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小笠原 聖

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鉄道のハナシ

ふるさとの景色

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前回の日記の続きです。

小海線の撮影を満喫して、1日目は八ヶ岳近くのホテルに泊まりました。

一夜明けて窓の外を見ると、外は雨・・・でも、下を見ると

ホテルの前に大きなテントが。何だろうと思って行ってみると・・・。

 

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なんと、地元で採れた新鮮な果物を売る朝市でした。

小雨の中でも元気にやっているなんて、素晴らしい!!

しかも、この写真の品々・・・左の黄桃は1個100円、

右の巨峰は500円で合計700円!!や・・・安い!!!

しかも、下に写っているデラウエアは、おまけで付いてきました(笑)。

 

なんでも、このホテルでは周辺の観光をしながら

1週間近く連泊する人もいるんだとか。

そのため、朝市に来ている他の宿泊客の方の中には

「昨日は柔らかめの桃だったから、今日は固めのをちょうだい」

なんて注文をする人もいました。まるで湯治場みたい・・・。

それにこの日は、夏休みという事もあって、大勢の人で

ホテルが賑わっていました。家族連れがたくさんいて

子ども達の歓声が響くホテルの中・・・なんだか元気をもらえる空間でした。

 

さて、それから向かった先が長野県の大町市。

ここに、僕の祖父母は眠っています。

北アルプスの山々を望む静かな街。

空気も澄み切っています。

周りを緑に囲まれ、冬には一面の銀世界になる大町市。

立山・黒部アルペンルートの長野側の玄関口でもあり、

石原裕次郎さん主演の映画「黒部の太陽」の舞台となった街。

 

僕は、この街が本当に大好きです。

小さかった頃より、大人になればなるほど、訪れるのが待ち遠しくなる。

そして、また帰ってきたいと思う街です。

自分が将来、この街に眠ると思うと、清々しい気持ちにさえなります。

 

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祖母の13回忌法要の中で、和尚さんが

「日記を書く大切さ」について、説法をして下さいました。

その時の自分の思ったこと、感じた事を振り返ることの大切さ。

現代では、このようなブログも、我を顧みる手段と言えるのかもしれません。

 

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しかも、現地に向かう2日前まで天気予報は大雨。

ところが、ホテルを出て大町市に向かう間に雨が止んでくれました。

 

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いろんな事に感謝する事が出来た2日間。

そして、鉄道の写真もたっぷり撮れた2日間でした(笑)

3枚の写真は、大町市を走る「大糸線」沿線で撮ってみました。

 

 

「駅たべ」?熊本・富士ぶさ編

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前回書いたように、東京駅での出発前に「富士・はやぶさ弁当」食べたので

終点の熊本では本場の熊本ラーメンを・・・なんて事を最初は考えていました。

ところが!!熊本駅に着くと、売店に熊本版の「はやぶさ弁当」が。

一度見ちゃったら・・・やっぱり食べ比べたい(笑)。ということで、

1時間足らずの滞在時間に購入し、博多へ戻る「リレーつばめ」の中で

食べることにしました。

 

こちらは、東京版よりレトロな感じの包装。これは捨てられないですねぇ。

 

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しかも、包装紙を取ると、中にも「はやぶさ」の写真を使ったお品書きが。

しかも、そこには昭和33年の運転開始からの歴史と、

昭和44年当時に食堂車で出されていた「幕の内弁当」のメニューが

書かれていました。

 

ちなみに、おかずは「鮮魚天ぷら」「豚肉竜田揚」

      「若鶏黄金焼」「高野豆腐」「酢蓮根」などなど・・・。

なかなか美味しそうですね〜。

 

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そして、今回のお弁当のお品書きは

 

「鶏飯」

「鶏肉の黄金焼」

「蒲鉾」

「玉子焼」

「煮しめ(椎茸、干し筍、蓮根、人参)」

「鮎の甘露煮」

「菜の花の和え物」

「馬肉入りコロッケ」

「辛子レンコン」

「柚子大根の漬け物」

「桜餅」

「デコポン」

 

という内容。東京版と違って、沿線の名物というよりは

熊本の美味しい物が凝縮されているわけですね。

野菜が多めなので栄養バランスも良く、

1000円という値段も、かなりお得感がありました。

 

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こちらも、東京版と同じく、薄焼き卵が「はやぶさ」の形に切られていました。

こういった期間限定のお弁当って、旅の楽しみを更に増やしてくれますよね。

包装紙は、僕のスクラップ帳にしまっておこうかなぁ。

 

お久しぶり!!埼玉 鉄道の旅です。

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今度の土曜日の「週刊彩の国ニュース」は、久々に

『小笠原聖が行く!埼玉鉄道の旅』をお送りします。

 

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上の写真はロケ風景。駅や旅先の合間に、こうやって

鉄道が走る様子を撮影しているんです。

ちなみにここは、JR東日本の鉄橋の中で一番長い鉄橋です。

そこで・・・。

 

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僕も撮影してみました。確かに、土手から撮るので

列車を遮るものが無く、なかなか良い感じの写真になりました。

そんなわけで、今回は沿線の開発が急激に進む路線、

その一方で、鉄道マニアにとっては

貨物などの「レアな列車が撮れる路線」としてもお馴染み、

「武蔵野線の旅」でございます。ぜひぜひ、ご覧下さい!!

鴨川キャンプ番外編

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昨日は千葉ロッテの鴨川2軍キャンプの話を書きましたが、

今回は、その前後の話を書こうと思います。

今回行った日は、ちょうどキャンプの最終日だったんですが、

最終日というのは練習が早めに終わってしまうんです。

 

まして、せっかくのキャンプ取材なので初めから見たい!!

でも、けっこう鴨川は遠い!!しかも、安く行きたい!!

その結論・・・5時に起きましたよ、はい(笑)。

そして、鈍行列車を乗り継いで鴨川に向かう事にしました。

 

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まずは、千葉駅から外房線の普通列車(右)で勝浦へ。

そこから、別の普通列車に乗り継いで安房鴨川へ向かったんですが、

その勝浦からの普通列車というのが、東京からやってきた特急「わかしお」。

ここから普通列車になる列車が1日に何便かあり、

その一つにちょうど当たったんです。

 

ゆったりしたリクライニング席に深く腰掛けながら、

車窓には房総の海が広がる列車の旅・・・。

もう、このまま帰っちゃおうかと思いました(笑)

都内から列車を乗り継ぎ、合計3時間と15分の旅でした。

 

・・・そうそう。上の写真は勝浦駅での乗り継ぎの時のものですが、

近くでは「雛めぐり」というお祭りをやっていて、駅の中にも

こんな立派なひな壇が出来ていました。

 

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そして、こちらは終点の安房鴨川の駅前。

1週間のキャンプ中には2回ほど、市民の皆さんとの

ふれあいイベントも行われました。ここから球場まではタクシーで行きました。

 

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そして、無事にキャンプを終えた帰りに安房鴨川の駅前で

海の幸を堪能しましたよ〜。こちらの海鮮丼です。

まぐろ、鯛、アジが1度に楽しめる豪華版、1200円です。

 

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この海鮮丼を食べたのは、駅前の小さな食堂だったのですが、

そこのおばちゃんと、こんな会話がありました。

 

「どこから来たの?」「東京からです。」

「ふ〜ん?グラウンドかい?」「はい、グラウンドに」

「うちの方が安いよ。素泊まりで4000円だから」「?????」

 

これだけじゃ、何の事だか分からないですよね(笑)。

どういう事かと言うと・・・。

 

この時のおばちゃんの言った事は、「グラウンド」では無く、「グランド」でした。

で、「グランドかい?」とは「こっちでは『鴨川グランドホテルに泊まるの?』」という

意味が含まれていました。鴨川グランドホテルとは、選手達の泊まっていたホテル。

 

つまり、僕が泊まりの取材でグランドホテルに滞在すると思ったみたいなんですね。

僕は僕で「グラウンド」と聞こえたので、球場の事を言っていると思いこみ・・・。

おばちゃん残念!!僕は日帰りでした(笑)。それより、小さな食堂のどこで

素泊まりの旅館をやっているのだろう、と思ったのですが、深く聞くと

そのまま「泊まってけ」って言われる可能性が高かったので(笑)やめておきました。

 

それにしても、久しぶりに自由気ままな1日を過ごしました。

次は1泊くらいの旅行で来たいなあ。

 

 

「駅たべ」?塩尻編

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長々と書いてきました、長野への旅の話。

ラストは、「駅たべ」シリーズの2回目です。

僕が長野へ行った時に、ほぼ毎回食べる駅弁です。

それが、塩尻駅の「とりめし」です。

 

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僕が初めて出会ったのは5年以上前。「野沢菜入り」というパッケージの文字と

610円という安さに惹かれて買ったのですが、値段だけで侮るなかれ。

これが絶品のお弁当でした。ちなみに、今回は松本駅で購入したんですが、

本家の塩尻駅では、釜めしタイプのものもあります。

 

しかも、松本駅の売店の名前は「あずさ」。ここを走る特急列車の名前と同じ。

そんなわけで、レシートも一緒に撮ってみました。ただ、それだけです(笑)

 

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中身はこんな感じ。至ってシンプルです。鶏の竜田揚げと鶏そぼろ。

そして炒めた野沢菜とみそ漬けが入っているんですが、中でも

竜田揚げと野沢菜を一緒に口に入れると、鶏肉のジューシーさと

野沢菜の適度なシャキシャキ感が相まってウマイのなんの!!

 

シンプルだからこそクセになる、そんな味です。

 

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そんな「とりめし」を食べながらの、長野からの帰り道。

山梨の甲府に差しかかろうかというところで、車窓には富士山が見えました。

お正月の箱根駅伝に続いて、新年になって半月で2回目の富士山です。

こんな絶景を見ながら食べる駅弁は最高だね〜・・・と思ったら、

あれっ、もう食べ終わってた。

 

長野へ行ってきました(4)

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今日は「成人の日」ですね〜。新成人の皆さん、おめでとうございます。

思い返せば、僕も10年前に成人式に出席しました・・・えっ!?10年前??

自分でビックリです。

まだ2年前くらいの事だと思っていたのに(それは言い過ぎ?)。

 

ちなみに僕は大学時代に住んでいた北海道の旭川市で成人式に出席しました。

大学の友達と一緒に行ったんですが、会場で記念のプレゼントをもらって。

重いな〜と思って中を見ると、一升瓶に入った赤紫色の液体が。

「おっ!!ハタチになって飲めるワイン?さすが、北海道!!

近くの富良野ワインかな〜」なんて浮かれて家に帰り、袋から出してみたら、

北海道特産の木の実「ハスカップ」のジュースでした(笑)

まあ、北海道らしい事にかわりは無かったですけどね。

 

そんな僕の成人式を喜んでくれた、親戚のおばさんの家への旅です。

前回の到達地・信濃大町から松本まで戻り、

今度は中央西線の普通列車に1時間ほど揺られます。

 

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降り立つ駅は、ここ上松。「あげまつ」と読みます。

長野県の木曽郡。「木曽ひのき」で有名、と言ったら分かる方がいるかも。

 

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今では「森林セラピー」という、街を挙げた取り組みも行っているんです。

僕も小さい頃に行った「赤沢自然休養林」は、この駅からバスで行くのですが、

森のチカラを全身で感じる事が出来る、本当に気持ちの良いところです。

今の時期だと、近くの「御岳(おんたけ)スキー場」が賑わっています。

 

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1番の自慢である「ひのき」は、駅舎の至る所にも使われていて

ホームの真ん中にはご神木もそびえています。

駅にいると、ひのきの良い香りがするんですよ。

これだけで、天然のアロマ効果が充分ありそうです。

 

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こちらは、駅から見た周辺の山々。美しいでしょ?

そして、この上松駅から5分ほど歩くと、

僕の親戚がやっている民宿「堺重」があります。

 

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この近辺では一番長い歴史を持つ(らしい)この民宿。

その楽しみは、長野でしか食べられない「地元の味」を

たくさん用意して待っていてくれること。

次回は、その料理をたっぷりご紹介します。

スポーツ三昧のお正月(1)

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大晦日・そして元日とのんびり過ごしたのですが、ちょっと

のんびりし過ぎて疲れちゃったので(笑)昨日はお出かけをしてきました。

行き先は箱根!!そう、箱根駅伝を見に行ってきたんです。

 

実は去年も見に行ったんですが、その時は茅ヶ崎でした。

駅伝と共に、茅ヶ崎付近で声援を送っているという徳光和夫さんを探そうと

出かけたんです。まあ、場所は分からずじまいでしたが。

そして、今回はもうちょっと先に進んで・・・。

 

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こちら!!箱根の温泉街の玄関口。箱根湯本駅でございます。

ここは、駅のすぐ隣りを選手達が走るので良いかな〜と思ったんです。

選手の到着時間を考えて、余裕を持って着いたんですが、

すでに沿道にはたくさんの人が・・・。しかも、晴天に加えて

予想していたような寒さも無かったので、快適でした〜。

 

そして、待つこと30分・・・。

 

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先頭の早稲田大学がやってきました!!本当に駅伝を見るたびに思うのですが、

本当にあっという間に過ぎていくんですよね。写真を撮ると、「ガンバレ〜」って

声をかけるのを忘れるし、声をかけると、旗を振るのを忘れるし・・・。

ちなみにこの後、往路は首位が東洋大になったんですね。

 

すると、後続の選手達と同じタイミングで横を電車が通り、

鉄っちゃんにとって理想的なショットが撮れました。

しかも、電車の中のお客さんのほとんどが窓に張り付き、

しかも車掌さんも身を乗り出して、その様子を見ていたんです。

やっぱり、みんな見たいよねぇ・・・。

 

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そんなわけで、無事に観戦が終了!!そして、僕が箱根湯本に来る時には

欠かさない「お約束」へ。

 

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箱根湯本の駅前にある「菊川」の「箱根まんじゅう」を必ず食べるんです。

小さい頃から箱根には何度も行っているんですが、その度に食べています。

あ・・・箱根に来ている理由の大半は、温泉ではなく列車に乗るためです(笑)

箱根まんじゅうのお店は数多くあるんですが、ここでは目の前で作りたての

アツアツが食べられるので、絶対にオススメです。

 

さて、昨日は夕方から向かう次の予定までに時間があったので、

小田急線で少し戻って新松田で途中下車。実は箱根に向かう電車の中で

電車を撮影するスポットを見つけちゃったんです。

 

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そこでの写真がこれ!!後ろに富士山が写っているの分かりますか?

何とも新春にふさわしいでしょ?今年もお正月から鉄っちゃん的発想です(笑)

続きは、また改めて・・・。

 

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