお店なんです。

その証拠に、入口には常に行列が出来ています。

 

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僕も小さい頃から何度か寄った事があるお店だったので

今回も密かな楽しみにしていました。

そして今回選んだメニューは「名古屋コーチンきしめん」

 

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今回、スタッフの方にひつまぶしをご馳走になって大満足だった僕ですが、

目の前に「名古屋コーチン」という文字を見たら、やはり食べたくなるでしょう!!

値段は840円と高めでしたが、肉の歯応えや旨味はさすが!!

そして、ここのきしめんはダシがバツグンなんです。

新幹線の出発を待っていた中で、

しかも後ろに並ぶ人の視線を気にしながらだったので大急ぎで食べましたが、

もうちょっと味わって食べたかったなあ。

 

名古屋に行く機会はもちろん、新幹線のホームにあるので

途中下車して食べる、という手もありますよ(笑)

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