東北レポート①
2015年03月24日
お久しぶりです。
またまた更新が遅くなってごめんなさい!!
この2週間ほど、怒涛のスケジュールが続いていて、
やっと少し落ち着きました。まぁ、何を言っても言い訳になるんですけど(笑)
そんなわけで、3月8日(日)から振り返って行きます。
まずは、第1回の開催となった「NACK5リレーマラソン」、
いつもはプロ野球の試合が行われる西武プリンスドームをコースにして
5時間のリレーマラソンをするというイベント。
僕はもちろん、「SPO-NOW」チームで参加。
レースの前半で1周(1・8キロ)を走り、戻って来てからは
特別番組の進行を3時間半務めました。
いつどのゲストランナーがやってくるか分からない、台本も無い(笑)
スリリングな番組でしたが、皆さんと楽しくお送りする事が出来ました。
そして、打ち上げに行く皆さんを残し、僕は一路、仙台へ・・・。
そう、ここから「東北レポート」がスタートしたんです。
東日本大震災から4年というタイミングに合わせて、
僕が1年で三陸地方を移動しながら、3日間に渡って移動する企画。
レポートの放送日は3/10(火)~12(木)でしたが、
その中で使うインタビューをICレコーダーで録音し、それをパソコンから送って
編集をしてもらう・・・という、放送までの準備時間を考え、
放送日の2日前から取材・インタビューが始まりました。
初めに話を聞いたのは、東北放送の飯野雅人アナウンサー。実は、僕とは
テレビ朝日系列の新人アナウンサー研修で一緒になって以来の親友です。
飯野君は福島放送から、地元・仙台の東北放送に移り、
東日本大震災が発生した後は、被災地を度々訪れて報道して来ました。
話を聞く中で一番印象に残ったのは、「復興の進み具合に、格差が出てきた。
明と暗がある。」ということ。飯野君も取材しながら、そのジレンマと戦っていると
感じました。インタビューの後は、久しぶりにゆっくり近況報告に花を咲かせました。
翌朝3/9(月)は、JR東日本仙台支社に伺い、広報の方に
東北地区の復旧路線についてインタビュー。
その後は東北新幹線で新花巻へ。
そして、釜石線の快速「はまゆり」で釜石へ向かいました。
新花巻駅は、新幹線の駅舎から一旦外に出て、
ローカル線のムードがある釜石線の単線ホームへ。
三脚を持った人が多いのを見て、やっぱり取材の人が多いのかな?と
いろんな気持ちが湧き上がりました・・・。
遠野のあたりは、まだ雪が残っていて、本当に美しい景色でした。
そして、釜石に到着。ラグビーW杯の開催地に決定した直後とあって
駅の周りもお祝いムード。でも、このラグビーボールのモニュメントは
前からあったみたいです。右側は三陸鉄道の釜石駅。
建物を外から見るだけでも、温かみの溢れる駅でした。
そして駅近くにある「かまいしさいがいエフエム」の阿部志穂さんにインタビュー。
阿部さんは千葉の松戸出身で、岩手で就職したのが2011年の1月。
それからわずか2ヶ月で震災が発生したんです。阿部さんのアナウンサー生活は、
まさに震災を伝えた期間そのもの。
「今でも当時のことを話すと涙が出る」という一方で、子供たちを取材すると
明るい気持ちになると教えて下さいました。
同じラジオで伝えるお2人の話、僕も考えさせられる事が、たくさんありました。