夏の思い出2015・千葉編
2015年07月31日
僕の仕事の中で1年のピーク、7月の高校野球シーズンが終わりました。
僕の「高校野球シーズン」とは、地区大会の実況のシーズン。
今年も千葉大会(チバテレ)と、埼玉大会(テレ玉)で担当させて頂きました。
今年も千葉大会の開会式中継から、僕の実況ウィークがスタート。
171校・170チームが一斉に並ぶ瞬間は、何度見ても圧巻です。
中盤に台風の影響で順延がありましたが、その日以外は連日の実況。
こんなに続けて実況したのは、今までの夏でも経験がありませんでした。
QVCマリンも良いけど、高校野球らしさを感じるのは千葉県野球場。
内野席の一番高いところに放送席を作ります。
風は強いし、砂埃も来る(笑)でも、夏って感じがします。
その雰囲気を残したくて、スタッフさんに現場の写真を撮ってもらいました。
もう1つの「現場」は、チバテレのナレーションルーム。
ここで夕方の「ガチファン」と、夜の「高校野球ダイジェスト」の
試合ナレーションを今年も担当しました。
多い日には12試合を収録するので、原稿を作ってもらう時間は無し。
そこで、送られてきたスコアを見ながらナレーションを収録です。
・・・ナレーションというか、むしろ実況(笑)
このスタイルで、もう12年・・・すっかり慣れました(笑)
試合前に、到着したチームの監督に取材をさせてもらうのも
この期間の日課。千葉の高校野球に携わって10年を越えた頃から
ようやく監督さんにも顔と名前を覚えてもらえるようになってきました。
高校野球の監督さんは、いつになっても雲の上の存在。
そんな方々に「実況してもらえるところまで残れるように頑張りますよ。」
なんて言ってもらえると、この仕事をやっていて良かったと、心から思います。
今年の千葉大会、僕の10試合目の担当は決勝戦。
専修大松戸が市立習志野に逆転勝ちし、悲願の初優勝!!
個人的には、茨城で3校を甲子園に導いた持丸監督が
満面の笑みで「夢が叶いました!」と話した優勝インタビューに
グッと来るものがありました。
松戸市から初の甲子園。1試合でも多く、戦って来て下さい。
僕も応援に行けたら良いな・・・。
そして昨日。
ありがたい事に、僕が実況させてもらった千葉大会の決勝戦。
その優勝決定の瞬間の千葉市での視聴率が、キー局を含む全ての局の中で
同時間帯トップだったと教えてもらいました。
そんな放送に携われた事に感謝!!
ご覧頂いた皆さん、お世話になった皆さん、
本当にありがとうございました。