昨日から茨城の水戸へ行ってきました。

「夏の高校野球茨城大会」。

それまでの千葉大会に続いて、チバテレのお仕事で実況をしてきました。

しかも、今回は初めての決勝戦の実況。

昨日の準決勝を取材した後、水戸に泊まり、今日の本番。

 

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藤代高校vs霞ヶ浦高校の決勝戦。

大雨によって1時間以上遅れて始まった試合は、想像を超えるゲームでした。

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1点を争う好ゲームは、5対4と霞ヶ浦が1点をリードして9回の裏へ。

藤代の攻撃は、2アウトランナー1塁3塁。

バッターのカウントは、2ストライク1ボール。

 

霞ヶ浦高校、悲願の甲子園初出場へ、あとストライク1つ・・・。

 

次に投じられたボールははじき返され、レフト前の同点タイムリー。

 

さらに、続くバッターが右中間にサヨナラヒット。

 

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あと1球で甲子園・・・そこから5球での敗戦。

こんなに劇的な決勝戦を初めて見ました。

しかも、僕が初めて担当した決勝戦の実況で。

 

野球というスポーツの奥深さを、実況という立場で感じる事ができました。

被災地である茨城での高校野球決勝戦。

まさに、忘れられない戦いになりました。