九州汽車旅
2009年03月21日
18時間にも及ぶ「富士・はやぶさ」での旅を終えて降り立った熊本。
駅の横では、着々と九州新幹線の建設工事が行われています。
鉄道の世代交代を感じさせる光景。
そして、熊本駅の構内では、「はやぶさ」の歴史を振り返る
写真展が開かれていました。
また、売店には多くの「はやぶさ・さよなら記念グッズ」が。
お菓子やポスターなどもあるんですが、さすがは九州!!と思ったのは
この「焼酎セット」。しかも、これが飛ぶように売れていました。
僕は瓶の重さが気になって止めましたが(笑)
さて、熊本駅の周りを見学したら、あっという間に熊本の滞在時間は終了!
熊本城でも見てくれば?と言われそうですが、1時間も経たないうちに
反対方向の特急「リレーつばめ」で博多へ。いや〜、鉄っちゃん的な旅だなあ。
九州の特急列車は、他と比べてもオシャレなものが多い。
それは内装・外観どちらにも言える事なんですが、
外国・特にヨーロッパ調の列車が活躍をしています。
上の「リレーつばめ」もそうですが、
それ以上に気になっていたのは博多〜長崎間を走る
「かもめ」号の新型車両、通称「白いつばめ」。
今回は長崎方面に足を運ぶ時間が無さそうなので
乗るのを諦めていたんですが、予想外の展開が待っていました。
博多で「リレーつばめ」から乗り換え、小倉まで向かう
特急「ソニック」の車両が、この「白いつばめ」の車両だったんです。
どうですか??新幹線にも負けないようなスマートなデザイン。
写真や映像で見て、一度乗ってみたいと思っていました。
実は、博多から小倉を経由して大分方面に向かう「ソニック」にも
このような「かもめ」型車両が使われている事は知っていました。
ただ、ソニック型の車両は白い車体に青い線が入っているのに対して、
僕が乗った「ソニック」は、「かもめ」型を示す黄色の線。
つまり、正真正銘の「かもめ」型に乗れたというわけです。
・・・はい、ここまで言うと、かなりマニアックなので、このくらいにします(笑)
この「かもめ」型車両の一番の大きな特徴は、革張りの座席。
重厚感があって、座ったときのゆったり感も群を抜いています。
一応言っておきますが、別に「かもめ」の座席がマッサージチェア、
という事ではありません(笑)。自由席を含め、普通の座席全部が
革張りなんです。こんな列車で仕事に行ける九州のビジネスマンが羨ましい・・・。
しかも、この写真を撮った一番前の車両。その最前部の運転席はガラス張りの
広々とした造りになっています。外からの光も充分に入る開放的なデザイン。
他の地域にも、ぜひこんな特急列車が登場して欲しいものです。
で、どこへ向かっているのかって?それは、次回に・・・。