ロッテ魂
2008年12月05日
今週の火曜日、恒例となった「倉持会」に行ってきました。
「倉持会」とは、その名の通り、僕が千葉テレビの「マリーンズナイター」で
大変お世話になっている、「熱血解説」の倉持明さんを囲む
ロッテファンの皆さんの集まり。今回は20人以上が集まったんですが、
会員数自体は、なんと100人を超えているそうです。
そして、僕を含むアナウンサー・リポーター陣も
お招き頂いて、美味しい焼き肉を食べながら
野球談義に花を咲かせるのです。
この会の凄いところは、やってくる皆さんの「ロッテ愛」の強さ。
「今年はマリンスタジアムに20回行きました」なんていう挨拶が
頻繁に飛び交うのです。そんな方から倉持さんに、どんどんと
コアな質問が飛びます。「〜のフォームは腕の位置が」とか、
「〜のグリップは」とか、実況の我々も顔負けです(笑)
もちろん、その質問を受けた倉持さんもヒートアップ!!
そして、倉持さんの中継に対する深い思いを聞くことが出来るのです。
今回の倉持さんの話の中で、倉持さんがおっしゃっていた事の中に
こんな言葉がありました。『いや〜、いつも僕は実況を遮って喋っちゃうことが
あるんだよなあ。でも、それは「今、この1球」が二度と来ないから、なんだよ。
その1球の怖さが分かるから、その瞬間に喋らないと駄目なんだよ』
素晴らしいお言葉です。1試合で両チーム合わせて300球近くのボールが
投げられますが、1球たりとも同じボールは無い。同じ状況は無いんですよね。
この倉持さんの思いに応えた実況を出来るように、僕たちも、
もっともっと技術を磨いて行かなくては!!