去年10月にMCで参加させてもらった、岩手県陸前高田市のイベント「ツールド三陸」
そのご縁で、今回また陸前高田に行く機会を頂きました。
震災から5年を前にして、陸前高田を応援しようという方に向けて行われたイベント
「りくぜんたかたウェルカムバックツアー「思民感謝祭2016」」
主催した市役所の方が「一ノ関まで車で迎えに行きましょうか?」と
言って下さったのですが、僕にとっては「着くまで」も楽しみの1つ。
東北新幹線で一ノ関まで行き、そこからは「ドラゴンレール」大船渡線。
所々、雪景色となる中を、ディーゼルカーの前かぶりを独占しながら(笑)向かいました。
気仙沼から先は、線路が津波で流された区間。
線路のあった場所を舗装して、一般車が入れない専用レーンにしたところを走る
専用のバス「BRT」で向かいます。去年3月のNACK5「三陸レポート」でも
取り上げました。でも、いつかは、またこの街に鉄道が走ってほしい・・・。
再び「思民感謝祭」。一緒にMCをしてくれたのは、高校3年生の木村美南さん。
中学生の時から、地元の災害FMでDJをしていました。
そして陸前高田市の戸羽太市長、マスコット「たかたのゆめちゃん」も一緒に。
感謝祭では、盛岡の「さんさ踊り」をはじめ
地元の郷土芸能でツアーの皆さんをおもてなし。
そして、これからの陸前高田の名物となって欲しい新メニューも紹介しました。
こちらは、採れたてのワカメを使ったしゃぶしゃぶ。
茎の部分のコリコリとした食感が最高です。
更に海の幸が続々。カキやホタテも美味しかった~。
司会をしながらも、会場のみなさんが取り分けてくれたお料理を
楽しませて頂きました。もちろん、ビールは我慢しましたけどね(笑)
こちらは、地元のお米「たかたのゆめ」を使ったパエリア。
そのまま炊く以上に、様々な調理をするのに向いているというお米で
左はカキがたっぷり入った豪華版!!あっという間に無くなりました。
大盛況のパーティーの後は、市役所の皆さんの打ち上げにも参加。
翌朝目覚めると、きれいな朝焼けが見られました。
戸羽市長が話していたのは
「0から街を作る過程を見られるのは、陸前高田しかない。
だから今の街を見て行ってください。」
その言葉通り、朝の街を歩きながら30分ほどかけてバス停に向かいました。
奇跡の一本松の周りにあったベルトコンベアー。
土地のかさあげに使う大量の土砂を、山から運び続けたコンベアーも
役割を終えて解体が始まっていました。
僕が出来ることは、また来る事。
ご縁に感謝した2日間でした。