お久しぶりです。

またまた更新が遅くなってごめんなさい!!

この2週間ほど、怒涛のスケジュールが続いていて、

やっと少し落ち着きました。まぁ、何を言っても言い訳になるんですけど(笑)

そんなわけで、3月8日(日)から振り返って行きます。

まずは、第1回の開催となった「NACK5リレーマラソン」、

いつもはプロ野球の試合が行われる西武プリンスドームをコースにして

5時間のリレーマラソンをするというイベント。

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僕はもちろん、「SPO-NOW」チームで参加。

レースの前半で1周(1・8キロ)を走り、戻って来てからは

特別番組の進行を3時間半務めました。

いつどのゲストランナーがやってくるか分からない、台本も無い(笑)

スリリングな番組でしたが、皆さんと楽しくお送りする事が出来ました。

そして、打ち上げに行く皆さんを残し、僕は一路、仙台へ・・・。

そう、ここから「東北レポート」がスタートしたんです。

東日本大震災から4年というタイミングに合わせて、

僕が1年で三陸地方を移動しながら、3日間に渡って移動する企画。

レポートの放送日は3/10(火)~12(木)でしたが、

その中で使うインタビューをICレコーダーで録音し、それをパソコンから送って

編集をしてもらう・・・という、放送までの準備時間を考え、

放送日の2日前から取材・インタビューが始まりました。

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初めに話を聞いたのは、東北放送の飯野雅人アナウンサー。実は、僕とは

テレビ朝日系列の新人アナウンサー研修で一緒になって以来の親友です。

飯野君は福島放送から、地元・仙台の東北放送に移り、

東日本大震災が発生した後は、被災地を度々訪れて報道して来ました。

話を聞く中で一番印象に残ったのは、「復興の進み具合に、格差が出てきた。

明と暗がある。」ということ。飯野君も取材しながら、そのジレンマと戦っていると

感じました。インタビューの後は、久しぶりにゆっくり近況報告に花を咲かせました。

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翌朝3/9(月)は、JR東日本仙台支社に伺い、広報の方に

東北地区の復旧路線についてインタビュー。

その後は東北新幹線で新花巻へ。

そして、釜石線の快速「はまゆり」で釜石へ向かいました。

新花巻駅は、新幹線の駅舎から一旦外に出て、

ローカル線のムードがある釜石線の単線ホームへ。

三脚を持った人が多いのを見て、やっぱり取材の人が多いのかな?と

いろんな気持ちが湧き上がりました・・・。

遠野のあたりは、まだ雪が残っていて、本当に美しい景色でした。

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そして、釜石に到着。ラグビーW杯の開催地に決定した直後とあって

駅の周りもお祝いムード。でも、このラグビーボールのモニュメントは

前からあったみたいです。右側は三陸鉄道の釜石駅。

建物を外から見るだけでも、温かみの溢れる駅でした。

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そして駅近くにある「かまいしさいがいエフエム」の阿部志穂さんにインタビュー。

阿部さんは千葉の松戸出身で、岩手で就職したのが2011年の1月。

それからわずか2ヶ月で震災が発生したんです。阿部さんのアナウンサー生活は、

まさに震災を伝えた期間そのもの。

「今でも当時のことを話すと涙が出る」という一方で、子供たちを取材すると

明るい気持ちになると教えて下さいました。

同じラジオで伝えるお2人の話、僕も考えさせられる事が、たくさんありました。