ロッテ鴨川2軍キャンプ2010
2010年02月07日
今年も行って参りました!!
千葉ロッテマリーンズの2軍キャンプが行われている鴨川市営球場です。
1軍のキャンプ地である石垣島には、行く時間もお金もなかなか無い・・・。
でも、鴨川だったら日帰りで行けるし、これからのロッテを背負って立つ
若手選手もチェックできる。なかなか有意義な旅なのです。
去年と同じく、チバテレビで一緒に中継を担当している黒沢幸司アナを伴って
去年と同じく、外房線の鈍行を乗り継ぎ2時間半。
さらに安房鴨川駅から歩くこと25分(笑)。
普通は皆さん、自家用車で行くんですね・・・。
辿り着いた球場は、朝からたくさんの人で賑わっていました。
地元の方やロッテファンはもちろん、近くの高校生らしき人の姿も。
どうやら運動部の生徒さんのようで、プロ野球のトレーニング方法を勉強に来たらしい。
無料で見学できるキャンプは、いろんな人がやってくるのです。
そして、初めて来た人にもありがたいのが
チームのメンバー表と、その日のトレーニングメニュー。
メンバー表は所属の全選手の名前が、
1軍2軍どちらのキャンプに参加しているかで色分けされています。
一方のトレーニングメニューは時間別で書かれていて、
何時にどの選手がどんな練習をするかが分かります。
お目当ての選手を追っかける事も出来るわけですね。
去年の時と比べて、まず気付いたことは全体的に活気があったこと。
とにかく練習の初めから声が出ていました。
こういう事って、見ている側にも伝わるんですよね。
そして、もっと違いが鮮明だったのは、ピッチング練習が行われるブルペン。
ピッチングの様子が外から見易くなっていました。
このブルペン、去年のキャンプでは側面が壁で覆われていて、
一部の人が正面に回って見ることしか出来なかったんです。
今年は、透明のビニールシートが貼られているだけで
すぐ横から投球を間近に見る事ができます。
ミットにボールが収まる時の音や、
投球練習をしているバッテリーの会話までバッチリ聞こえます。
これも立派なファンサービスですよね。
そんな中、特に印象に残ったのは、
一昨年にセットアッパーとして大活躍したものの
昨年は不本意な成績に終わった川崎投手。
一球一球気合いのこもった投球をしていました。
傍で聞いていると、ボールを受けたブルペンキャッチャーが「お〜、良い球だ!!」と言っても
「いや、まだです。もっといけます!!」と妥協を許さない川崎投手。
周りを圧倒するような迫力がありました。確かに本来なら石垣島にいるべき選手。
期するものがあるんでしょう。
このほか、トライアウトを経てソフトバンクから入団した
山田秋親(登録名:秋親)投手も、力のこもったピッチングが印象的でした。
一方、グラウンドでは
昨年に育成枠で入団して、その後に支配下選手登録された岡田選手が
高橋慶彦2軍監督から熱心な指導を受けていました。
栃木の「全足利クラブ」からロッテに入団し、その際にはとちぎテレビに出演。
それ以来、僕も注目している岡田選手。
今年は是非、1軍でも活躍を見たいものです。
キャンプの楽しみの一つは、選手と直接触れ合える機会も多いこと。
球場近くのコンビニには、サイン色紙とマジックペンが売られていました。
街全体がキャンプで盛り上がってくれるというのは嬉しいですね。
ちなみに鴨川キャンプは今日まで。
あすには鹿児島の川内に移動し、その後は鹿児島での2次キャンプが始まります。
この中から1軍のキップを掴むのは誰かな!?