ふるさとの景色
2009年08月15日
前回の日記の続きです。
小海線の撮影を満喫して、1日目は八ヶ岳近くのホテルに泊まりました。
一夜明けて窓の外を見ると、外は雨・・・でも、下を見ると
ホテルの前に大きなテントが。何だろうと思って行ってみると・・・。
なんと、地元で採れた新鮮な果物を売る朝市でした。
小雨の中でも元気にやっているなんて、素晴らしい!!
しかも、この写真の品々・・・左の黄桃は1個100円、
右の巨峰は500円で合計700円!!や・・・安い!!!
しかも、下に写っているデラウエアは、おまけで付いてきました(笑)。
なんでも、このホテルでは周辺の観光をしながら
1週間近く連泊する人もいるんだとか。
そのため、朝市に来ている他の宿泊客の方の中には
「昨日は柔らかめの桃だったから、今日は固めのをちょうだい」
なんて注文をする人もいました。まるで湯治場みたい・・・。
それにこの日は、夏休みという事もあって、大勢の人で
ホテルが賑わっていました。家族連れがたくさんいて
子ども達の歓声が響くホテルの中・・・なんだか元気をもらえる空間でした。
さて、それから向かった先が長野県の大町市。
ここに、僕の祖父母は眠っています。
北アルプスの山々を望む静かな街。
空気も澄み切っています。
周りを緑に囲まれ、冬には一面の銀世界になる大町市。
立山・黒部アルペンルートの長野側の玄関口でもあり、
石原裕次郎さん主演の映画「黒部の太陽」の舞台となった街。
僕は、この街が本当に大好きです。
小さかった頃より、大人になればなるほど、訪れるのが待ち遠しくなる。
そして、また帰ってきたいと思う街です。
自分が将来、この街に眠ると思うと、清々しい気持ちにさえなります。
祖母の13回忌法要の中で、和尚さんが
「日記を書く大切さ」について、説法をして下さいました。
その時の自分の思ったこと、感じた事を振り返ることの大切さ。
現代では、このようなブログも、我を顧みる手段と言えるのかもしれません。
しかも、現地に向かう2日前まで天気予報は大雨。
ところが、ホテルを出て大町市に向かう間に雨が止んでくれました。
いろんな事に感謝する事が出来た2日間。
そして、鉄道の写真もたっぷり撮れた2日間でした(笑)
3枚の写真は、大町市を走る「大糸線」沿線で撮ってみました。