ご報告が遅くなりましたが、

先月、ある資格を取りました。

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「ニュース時事能力検定試験」というもので、2級を取りました。

やっとの事で、なんとか取れた・・・という感じです。

この試験は、まだ今回が3回目というものなのですが、

ニュースに対する基礎知識を深めようと出来ました。

問題は、政治経済、国際、スポーツなど様々な分野から

4択問題で出されます。

普段、色々な形でニュースに接していますし、

ニュース番組も見ていますが、「理解する」というのは

そこから一歩も二歩も踏み込んでいないといけません。

 

この資格を持ったから、すぐに新しい仕事に繋がる、という事は

無いかもしれませんが、ニュースへの関心を深める良いきっかけになるなあ、と思い

1回目から受験しています。1回目は4級に合格、2回目で3級と2級を受験したのですが

3級に合格したものの2級は不合格・・・。そう、今回はリベンジ戦だったのです(笑)。

といっても敵はかなり強敵。級が上がるごとに、当然、問題は難しくなっていくので

それなりの対策を、と問題集とテキストを早々と買い込みました。

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試しに、1問ご紹介しますと・・・。

Q:東南アジア諸国連合(ASEAN)に関する説明のうち、謝っているものを1つ選べ。

?67年にインドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンの5カ国で発足。

 現在は10カ国が加盟。

?首脳会議は各国の持ち回りで開催される。最近では07年1月にフィリピンのセブ、

  11月にシンガポールで開催された。

?東南アジア地域フォーラム(ARF)は93年のASEAN外相会議で設立が決まり、

 現在は日本、中国、アメリカ、欧州連合(EU)など27カ国・地域が参加している。

?07年11月のASEAN首脳会議で採択された「ASEAN憲章」は、

 15年の共同体構築に向けた基本原則になるもので、

これまでの「全会一致原則」などを廃止し決議に多数決を導入した。

 

・・・どうですか?分かりましたか?見て頂くと分かると思うのですが、

正解・不正解を考えながら文章を読む事で、それ自体が勉強になるのです。

つまり、問題がよく出来ているのですね。

ちなみに、正解は?。

(「全会一致原則」は廃止されず、一致できない場合は首脳会議で

「意思決定方法を決める」というもの)

 

今回、2級に合格したのですが、後に届いた採点内容を見ると、

本当に合格ラインギリギリだった事が分かりました(笑)。

次の1級になると、4択だけでなく、長文で回答する問題もあるので

相当な予習が必要になりそうです。頑張らなくては・・・。

 

ちなみに、僕のブログのタイトル「かたり職人」の「職人」とは

ジャーナリストの鳥越俊太郎さんの「ニュースの職人」から取りました。

 

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鳥越さんは以前から、「ニュースの職人」と自らを呼んでいて、僕も何度か

講演を聞きに行っています。鳥越さんの番組「ザ・スクープ」のように

豊富な知識を基に、ニュースの本質を暴くような番組は、ついつい見る者を

引き込みます。僕もいつかは報道に携わりたい、という気持ちがあるので

少〜しずつでも近づけるように・・・まずは、一歩一歩頑張ります。