さて、長〜い僕の北海道話も半分を過ぎ(たぶん)、旅の3日目。

この日は、札幌近辺で友達にたくさん会えました。

ところで、札幌近郊の路線は、札幌駅を中心に各地に枝分かれしています。

そこで、大きな荷物は札幌駅のコインロッカーへ。

 

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札幌駅を利用した方は分かると思うんですが、この駅の中央コンコースを囲むように

四方八方にコインロッカーが並んでいます。その中で、特に新しいロッカーを見つけたので

使ってみようと思ったら・・・。

 

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なんと!!硬貨だけじゃなくて、JR東日本のICカード「Suica」が使えるんです。

確認しておきますが、北海道の札幌駅で、ですよ。これってスゴイよね。

ちなみに、北海道版のSuica「Kitaca」も使えます。

さらに、ロッカーの鍵も無い!!カードをセンサーにかざすだけで、

カードの情報を読み取って、鍵の開閉が出来るんです。

これなら鍵を無くす心配も無いし、本当に便利!!旅がどんどん快適になりますなぁ。

 

さて、荷物も軽くなった僕は、友達に会う時間までの午前中を利用して

小樽の2駅先の蘭島(らんしま)駅へ向かいました。

小樽の向こう・・・?それって前の日の同じ方向じゃない?と思ったあなた!!正解(笑)

 

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はい、また撮りに行っちゃった(笑)

すっかり「SLニセコ」の魅力に取り憑かれちゃって。

前日と違って、昼には札幌に戻らなくてはいけなかったので、

前日の然別より手前で撮影ポイントを探し、再びチャレンジしたのでした。

 

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どうですか?前回の写真とはまた違った角度で、これはこれで良いでしょ?

なんて自画自賛しておりますが、そう言いたくなりますよ・・・だって、

この撮影場所へ行くために道無き草むらの中を歩いていたら、

いつの間にかズボンの膝の部分が破けていたんですから(笑)

30歳の大人がそんな思いまでして撮った写真。

その後、会う人会う人に

「あれっ?ズボンどうしたの?」と言われた事は言うまでもありません。

 

さて、友達との再会を楽しんだ後は、次の目的地・旭川へ。

僕が大学生の頃は、札幌と旭川の間を何度も何度も往復しました。

その中心となっていたのが、「スーパーホワイトアロー」「ライラック」の2つの特急。

それが今は1つに統合されて、車両もすっかり新しくなりました。

新しい名前は「スーパーカムイ」。僕にとっては初の乗車です。

 

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見るからに速そぉ〜!!という流線型のフォルム。

札幌〜旭川136・8キロを1時間20分で結びます。

また、1時間に2本走る列車のうち1本、つまり1時間に1本は

札幌から快速「エアポート」として、新千歳空港まで直通しています。

 

前の日記にも書きましたが、今回は特急の指定席に乗り放題のキップなので

ここでも指定席に乗ってみました。

 

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さすがは新型車両。車内の設備にも注目点が。

背もたれには、キップをしまっておける「チケットホルダー」が。

これで、車内の検札の時に「あれっ、きっぷどこだっけ?」とならないわけです。

そのままにしておくと、置き忘れる危険もありますが(笑)

 

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しかも、シートのリクライニングだってこの通り。ゆったり休む事が出来ます。

 

ちょっと余談ですが、このようなJR北海道管内の特急列車と

札幌近郊の普通・快速列車のアナウンスは、

僕が仕事でお世話になっているTOKYO FMや

全国のFMでもお馴染み・パーソナリティーの大橋俊夫さんの声なんです。

他の列車とはひと味違う、「シブイ車内アナウンス」を楽しめますよ。

 

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さて、「SLニセコ」の撮影ですっかり「撮り鉄」モードになった僕は、

旭川についてからも、足を伸ばしてみました。

網走方面と稚内方面の分岐駅「新旭川」駅で

日没寸前の特急「オホーツク」をキャッチ!!

昼間とはまた違った風景が楽しめますよね。

すっかり「鉄撮り旅」の魅力にハマッってしまった僕なのでした。

つづく・・・。