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ブログを書いている方なら分かってもらえると思うのですが、

ブログを始めると、デジカメを持ち歩くようになりますよね。

まさに僕もそうなのですが、それに「鉄道好き」という要素が加わると、

時にドラマチックな場面が生まれます(個人差はありますが・・・。)

 

それは先日、私が移動途中の大宮駅でのこと。

ホームに降り立つと、すぐ近くで「ピー!!」という機関車の音が。

あれっ?!と思って横を見ると、最近はあまり見かけなくなった

189系の特急型車両が止まっています。

しかも、よく見ると、パンタグラフを下ろして、車内の電気も消えている。

そして、その目前には、DE10型のディーゼル機関車が!!

(鉄道ファンじゃない方は、気にしないで読み流して下さい(笑))

 

ここで、頭の中は高速回転を始めます。

「列車のパンタグラフが降りていて、車内の電気も消えている」

→「自力運転をする状態じゃない」

→「目の前には、特急車両に近付く機関車」

→「しかも、大宮駅の横には車両検車区がある(鉄道博物館にも繋がっています)」

→「という事は、これから機関車が、特急車両を運ぶに違いない」

→「かなり貴重な光景!!」

→「鞄の中にはデジカメ!!」

→「撮らなきゃ!!」

→「でも、乗る予定の電車がもう来るぞ?!」(もう一人の自分の忠告)

→「いいよ!!せっかくの機会だから、写真を撮って次の電車に乗ろう」

ということを、約3秒で判断し(笑)デジカメを向け、

なんとか、機関車が連結するシーンを撮影。

 

 

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そして、機関車が引っ張って、まずは駅の外の待避線へ。

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このあたりになると、手当たり次第に写真を撮っています。

この時点で、乗る予定だった電車は、既に行っちゃいました(笑)。

 

 

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そして数分後、今度は車両を機関車が後ろから押す「プッシュブル運転」で

戻ってきました。慌てて撮ったので、かなりブレています(笑)。

このまま、車両は予想通りの検車区へと向かったのでした。

約10分のショーの終演。
ちょっと満足した気分に浸りながら周りを見ると、

いつの間にか、同じようにデジカメを持った
高校生やサラリーマンが(笑)

この人たちは、ここでショーが行われることを知っていたのでしょうか・・・。