「届かなかったラブレター」コンサート
2010年02月09日
今日は昼過ぎから夕方まで、ロケの仕事。
それが終わってから大急ぎで向かったのが、渋谷のBunkamuraオーチャードホール♪
前から楽しみにしていた朗読と歌のコラボコンサートを楽しんで来ました。
「届かなかったラブレター」コンサート。
クミコさん・井上芳雄さんの2人によって大好評を得た、朗読と歌のコンサート。
今回は、「語り部」を招いてパワーアップした、というわけです。
僕はたまたま新聞の広告記事で知ったんですが、
ラジオ番組に寄せられたメッセージを中心に、
今は亡き家族や友人・昔の恋人などへの伝えたかったメッセージを朗読し、
それにピッタリの歌を添えるという素敵なコラボなんです。
しかも、今回のコンサートで朗読とナビゲーターをされたのが
徳光和夫さんと上柳昌彦さん(ニッポン放送)。
お二人とも僕の大好きなアナウンサー!!とあって迷わずチケットを買いました。
期待に胸を膨らませて駆けつけると、これが本当に素晴らしいコンサートでした。
徳光さんと上柳さんの朗読は、それぞれに個性的で対照的なスタイルでした。
徳光さんは、とつとつと・・・それでいて読み手の人柄が乗った声が
情感を引き立たせる。テレビではなかなか聞けない語り。
「朗読初挑戦」とあって、チャレンジする喜びのようなものも
ひしひしと伝わってきました。
上柳さんは、さすがラジオの名パーソナリティー。
役者さんのセリフのように、抑揚をはっきりつけて読んでいくのですが
それでいて嫌みが無い。
聞く者が確実に、それでいて自然に感情移入することが出来る・・・すごいです。
中学時代から上柳さんのラジオはよく聞いていて大好きですが、
改めてその素晴らしさを感じました。
『会場が一つになる』ってこういう事を言うんだろうなぁ。
切ないメッセージと美しい歌に会場からは、すすり泣きが聞こえました。
・・・な〜んて他人事みたいに言っている僕もウルッと来ました(笑)。
ホールを出るときには、いろんな人の顔が浮かんできました。
まさに「大切な人」の事を思い返す時間。
きっと、このコンサートはこれからも続いていくでしょう。
いつかは僕も朗読のステージに・・・なんて、いつもの無謀な夢も出てきますが、
まずは観客として、今度は将来の奥さんを是非連れてきたいなぁ・・・って、
それもいつになるんだか(笑)