ただいま「はやぶさ」乗車中!!
2009年03月09日
今日は初めて、走行中の列車の中からブログを書きます。
今週末、13日に歴史の幕を閉じるブルートレイン「はやぶさ」「富士」
そのチケットをゲット致しまして、ただいま乗っております!!
(正確には、横浜を出て、次の停車駅の熱海に向かっているところ)
明日の昼前に熊本に着きます。約18時間の旅です。
こちらは、出発前の東京駅なんですが、出発の1時間前に着いたにも関わらず、
ホームは黒山の人だかり!!いや〜、すごい人だなあ・・・と
感心しているくらいだったら、鉄っちゃんにはなっていないわけで(笑)
僕もつい、輪に混ざってシャッターを切り始めました。
こちらは出発30分前。機関車が客車を引いて東京駅に入線すると、
反対側に回って、出発の準備に入ります。その様子を撮影しようと、この賑わい!!
今から約1年前に、東京と大阪を結んでいた寝台急行「銀河」の引退前にも乗りましたが
今回は人の数が全然違う!!やはり、東京と九州を結ぶ最後のブルートレインの引退。
その重大さをみんなが分かっているんでしょうね。
だから、僕も何度も「みどりの窓口」に発売日の発売時間に並び、
それでもチケットが取れず、オークションで通常の値段の倍額を出して落札しました。
それだけ乗りたかったんです。乗っておかなきゃ、という気になったんです。
気が付くと、あっという間に出発時間。午後6時3分に出発すると、
帰宅ラッシュの始まった都会をすり抜けていきます。
これが・・・夜行列車の醍醐味。僕も小さい頃からブルートレインに
何度も乗せてもらって、おそらく、その数は20回近くになると思います。
そんな思い出に浸っていたら、車内アナウンスが。
「本日を入れまして、残りあと5日となりました。
長い間、ご利用頂きまして、ありがとうございました。
どうぞ、最後まで、はやぶさ号・富士号の勇姿を
温かく見守ってください。」
ものすごく淡々としているんです。車掌さんの語り口。
でも、普段は事務的な事しか言わない車掌さんのアナウンスで
そういう事を言われると・・・やばい、涙腺が。
こうやって、ブログの文章を書いている最中も、周りからは
ブルートレインの思い出を語り合う人々の声が聞こえてきます。
お孫さんに、ブルートレインの車内を説明している
おじいちゃんの声が聞こえてきます。
こんな列車、他に無いのになぁ・・・。なんで無くなっちゃうのかなぁ。
帰ってきたら、またゆっくりご報告しますね。