埼玉SLの旅(3)
2008年08月18日
熊谷から2時間と40分。終点の三峰口駅に到着。
周りを山に囲まれ、ひっそりとしながらも
気持ちの良い風が吹き抜ける、まさに
「ローカル線の終着駅」を絵に描いたような駅です。
駅に着くと、SLは切り離され
再び旅に出る準備をします。
まずは給水。SLは石炭を燃やし、その熱で水を水蒸気にした力で走ります。
そのため、水を大量に補給するんですが、なんと専用のホースが
ホームにあるんです。
そして石炭も補給。こういった光景もSLの魅力なんですよね〜。
そして、ここでの一番の見せ場。駅の隣にある転車台で
方向転換をして、再び、熊谷に向けて客車を引っ張っていくんです。
やはり目の前で見るSLの迫力・風格は感動を覚えます。
そして機関士さんにもお話を聞く事が出来ました。残念ながら時間の都合で
放送には入らなかったのですが、こちらの方は見習い中とのこと。
元々は周りの方の推薦があって、電車の運転士をしながら
SLの機関士の訓練を始めたそうです。でも今は、そのSLに
すっかり魅せられているとのこと。お話の前後にも、SLファンの子供たちと
盛んに写真を撮っていました。これからも、多くの人に愛されるSLを
どうか守って行って下さいね。