「富士ぶさ」ラストラン?
2009年03月15日
九州に入った僕の「富士ぶさ」の旅も、いよいよ最終章。
というより、門司を過ぎているので、既に「はやぶさ」の単独編成。
わずか6両編成で終着地の熊本を目指します。
こちらは、博多を過ぎて鳥栖付近?の車窓です。
夜と昼とでは全く違う雰囲気になるのも
ブルートレインの魅力なんですよね。
そして、11時49分。定刻通りに終点の熊本に到着。
始発駅の東京から17時間と46分。長旅でしたが、非常に味わい深い時間でした。
その旅の終わりには、また感動的なアナウンスが・・・と期待していたんですが、
JR九州の車掌さんは、至って普通のアナウンスでした(笑)。
まだ、この日が最後のブルートレイン乗務じゃなかったのかな。
ちょっと拍子抜けでした。
もちろん、終着駅の熊本でも撮影にホームを走ります。
まずは、最後尾へ。横にはちょうど特急「リレーつばめ」が到着。
文字通り、九州の鉄道の歴史がリレーされる瞬間です。
続いては前方へ。東京や下関、文字に比べると人の数は減っていましたが、
ここまで全区間を走破した人や、九州の鉄道ファンの方が
カメラを向けます。運転士さんもサービス満点で、
記念写真にも応える様子が見られました。
僕も周りの方に写真を撮ってもらいました。
「富士ぶさ」引退の寂しさと、全区間を乗り通した充実感。
いろんな思いが交錯します。
当初は、「駅に着いてから回送されるまで10分程度」とのアナウンスが流れましたが、
撮影をする人の多さに配慮したのか、10分経っても動く気配は無し。そこで、
反対側のホームに渡って撮影してみます。
ここまで乗ってきた途中駅だと、さすがに停車時間が少ないので
このような角度での撮影は出来ませんでしたからね。
そして、当初の予定から5分ほど遅れて、熊本駅に機関車の警笛が。
ゆっくりと、編成が車庫へ回送されていきます。分かりづらいですが、
機関車の横にいるご年配の方は、思わず機関車に手を振っています。
ジーンとする光景です。
こうやって見ると、多くの人に見守られて、花道を下がって行くようですね。
こうして、東京からの「富士・はやぶさ」の旅が終わりました。大満足!!
さて、ここから飛行機で東京に直行!!っていうのは、あまりにもつまらない。
というわけで、まだまだ九州の旅の話は続きます・・・。