野菜が主役!
2009年03月08日
僕もこのブログで様々なお店をご紹介しましたが、
今回は今までで一番「大人」なお店かもしれません。
ということは、当然、僕自身が見つけたのではなく(笑)
教えてもらったお店のご紹介です。
お店の名前は『和の杜 すみか』
東京は東銀座、歌舞伎座のすぐ近くにあります。
ビルの8Fにあるお店からは銀座の街が一望でき、
しかも店内は料亭のような気品溢れる雰囲気。
このお店を紹介してくれたのは、事務所の先輩であり
飲み仲間(笑)でもある東由貴さん、そしてこの写真を撮ってくれているのは
彩の国ニュースでご一緒している西野七海さんです。
この日は、そのお姉さま(?)お二人、さらに、別の飲み仲間方お二人という
少し賑やかな宴となりました。
さぁ、ではお料理の話。
このお店の売りは何と言っても「野菜」。
その魅力を、ビールを飲み始めた直後のお通しで
いきなり思い知らされます。
まずは、「春野菜のテリーヌ 黒酢ドレッシング」
菜の花などの野菜と蟹をきれいに並べ、周りを白菜が囲んでいます。
口の中に入れると、シャキシャキとした食感と共に、春の香りがフワ〜。
このお店、ただ者では無い・・・。
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続いても、季節を感じる「春筍の天ぷら」
筍の中にはすり身が入っていて、筍の食感は充分に残っていながらも
二重三重の味のバリエーションがあります。すごく繊細な味。
・・・と、ここまでの2品が「お通し」なんです。
まさに先制パンチ!!度肝を抜かれました。
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しかも、行った日がちょうど、ひなまつりだったこともあり、
小さなちらし寿司のサービスも。心憎い演出です。
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こちらは、まさに野菜の美味しさを感じられる2品。
左は、牛蒡(ごぼう)と独活(うど)の蕗味噌添え。
大地の香りがする野菜を食べると、パワーがもらえる気がします。
このお店が契約農家から直接届けてもらう野菜にこだわる理由が
よく分かります。
こういう野菜の苦みって、小さい頃は苦手だったのに
お酒が飲めるようになった頃には、逆に大好きになっていました。
そして右側は「白菜と水菜の自家製からすみサラダ」
大きな器にたっぷり盛られた白菜の甘いのなんの!!
からすみと塩昆布の上品な塩味が、野菜の底力を引き出します。
あまりの美味しさにおかわりしちゃいました。
これは、特に食べて頂きたい逸品です。
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極めつけは、先ほどの春筍をお造りで。
肉厚の筍を噛みしめると、中からみずみずしさと甘みが溢れます。
ここまで来ると感動もの。今回は、アラカルトで頼んだんですが、
毎日20〜30品のアラカルトメニューがあるそうで、他にも
コース料理があります。またご紹介した中にも、お肉やお魚の料理も
ちゃんとありますし、土鍋を使ったご飯、なんていうのも(これも美味しかった)
僕も30歳になって、こういうお店を知っておくと、デートの時に
株が上がるんだろうなぁ、って本気で思いました(笑)。
そういうチャンスが来たら、間違いなくこのお店に来ようと思います。