北海道「鉄旅」日記その4
2009年11月03日
さて、長〜い僕の北海道話も半分を過ぎ(たぶん)、旅の3日目。
この日は、札幌近辺で友達にたくさん会えました。
ところで、札幌近郊の路線は、札幌駅を中心に各地に枝分かれしています。
そこで、大きな荷物は札幌駅のコインロッカーへ。
札幌駅を利用した方は分かると思うんですが、この駅の中央コンコースを囲むように
四方八方にコインロッカーが並んでいます。その中で、特に新しいロッカーを見つけたので
使ってみようと思ったら・・・。
なんと!!硬貨だけじゃなくて、JR東日本のICカード「Suica」が使えるんです。
確認しておきますが、北海道の札幌駅で、ですよ。これってスゴイよね。
ちなみに、北海道版のSuica「Kitaca」も使えます。
さらに、ロッカーの鍵も無い!!カードをセンサーにかざすだけで、
カードの情報を読み取って、鍵の開閉が出来るんです。
これなら鍵を無くす心配も無いし、本当に便利!!旅がどんどん快適になりますなぁ。
さて、荷物も軽くなった僕は、友達に会う時間までの午前中を利用して
小樽の2駅先の蘭島(らんしま)駅へ向かいました。
小樽の向こう・・・?それって前の日の同じ方向じゃない?と思ったあなた!!正解(笑)
はい、また撮りに行っちゃった(笑)
すっかり「SLニセコ」の魅力に取り憑かれちゃって。
前日と違って、昼には札幌に戻らなくてはいけなかったので、
前日の然別より手前で撮影ポイントを探し、再びチャレンジしたのでした。
どうですか?前回の写真とはまた違った角度で、これはこれで良いでしょ?
なんて自画自賛しておりますが、そう言いたくなりますよ・・・だって、
この撮影場所へ行くために道無き草むらの中を歩いていたら、
いつの間にかズボンの膝の部分が破けていたんですから(笑)
30歳の大人がそんな思いまでして撮った写真。
その後、会う人会う人に
「あれっ?ズボンどうしたの?」と言われた事は言うまでもありません。
さて、友達との再会を楽しんだ後は、次の目的地・旭川へ。
僕が大学生の頃は、札幌と旭川の間を何度も何度も往復しました。
その中心となっていたのが、「スーパーホワイトアロー」「ライラック」の2つの特急。
それが今は1つに統合されて、車両もすっかり新しくなりました。
新しい名前は「スーパーカムイ」。僕にとっては初の乗車です。
見るからに速そぉ〜!!という流線型のフォルム。
札幌〜旭川136・8キロを1時間20分で結びます。
また、1時間に2本走る列車のうち1本、つまり1時間に1本は
札幌から快速「エアポート」として、新千歳空港まで直通しています。
前の日記にも書きましたが、今回は特急の指定席に乗り放題のキップなので
ここでも指定席に乗ってみました。
さすがは新型車両。車内の設備にも注目点が。
背もたれには、キップをしまっておける「チケットホルダー」が。
これで、車内の検札の時に「あれっ、きっぷどこだっけ?」とならないわけです。
そのままにしておくと、置き忘れる危険もありますが(笑)
しかも、シートのリクライニングだってこの通り。ゆったり休む事が出来ます。
ちょっと余談ですが、このようなJR北海道管内の特急列車と
札幌近郊の普通・快速列車のアナウンスは、
僕が仕事でお世話になっているTOKYO FMや
全国のFMでもお馴染み・パーソナリティーの大橋俊夫さんの声なんです。
他の列車とはひと味違う、「シブイ車内アナウンス」を楽しめますよ。
さて、「SLニセコ」の撮影ですっかり「撮り鉄」モードになった僕は、
旭川についてからも、足を伸ばしてみました。
網走方面と稚内方面の分岐駅「新旭川」駅で
日没寸前の特急「オホーツク」をキャッチ!!
昼間とはまた違った風景が楽しめますよね。
すっかり「鉄撮り旅」の魅力にハマッってしまった僕なのでした。
つづく・・・。