立川談志さんの訃報がニュース・ワイドショーを独占した今日。

その談志師匠が住んでいた根津のマンションの近くを、

夕方に歩いてきました。

いろんな用事で年に2〜3回は行く根津の街も、

今日は心なしか寂しく感じられました。

 

立川一門が新年に集まる

根津神社にも寄ってから渋谷の落語会へ。

 

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お誘いを受けて行った落語会のパンフレットには、

二席を演じた立川生志さんが、

今日の噺『紺屋高尾』に関するエピソードを載せていました。

福岡の高校生だった生志さんが初めて聞いた

生の談志落語が『紺屋高尾』。

そして師匠の訃報に接する前に、

既に今日の会に『紺屋高尾』をかける事を決めていたんです。

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談志さんの遺志をしっかり受け継ぎ、湿ったところは全く無く。

それでいて叙情たっぷりに演じ切った生志さん。

楽屋でご挨拶させて頂いた生志さんは、

想いが師匠に届いた事を実感したような

すっきりした笑顔をされていました。カッコよかったです。

落語に同じ会は二つと無いわけですが、

今日はその事をより強く感じました。