「偶然」な鉄道ネタ
2009年12月04日
このブログを書くようになって、常にデジカメを持ち歩くようになりました。
そのデジカメが急に役に立つ時といったら、駅で「撮りたい列車」に出会った時。
ほかにも、先日の「日本橋駅塩酸騒ぎ」のようなケースもありますが、それは稀です。
そんなわけで、最近の駅でデジカメの出番があった出来事を書こうと思います。
先日、図書館へ行った時のこと。普段から1〜2週間に1度は図書館に行って
仕事に必要な新聞記事のコピーをとるのが日課なのですが、
その後の楽しみが図書館で閲覧できる雑誌をチェックする事。
中でも一番時間をかけるのが「鉄道ファン」です(笑)
すると、最新号に「113系・115系」の特集記事が。
首都圏近郊での中距離型電車の主役として長く活躍していた113・115系の
引退が近付いているという記事でした。それならば、と・・・。
その足で撮りに行ってきました(笑)。僕が小学生の頃は、
東海道線でも横須賀・総武快速線でも、主流はこのタイプでした。
今でも、千葉以南や中央線の高尾以西などでは見られるんですが、
新型車輌投入の波に押されているのは事実。
今のうちに目に焼き付けておいた方が良さそうです。
先ほどの写真を撮った10分後、「試運転」と書いた列車が現れました。
中には、運転手さんや車掌さんらしき人ばかり50人近く。
ちょっと不思議な光景でした(笑)これは何だったんだろう・・・。
ちなみに、この駅がどこかは分かりますか?
鉄道ファンの方、そして千葉近郊にお住まいの方なら簡単ですよね。
ヒントは、隣りに停まっているブルーの201系です。
場面は変わって昨日の赤羽駅。
湘南新宿ラインのダイヤが乱れていて、こんな奇妙な電光掲示に出くわしました。
2台目の出発時刻の方が1台目よりも遅い・・・というのは、そんなに珍しい事ではありません。
理由は行き先です。どちらも同じ「湘南新宿ライン」ですが、
2台目の電車は「東海道線→高崎線」、1台目は「横須賀線→宇都宮線」なのです。
この日は東海道線での人身事故の影響でダイヤが乱れていたので、
影響を受けないで済む「横須賀線→宇都宮線」の列車だけでも
通常ダイヤで運転させよう、というわけです。これが、湘南新宿ラインの一つのポイント。
つまり、横須賀線は必ず宇都宮線へ、東海道線は必ず高崎線に直通するように出来ています。
これによって、どこかでトラブルが起きても影響を小さくする事が出来るわけです。
逆に私鉄では、北から西武池袋線と東武東上線(→有楽町線)、
南から東京メトロ有楽町線と東京メトロ副都心線がやってくる「小竹向原」駅の場合。
ちょうど2方向ずつからの路線がクロスするのですが、ここでは
「西武線−有楽町線」「西武線−副都心線」「東武線−有楽町線」「東武線−副都心線」と
4種類全ての直通がされています。そのため、1つの路線でダイヤが乱れると
4つ全ての路線のダイヤに影響してしまうのです。
その対策として、小竹向原駅では、駅の横に
待避線(ホームでは無いところで電車が待っている場所)を設けるなどしています。
思い切り話が脱線しましたが、赤羽駅の話(笑)。
僕がビックリしたのは、2台目の電車が「熊谷行き」だったということ。
先ほども書いたように、東海道線が遅れると直通する高崎線も遅れる。
でも、「熊谷行き」は普通はありません。なぜなら、1つ先の駅の「籠原」に車庫があるから。
駅のアナウンスも「熊谷行き」となっているし、これはレアだ!!と思って
20分近く電車を待っていたら・・・何事も無かったように「籠原行き」が来ました(笑)
さっきまでの案内は何だったんだ。
脱力感に襲われて僕は仕事場に向かったのでした・・・って、
仕事前にそんな事してたの?!って思ったあなたは、正常です(笑)