宮崎グルメ+α
2009年02月17日
今回のCM撮影での宮崎弾丸ツアー。
1泊2日という事で、何かと慌ただしかったんですが、
逆に言えば日帰りじゃなかった、とも言える・・・。
そして初めて、飛行機に自費でなく、
スタッフさんのお金で乗ることが出来たんです!!(笑)
そして、撮影の合間には様々な差し入れも。
こちらは、宮崎名物の「お菓子の日高」の『なんじゃこら大福』
まず、その大きさに驚きます。普通の大福の2.5倍くらいあって、もちろん重い。
その中には「いちご1個」「栗1個」「クリームチーズ(栗と同じくらいの大きさ)」の
3つが入っていて、周りにつぶあんがぎ〜っしり入っているんです。
でも、食べているうちに、あれっ?あれっ?と、何だかクセになってくるんです。
もちろん、甘い物が好きな人に限った話ですけどね(笑)
とはいえ、これだけでご飯の代わり、というのは寂しいので、
CM撮影後に、ご飯を食べに連れて行ってもらいました。
まずは、宮崎地鶏から。
さすが地元とあって、「地鶏の刺身」というメニューだけで
部位によって10種類くらいある。
色々食べたいので、「盛り合わせ」にしてもらいました。
どうですか〜。きれいな色でしょ?
右のササミはわさび醤油・・・さっぱりしているけど、後から油の甘さがほんのり。
左下の砂肝は甘めの特製醤油タレ・・・シャリシャリした歯応えが良い。
左上のレバーはごま油と塩・・・特にオススメ。濃厚な旨味。
これに地酒や焼酎を合わせれば、こりゃもう!!たまらんです。
助走をつけたら、次は地鶏の炭火焼き。
やっぱり宮崎に来たら、これを食べないとね。
鉄板の上でジュージューと音を立てているうちに七味入りのゆず味噌で。
ハフハフのピリ辛に、アクセントのキャベツがシャキシャキ!!
ここにビールを流し込んだら・・・もう泣きそうなくらいの旨さです。
そこに、地元のスタッフさんから「通は、七味だけで食べるんだよ」と言われ
さっそく試してみると・・・うんうん、今度は鶏自体の味がよく分かる。
そして、噛んでも跳ね返すような、鶏の弾力。そこを噛みしめながら
焼酎をぶつけると・・・これは止まらない。2口食べたところで
既におかわりを注文(笑)
ほかに変わったところでは、名物の完熟マンゴーを使ったカクテルも頂き、
たった1晩の宮崎の夜を満喫できました〜・・・と締めようと思ったら
この続きがあったんです。
連れてこられたのは、繁華街の真ん中にある「釜揚げうどん」のお店。
宮崎って、釜揚げうどんが有名なんですね。知りませんでした・・・。
中でも人気店が2つあるそうで、そのうちの1店が、この「戸隠」
この店が凄かった!!のれんをくぐって中に入ると、そこは
まさに大衆食堂の雰囲気。200席近い広〜い店内なんですが、
それが・・・埋まっているんです。夜の11時半ですよ。うどん屋ですよ。
ここは香川県かと思いました・・・。
店を見回すと、有名人やスポーツ選手のサインが150枚くらい
ズラ〜と並んでいる。それに目を奪われていると、あっという間にうどんが登場。
このうどんが!!まあ〜、うまいのなんの!!
うどん自体は普通より細め、それをつけるタレが凄い。
この旨さをどう説明したら良いんだろう・・・。普通のめんつゆよりは
少し甘めなんですが、甘いのに「甘ったるさ」は全くない。
タレだけを飲んで気が付いた・・・柑橘系の何かが入ってる!!
その爽やかな香りと、ほのかな酸味が、釜揚げうどんを
今まで食べたことのない別の食べ物にしているんです。
それまでザワザワしていた10人以上のスタッフ一同が
うどんを食べた瞬間に黙りこくり、それから店を出るまで
「うまい」「これは本当においしい」と言った言葉を
何かに取り憑かれたように繰り返していたことで
この美味しさが伝わるかなあ。宮崎に行ったら、
間違いなく行く。日帰りだったとしても行く(笑)
すっかり上機嫌で、スタッフさんが取ってくれたホテルへ。
そこは、ちょっと不思議なホテルでした。これは店内なんですが、
どう見ても、昔はアパートだったと思われるホテル。
確かに、外観は完全にアパートだったし、
渡された部屋の電子キーは最低5回通さないとドアが開かないし(笑)
洗面所のシャンプーは、どうみても
「チャーミーグリーン」か「ママレモン」の空き容器だし。
部屋のテレビは、画面が映るのに音が出ないし。
まあ、1泊だったので、気にせず寝ました。
それを引いても余りある、宮崎の楽しい夜でした。