2016キャンプ沖縄編②
2016年02月21日
沖縄キャンプ取材、1日目はDeNA、2日目はロッテをしっかり取材。
思った以上に多くの人に話を聞けたので、予定の便を早めて那覇に戻り、
宜野座の阪神キャンプに行きました。
それにしても、いつも阪神キャンプはファンの数がすごい。
そこに藤浪がブルペンに入った日には、あっという間に人が集まります。
この近さで投球が見られるのもキャンプの魅力。
根っからのタイガースファンの方も多いので、
「今、ブルペンに誰おるん?」と突然話しかけられる事も多々ありました(笑)
こんな事、他のキャンプじゃ無いもんなぁ。
こちらは、他のピッチャーの投球の時に打席で感触を確かめる福留。
ちょうど、この日まで現地で取材中だったサンテレビの皆さんと合流し
情報交換をしながら見る事が出来ました。
ちなみに今年も「ロッテvs阪神」の交流戦をチバテレ・サンテレビ・KBS京都で
実況出来る予定。関西の皆さまも、よろしくお願いします!
この日、宜野座から那覇のホテルまで戻る前に、
近くを走る路線バスに乗って、初めて辺野古へ向かいました。
米軍キャンプシュワブ前では、この日も移設反対の抗議活動が。
沖縄を語る上では、絶対に外すわけにはいかない問題。
僕が東京から来たと言ったら、皆さん驚いていましたが
「プロ野球のキャンプを見に来た人に、少しでも知ってもらえると良いですね。」
とても穏やかに話してくれました。
テレビで見るのと、実際に来るのでは、だいぶ印象が違います。
生活のすぐ近くに、基地がある・・・。改めて、その現実を感じました。
さて、4日目は名護の日本ハムキャンプへ。
大谷見たさで、朝からスゴい人の数・・・。
今年は日本ハムキャンプの前半がアリゾナだったので、
チームが日本へ戻ってくるのに合わせて、
僕の沖縄キャンプ巡りの日程も組みました。
黒木ピッチングコーチにご挨拶も出来、その後は・・・。
ブルペンでドラ2の加藤貴之投手をチェック。
高校時代、千葉の拓大紅陵高校で県大会決勝まで行きました。
今から7年前。僕もチバテレ班で、その試合を見ていました。
決勝で敗れた相手は、公立校の八千代東。
まさに誰もが予想しなかった快進撃で、初の甲子園出場を決めました。
その八千代東の4番、上條優太も、この日ハムキャンプに参加しています。
しかし、こちらは選手ではありません。
招待参加として、テストを受けているのです。
しかも「バッティングピッチャー」を目指して。
BCリーグの石川でピッチャーとして活躍していた上條。
その時に同僚だった木田優夫さんが、去年から日本ハムのGM補佐になり
「うちのバッティングピッチャーのテストを受けないか」と連絡したのです。
この日は、木田さんにも話を聞く事ができました。
それにしても、バッティングピッチャーの仕事は本当に忙しい。
自らのピッチング以外にも、ノックの相手や球拾い、グラウンド整備など・・・。
木田さんが何度も「もう聞けました?」って僕に気を遣ってくれるくらい(笑)
結局、話が聞けたのは練習開始から7時間が経った午後4時過ぎでした。
それでも、僕が持って行った当時の写真を見せると
「懐かしいですね~、覚えていますよ。」と喜んでくれた上條。
少しは励ましになったかな・・・。この上條との話は、
今日このあと16時からのNACK5「SPO-NOW」の中で、
20時30分過ぎからのコラムコーナー「聖’sフォーカス」で、たっぷりお話します。
最後に、5日目の最終日に行けた楽天キャンプでの1コマ。
取材に訪れた古田敦也さんとの話が盛り上がる
池山バッティングコーチと与田ピッチングコーチ。
近くを通る若手を捕まえては、池山コーチが
「ほら、挨拶は?!」と言うので、「どんな球団やねん」と古田さん。
そこへ、済美高校で甲子園を湧かせた安楽が。
池山コーチ「熱闘甲子園でお世話になったやろ?」
すると申し訳無さそうに安楽「いえ、僕の時は工藤(公康)さんです」
これには、みんな大爆笑!!
こんな話に遭遇できるから、キャンプ巡りは止められないのです。
お世話になった皆さま、ありがとうございました!!
改めて、今シーズンもよろしくお願い致します。