前回の続きです。目的地へ向かう途中で

だいぶ道草を食ってしまいましたが、改めて松本から信濃大町へ。

乗る列車である「大糸線」は、大きな松本駅の

外れにあるホームから出発します。ちなみに向かいには、

 

s-0107ooito1.jpg

 

松本電鉄上高地線のホームがあります。こちらは私鉄。

東京の方なら分かるかもしれませんが、この電車は以前に

京王井の頭線として走っていた電車です。僕は高校まで

井の頭線の沿線に住んでいたので、なんとも懐かしい限り。

上高地はマイカー規制を導入した観光地としても知られていますよね。

ですから、上高地への観光には、ぜひ電車を!!

 

s-0107ooito2.jpg

 

話がまた逸れました。今回の主役は大糸線。上の写真の右の電車です。

ちなみに左は、新宿からの「スーパーあずさ」ちょうど並んだので撮ってみました。

 

大糸線の電車は通常2両。通勤時間帯でも4両という短い編成のローカル線です。

松本から北へ北へと向かい、わさびの里として有名な安曇野を抜け、

長野オリンピックのスキージャンプが行われた白馬、

そして日本海側の糸魚川までをつなぎます。そのうち、白馬を過ぎた南小谷までは

松本から1本で行けます。(南小谷から先は電化されていないので、乗り換えです)。

 

そんな大糸線は、常に「山」に向かって走り続ける線。電車の一番前に行くと、

s-0107ooito3.jpg

 

このように北アルプスの山々がくっきり!!山の天気がこまめに変わる様子が

車内からでもよーく分かります。沿線には周辺の山々への玄関口となる駅が

多くあって、いつも大きな荷物を持った人が乗っています。この日も、

登山客らしい人と、スキーやスノボを持った乗客が多くいました。

ちなみに、僕が一番前に行って写真を撮っている間に、座っていた席が

取られていて(笑)信濃大町まで1時間ちょっと立って行きました・・・。

 

s-0107ooito4.jpg

 

そして、ようやく信濃大町に到着!!駅の看板にあるように

駅からも山の様子がきれいに見えます。この日は少し雲がかかってましたが

それでも、なかなかの眺め。気温は0度近くだったんですが、

風も無く太陽が出ていたので、心地良い気候でした。

 

さて次回は、信濃大町の街をご紹介します。

(「世界の車窓から」風に)