「気くばりのすすめ」
2009年06月02日
「アナウンサーのバイブル」と、徳光和夫さんが
テレビで話していた本があります。
元NHKアナウンサー鈴木健二さんの「気くばりのすすめ」
1982年に発行され、1年間で430万部を超える
超・ベストセラーになった本です。
読む前は、本のタイトルから指南書のような内容を予想したのですが、
読んでみると、とても読みやすい。
それは、大ベテランのアナウンサーで、「日本語の達人」である
鈴木さんだから、というのはもちろん、読者をサラリーマンなどと想定し、
どの会社でも、あるいは、どの家庭でも応用出来る
コミュニケーションのコツが記されているからです。
コツとはいっても、何よりも大切な事は、日々の努力。
また、「仕事の前の準備」「挨拶」「人の話の聞き方」など
意識次第で今すぐ始められる事ばかりです。
でも、これが今の日本人(もちろん僕も含めて)に足りない、
もしくは忘れがちになっているんでしょうね。
そして、その基本はアナウンサーとしての「大切なこと」とも
重なっているわけで・・・なるほど、やはり「バイブル」なのですね。
家の本棚の見える場所に置いておいて、時々は読み返そうと思いました。