長野へ行ってきました(2)
2009年01月07日
前回の続きです。目的地へ向かう途中で
だいぶ道草を食ってしまいましたが、改めて松本から信濃大町へ。
乗る列車である「大糸線」は、大きな松本駅の
外れにあるホームから出発します。ちなみに向かいには、
松本電鉄上高地線のホームがあります。こちらは私鉄。
東京の方なら分かるかもしれませんが、この電車は以前に
京王井の頭線として走っていた電車です。僕は高校まで
井の頭線の沿線に住んでいたので、なんとも懐かしい限り。
上高地はマイカー規制を導入した観光地としても知られていますよね。
ですから、上高地への観光には、ぜひ電車を!!
話がまた逸れました。今回の主役は大糸線。上の写真の右の電車です。
ちなみに左は、新宿からの「スーパーあずさ」ちょうど並んだので撮ってみました。
大糸線の電車は通常2両。通勤時間帯でも4両という短い編成のローカル線です。
松本から北へ北へと向かい、わさびの里として有名な安曇野を抜け、
長野オリンピックのスキージャンプが行われた白馬、
そして日本海側の糸魚川までをつなぎます。そのうち、白馬を過ぎた南小谷までは
松本から1本で行けます。(南小谷から先は電化されていないので、乗り換えです)。
そんな大糸線は、常に「山」に向かって走り続ける線。電車の一番前に行くと、
このように北アルプスの山々がくっきり!!山の天気がこまめに変わる様子が
車内からでもよーく分かります。沿線には周辺の山々への玄関口となる駅が
多くあって、いつも大きな荷物を持った人が乗っています。この日も、
登山客らしい人と、スキーやスノボを持った乗客が多くいました。
ちなみに、僕が一番前に行って写真を撮っている間に、座っていた席が
取られていて(笑)信濃大町まで1時間ちょっと立って行きました・・・。
そして、ようやく信濃大町に到着!!駅の看板にあるように
駅からも山の様子がきれいに見えます。この日は少し雲がかかってましたが
それでも、なかなかの眺め。気温は0度近くだったんですが、
風も無く太陽が出ていたので、心地良い気候でした。
さて次回は、信濃大町の街をご紹介します。
(「世界の車窓から」風に)