長野へ行ってきました(1)
2009年01月07日
ちょっと遅い帰省をしてきました。それも、駆け足で。
目的地は、我が家のご先祖様のお墓がある長野県の信濃大町市と
親戚のやっている民宿がある長野県の木曽郡上松町です。
駆け足の帰省とはいえ準備は万端!!実は、この日のために
「あずさ回数券」という割引きっぷを買っていたんです。
新宿と長野の松本などを結ぶ中央線の特急「あずさ」を使える
6枚つづりの割引率が高いオトクなキップ。
その切符を持って意気揚々と新宿駅へ。
そして、この切符の便利な所は、追加料金無しで指定席も使えるところ。
さっそく指定席発券機へ行き・・・あれ?「乗車日」の表示が
7日以降しか出てこない。あっ、当日券は窓口で買わなくちゃいけないのか、
と「みどりの窓口」へ。窓口に切符を出して「すみません、次の特急・・・」と
その瞬間、窓口のおねえさんは言いました。
「あずさ回数券は、お正月の6日まで使えませんから、
普通の料金で切符を買って下さい」
エ〜!!!!!!!!
あまりのショックに意識が朦朧とする中で手元の切符に目を落とすと、
確かに注意事項が書いてある。というか、世の中は5日から
ほぼ通常通りに戻っているのに、なんでなんでなんで・・・・・。
それと同時に、自称「鉄っちゃん」の返上を考えた新宿駅(笑)。
気を取り直して、普通に切符を買って「あずさ」で松本へ向かいました。
この「あずさ」号。大半の列車は松本止まりなんですが、僕の乗った列車は
松本から大糸線に入り、南小谷まで行きます。その途中に、目的地の
信濃大町があるので、そのまま乗って・・・行けば良かったんですけど、
松本で降りちゃいました。というのも、松本では11両編成のうち、
後ろの2両だけを切り離します。切り離した車両は、車庫にしまうのですが、
その切り離し部分の写真が撮りたかったのです。
どうですか?なんかアンバランスな感じでしょ?中間車両に運転台を付けた
ちょっと不格好な感じが、なんともユーモラスです。
ついでに・・・・。
15分ほどかけて、先ほど乗ってきた途中駅の「塩尻」まで戻りました。
ここは、新宿方面と名古屋方面から、それぞれ長野方面へ向かう路線が
合流する駅。そして、それとは別に、同じ長野県内の「辰野」というところまで
わずか3駅を結ぶ列車があります。それが、この「ミニエコー」。
以前は荷物・郵便車として大活躍していた車両を改造したものです。
かわいらしいこの電車は。なんと2時間に1本。以前は、この塩尻〜辰野間も
新宿と松本を結ぶ「中央本線」の大動脈だったのですが、その後、
近道を行く別のルートが開業し、この区間はローカル線になってしまったために
今では本数も激減しました。それでも、1両編成で頑張る「ミニエコー」
なんとか、走り続けてもらいたいものです。
ちなみに、このあたりは、ぶどうの産地としても有名です。
そのため、ホームにも大きな看板が。そして・・・。
なんと、ホームにも「ぶどう棚」があるんです。これは、地元の学校の
学生さんがぶどうを栽培していて、季節になると、ホーム上に実る
ぶどうを見ることが出来ます。また塩尻や松本を含む長野県の駅では
地元のワインの種類も豊富に取り扱っています。お酒好きの方はぜひ!!