昨日から今日にかけては、いつものラジオの仕事に行ってきました。

毎週日曜日の夕方から月曜日の朝にかけての、TOKYO FMでの

泊まりのお仕事。簡単に言うと、「ニュースデスク」という仕事です。

 

日曜日の夕方から夜中にかけては、ほぼ1時間ごとに、4分前後の

ニュースや交通情報を読みます。そして、「ニュースデスク」という役割では、

読む原稿を自分で作ります。共同通信という通信社から送られてくる

様々なニュースの中から項目を選び、長さを調節して読むのです。

交通情報は、ラジオでお馴染みの「交通情報センター」に電話取材をして

読む事になります。

 

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では、そのスタジオの様子をちょっとご紹介・・・。

ここが、TOKYO FMの7階にある

「スタジオ・アースギャラリー」というところです。

 

ここから、各時間のニュースの他、一部のワイド番組

TOKYO FMでいうと、「スクール・オブ・ロック」「ラジアン・リミテッド」

「桑田佳祐の優しい夜遊び」「タペストリー」などの生放送もお届けしています。

ちなみに、同じスタジオから平日の朝に放送している「八代英輝のクロノス」という

朝のニュース番組で、月曜日のニュース原稿を準備するのが、僕の泊まり勤務の

後半戦(日付が変わってから朝まで)の大きな仕事です。

 

写真を撮ったのが夜なので、分かりづらいのですが、窓の向こう・目の前には

皇居が見えます。朝の番組だと、外の様子を見ながら「いや〜、今日の空は・・・」と

言えるわけなんです。

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そして、スタジオの中には複数のマイクとモニター。このモニターで、

番組の進行、例えば「このコーナーは何分頃に締める」といった運行時間を

確認するわけです。モニターが二つある理由は、「ネット用」と「ローカル用」。

つまり、同じ番組でも、「東京」と、「それ以外の地域」で流れる時間が違ったり、

違う時間に一方だけCMが入ったりするので、細かく動きを確認する必要があります。

マイクの左にあるのは、マイクのONとOFFを切り替える「カフ」というもの。

通常はハンドルレバーのようになっているものが多いのですが、このスタジオでは

ボタン式です。

 

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座るとこんな感じ。ガラスの向こうにいるディレクターさんの表情を見ながら

リスナーの人の反応を読み取る、という感じでしょうか。

 

ちなみに、僕がこのスタジオを使う場合は、東京向けの

ニュースやスポーツニュースを読む場合がほとんどです。

時間で言うと、毎週日曜日の20:55、21:55、22:55、23:55の4回。

お休み前に良かったら、聞いてみて下さい。

あ・・・今度の日曜日だけ21:55から出てきます。

 

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この「アースギャラリースタジオ」は横に並んで2つあるのですが、

その間に挟まれた小さなブース。これも立派なスタジオです。

ここでは、東京以外向けのニュースを読んだり、あるいは大きなスタジオで

番組をやっている最中に緊急のニュースを入れる場合に使います。

中にはアナウンサーしか入らないのですが、左右の大きいスタジオや

マスターと呼ばれる別の場所からも制御できる仕組みになっているのです。

 

時々、スタジオの窓ガラス越しに有名人が通ったりして、一瞬だけ

仕事を忘れる時があります(笑)。ここからの全国向け「JFNニュース」

時間によって放送地域が違うのですが、僕が担当するのは

毎週日曜日の18:55と、明けて月曜日の8:55からの2回。

ちなみに、今度の日曜日・10日は18:55のニュースはお休みします。

 

 

さて、ついでにもう一つ。最近、ここでの仕事の時に一部のスタッフさんと

噂になっている「泣けるCM」があります。仕事中は、もちろん、放送中の番組が

局内に流れているのですが、その中で日曜日の夜8時から放送している

秋元康さんの番組の中でNTTドコモのラジオCMが流れます。

 

ドラマ仕立ての長い作品なんですが、それが、とにかく泣けるんです。

ずっと気になっていたので、さっきネットで調べてみました。

色々とシリーズがあるようです。

 

http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/radio/080617_02.html

 

仕事中に聞いていると、本当に泣きそうのなるので(笑)気を付けなくてはいけませんが、

ぜひ、僕のニュースと合わせて聞いてみて下さい。