興奮!国立競技場(後編)
2008年11月06日
前回の続きです。
晴天の下行われた「ヤマザキ ナビスコ カップ」決勝戦。
国立競技場の聖火台には、なんと炎が!!
そして迎えた、試合前、一緒に行った”師匠”はこう話しました。
「う〜ん、前半は0ー0かもしれませんね〜。気持ち的には、
後半に入って(大分側のサポーター側に攻める形になるので)
目の前でゴールが見られると良いですね〜」なるほど・・・。
とは言っても、相手は経験豊富な清水だしなぁ、と思っていると、
前半は0−0で終了。そして、後半、2本のゴールが決まって
大分トリニータが2ー0で勝利!!見事に初タイトル獲得となったんです。
こちらは、その勝利の瞬間の大分サポーター。
周りはすっかり興奮の”るつぼ”と化す中、僕は”師匠”のパワーに
ただただ感服するのでした。だって、師匠は
4年連続でヤマザキ ナビスコ カップの決勝を見て、
いずれも座った側のチームが勝っているんです。
しかも、目の前で劇的なゴールを見ながら(笑)。
一方、僕はというと「大分」「清水」特にどちらを応援する、というわけでは
無かったので、師匠にお任せしていたのですが、いざ座ってみると
すっかり大分のサポーターの渦に巻き込まれ(笑)応援の輪に参加、
そして、歓喜のゴールに酔いしれたのです。あれっ?(笑)
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そんな「似非サポーター」は置いておいて、この日は大分から
多くの「本物のサポーター」の皆さんが詰めかけていて、試合終了後は
選手や監督、そして球団関係者の皆さんが、いつまでもいつまでも
サポーターと喜びを分かち合っていました。
こういう光景というのは、サッカーならでは。
野球でも、僕の大好きなロッテなど、ファンと選手が近くなる機会は
どんどん増えてきていると思いますが、大分の場合は
Jリーグチームとして1から作り上げて、迎えたこの日の栄冠。
やはり、地元のファンの喜びはひとしおだったと思います。
何回も優勝を経験しているチームと違って、みんなの喜びからに
「初々しさ」があるんですよね。それがまた感動を増幅させます。
この上の写真「九州初制覇」。
ここに、その思いが集約されていたような気がします。
サポーターの方に話を聞いてみると、この日の大分発の飛行機は
チケットが全便売り切れになったそうで、仕方なく博多発の便で上京した人も
多かったとか。しかも、その中の1便が遅れたそうで、あるサポーターの方は
「きっと、先を越された『アビスパ福岡』の恨みだよ」と言っていました(笑)

戦い済んで日が暮れて・・・。
試合の熱気が徐々に冷め始めた頃の国立競技場です。
まさに、壮大なドラマを見ていたような満足感に浸っていました。
改めて、大分サポーターの皆さん、おめでとうございました!!