アースギャラリー&泣けるラジオCM
2008年08月04日
昨日から今日にかけては、いつものラジオの仕事に行ってきました。
毎週日曜日の夕方から月曜日の朝にかけての、TOKYO FMでの
泊まりのお仕事。簡単に言うと、「ニュースデスク」という仕事です。
日曜日の夕方から夜中にかけては、ほぼ1時間ごとに、4分前後の
ニュースや交通情報を読みます。そして、「ニュースデスク」という役割では、
読む原稿を自分で作ります。共同通信という通信社から送られてくる
様々なニュースの中から項目を選び、長さを調節して読むのです。
交通情報は、ラジオでお馴染みの「交通情報センター」に電話取材をして
読む事になります。
では、そのスタジオの様子をちょっとご紹介・・・。
ここが、TOKYO FMの7階にある
「スタジオ・アースギャラリー」というところです。
ここから、各時間のニュースの他、一部のワイド番組
TOKYO FMでいうと、「スクール・オブ・ロック」「ラジアン・リミテッド」
「桑田佳祐の優しい夜遊び」「タペストリー」などの生放送もお届けしています。
ちなみに、同じスタジオから平日の朝に放送している「八代英輝のクロノス」という
朝のニュース番組で、月曜日のニュース原稿を準備するのが、僕の泊まり勤務の
後半戦(日付が変わってから朝まで)の大きな仕事です。
写真を撮ったのが夜なので、分かりづらいのですが、窓の向こう・目の前には
皇居が見えます。朝の番組だと、外の様子を見ながら「いや〜、今日の空は・・・」と
言えるわけなんです。
そして、スタジオの中には複数のマイクとモニター。このモニターで、
番組の進行、例えば「このコーナーは何分頃に締める」といった運行時間を
確認するわけです。モニターが二つある理由は、「ネット用」と「ローカル用」。
つまり、同じ番組でも、「東京」と、「それ以外の地域」で流れる時間が違ったり、
違う時間に一方だけCMが入ったりするので、細かく動きを確認する必要があります。
マイクの左にあるのは、マイクのONとOFFを切り替える「カフ」というもの。
通常はハンドルレバーのようになっているものが多いのですが、このスタジオでは
ボタン式です。
座るとこんな感じ。ガラスの向こうにいるディレクターさんの表情を見ながら
リスナーの人の反応を読み取る、という感じでしょうか。
ちなみに、僕がこのスタジオを使う場合は、東京向けの
ニュースやスポーツニュースを読む場合がほとんどです。
時間で言うと、毎週日曜日の20:55、21:55、22:55、23:55の4回。
お休み前に良かったら、聞いてみて下さい。
あ・・・今度の日曜日だけ21:55から出てきます。
この「アースギャラリースタジオ」は横に並んで2つあるのですが、
その間に挟まれた小さなブース。これも立派なスタジオです。
ここでは、東京以外向けのニュースを読んだり、あるいは大きなスタジオで
番組をやっている最中に緊急のニュースを入れる場合に使います。
中にはアナウンサーしか入らないのですが、左右の大きいスタジオや
マスターと呼ばれる別の場所からも制御できる仕組みになっているのです。
時々、スタジオの窓ガラス越しに有名人が通ったりして、一瞬だけ
仕事を忘れる時があります(笑)。ここからの全国向け「JFNニュース」
時間によって放送地域が違うのですが、僕が担当するのは
毎週日曜日の18:55と、明けて月曜日の8:55からの2回。
ちなみに、今度の日曜日・10日は18:55のニュースはお休みします。
さて、ついでにもう一つ。最近、ここでの仕事の時に一部のスタッフさんと
噂になっている「泣けるCM」があります。仕事中は、もちろん、放送中の番組が
局内に流れているのですが、その中で日曜日の夜8時から放送している
秋元康さんの番組の中でNTTドコモのラジオCMが流れます。
ドラマ仕立ての長い作品なんですが、それが、とにかく泣けるんです。
ずっと気になっていたので、さっきネットで調べてみました。
色々とシリーズがあるようです。
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/radio/080617_02.html
仕事中に聞いていると、本当に泣きそうのなるので(笑)気を付けなくてはいけませんが、
ぜひ、僕のニュースと合わせて聞いてみて下さい。