「アナウンサーのバイブル」と、徳光和夫さんが

テレビで話していた本があります。

元NHKアナウンサー鈴木健二さんの「気くばりのすすめ」

 

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1982年に発行され、1年間で430万部を超える

超・ベストセラーになった本です。

読む前は、本のタイトルから指南書のような内容を予想したのですが、

読んでみると、とても読みやすい。

 

それは、大ベテランのアナウンサーで、「日本語の達人」である

鈴木さんだから、というのはもちろん、読者をサラリーマンなどと想定し、

どの会社でも、あるいは、どの家庭でも応用出来る

コミュニケーションのコツが記されているからです。

 

コツとはいっても、何よりも大切な事は、日々の努力。

また、「仕事の前の準備」「挨拶」「人の話の聞き方」など

意識次第で今すぐ始められる事ばかりです。

でも、これが今の日本人(もちろん僕も含めて)に足りない、

もしくは忘れがちになっているんでしょうね。

そして、その基本はアナウンサーとしての「大切なこと」とも

重なっているわけで・・・なるほど、やはり「バイブル」なのですね。

家の本棚の見える場所に置いておいて、時々は読み返そうと思いました。