「つながる旅」復路編
2011年06月28日
ちょっと間が空きましたが、やっと北海道への鉄道旅の締めくくりブログです。
旅の4日目、20日(月)は・・・事務的な用事ばかりだったので、省略します(笑)
というのも、このHPの打合せやトップページの動画を新たに撮影しました。
その動画は数日中に更新される・・・はずです(笑)
旭川を離れる前に、旭川で行列の出来るスープカレーのお店に連れて行ってもらいました。
こちらはチキンカレー。骨から肉がほろっと取れるくらいに柔らかい。
ゴロッと入っている野菜と、酸味の辛みのバランスが良いスープカレーは
ヤミツキになりそうです。
もう一つ、札幌での乗り換えの合間には、みそラーメンも。
今回の旅では、本当に欲張り!!というくらい北海道の味を楽しめました。
帰りも、もちろん鉄道の乗り継ぎで(笑)
大学時代から何度もお世話になってきた夜行急行「はまなす」で、札幌を22時に出発。
青森と札幌を結ぶ「はまなす」は、僕のような鉄道好きや
節約旅をする学生さんに人気の列車です。
その秘密の一つは、車両の種類が豊富な事。
寝台車以外に、座席車を使った指定席や自由席があり、
多くの割引きっぷも使えるので、安く利用できるんです。
中でも、目玉は「のびのびカーペット」の車両。
このようにカーペットが敷かれていて横になれるんですが、扱いは「普通車指定席」
寝台車だと、乗車券・急行券に加えて寝台券が6000円以上かかるのに対し、
このカーペットなら指定券のみ。僕は乗り継ぎ割引だったので「150円」でした。
カーペットに寝ると言っても、隣とのカーテンや枕、毛布が付いています。
ただカーペットに寝るので、起きた時は腰が痛かったけど(笑)
それでも、横に慣れるのが大きい「のびのびカーペット」、
これからも何度となくお世話になる事でしょう・・・。
早朝5時40分に青森着。1駅だけ特急券無しで使える特急「つがる」で新青森に移動し、
始発の新幹線、6時30分発の「はやて100号」へリレー。
朝の澄み切った空気の中を、南へ!!
始発とはいえ、8割程度の乗車率で快走。
僕は車内でウトウト(笑)
あっという間に2時間が経ち、8時42分に仙台着。
行きと同じく、ここで途中下車。今度は東京向けのお土産を購入。
朝ご飯は駅の立ち食いそば屋さんで、「卵かけごはんセット」
使われている「エゴマ醤油」は、「卵かけごはん」用の物で
地元の宮城で使われている「復興支援メニュー」。
流通状況が良くなれば、生卵も地元の物に変わる予定だそうです。
その後、3月までお世話になり、地元の仙台に戻ったマネージャーさんと再会。
お寿司と牛タンをご馳走になった後、仙台の街を歩きました。
壁に亀裂が入った建物が街の中心部でも目立つ一方で、活気があった事に少し安心しました。
「私たちは負けない」商店街の横断幕が印象的でした。
鞄に入りきらないくらいのお土産を買って、旅の最後を飾る列車に。
仙台13時38分発の「MAXやまびこ32号」。
全車2階建ての「MAX」は、あと5年ほどで引退する事が決まっています。
旅行はもちろん、仕事で栃木の宇都宮に通っていた時もよく乗りました。
帰り道、マネージャーさんが「出来たら2階の左側に乗って見て」と一言。
その席から見えたのは、大規模な仮設住宅でした。
いつもの生活を取り戻して行く街と、復興の見通しが立たない街。
その落差がこれから広がっていく事が、とても心配です。
その一方で、僕が出来る事は・・・なかなか分からない。
でも現地に足を運んでお土産を買ったり、食事をしたり。
そういう事も大事なんじゃないかな、と思いました。
出来る事から、継続的にやっていきたいですね。
とても思い出深い旅でした。