僕が大切にとってある年賀状があります。

旭川大学を卒業した年に届いた1枚。

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旭川のコミュニティーFM「FMりべーる」の柳沢紀夫社長。

僕が旭大に入って、アナウンスの経験を積む機会を探していた時、

柳沢さんに「市民DJという枠 で喋ってみろ。

そのためのサークルを作れ」と言ってもらい、即席の放送サークルを作った。

その後、本当にレギュラー番組を担当させてもらい、

2000年の年明けにはラジオドラマも制作させてもらった。

そして就職浪人をして局アナになった僕にお祝いの言葉をかけてくれながらも、

その前から「いつでも帰って来い。りべーるで喋る枠を作って待ってる。」と

言い続けてくれた柳さん。

 

僕が関東で活動を始めてからも、不思議と人の繋がりが出来て、

次に会ったら話が弾むなぁと楽しみにしていた。

ここ数年はご無沙汰していたけど、

今度旭川に行った時は…と思っていたまま月日が過ぎていました。

 

そして今日、柳さんの突然の訃報を聞きました。

もう1度お礼が言いたかった。

帰る場所が無くなってしまった。

柳さん、本当に本当に、ありがとうございました。

遅くなってしまったけど、必ず直接お礼を言いに行きます。