トークならおまかせ！ かたり職人　小笠原 聖

リオでの慌しい日々の中で、個人的に楽しみだったのは

・・・移動の時間（笑）乗り物好きで良かった～と思いましたよ。

リオ市内での移動で一番使ったのが、このＢＲＴ。

日本の一部にもある、「連接バス」です。

東北・三陸地方では、津波によって線路が流されたところを道路にして

専用道を走るバスを「ＢＲＴ」と呼んでいます。

リオでも「専用道を走るバス」という意味では同じなのですが、

街の中心部、しかも片側３車線ずつの交通量の多いところを、

更に１レーン独占して「ＢＲＴ専用道」があるんです。

しかも、３～５分おきにビュンビュンやってくる。それでも、混んでいるんです。

観音開きのドアは・・・隙間が空いていました（笑）

とはいえ、専用レーンで渋滞が無いので、移動には役立ちました。

主要な駅にしか止まらない「ＥＸＰＲＥＳＳＯ（エクスプレッソ・急行）」バスが

あるのも興味深い。出来る事なら、１日自由にＢＲＴに乗りたかった（笑）

そんなリオの街は、ただでさえ車の量が多いのに、オリ・パラ関連で

車の量が増えると、選手やスタッフの移動が大変です。

そこで活躍するのが、関係者だけが乗れる車。

こういうラッピングがされた車は、関係者のパスが無いと乗れません。

僕たちも乗れない・・・のですが！！１度だけ、

関係者の方に同乗させてもらえました。

タクシーを捕まえるのさえ大変な中で、ちょっとした優越感でした（笑）

一方、オリンピックパークの中の移動が、実は大変。

記者の入り口は、それぞれの会場の裏側にあって

正面の一般入り口は使えないのです。

そこで、各会場の裏手とプレスセンターを結ぶ

関係者用のシャトルバスが走っています。

ただし・・・時刻表は、あって無いようなもの（笑）

よっぽど時間に余裕が無いと使えませんでした。

最後は閉会式開始直前のマラカナンスタジアムから撮った、電車の写真。

地下鉄の終点がマラカナンスタジアムの横にあります。

そのすぐ後ろは・・・貧困層が密集し、麻薬の密売や

銃撃戦も多い「ファベーラ」です。

こんなに、近いんです。

現地のガイドも「マラカナン周辺の電車は危険だから、乗らない方が良い。」

と言っていたので、リオの中心部以外では乗りませんでした。

大きな混乱や事件も無く終わったリオ・オリンピックとパラリンピックですが、

終わってしまうと・・・もう一度、ゆっくり言ってみたくなるリオの街です。

リオから帰国して１ヶ月。長いような短いような・・・。

このうち、１週間はほとんど何もしないで過ごしました。

そうしたら、予想通り具合悪くなって（笑）

やっぱり仕事をしていないとダメな体になっているんですね・・・。

そんなわけで、最近はまたバタバタと動いています。

まずは、かなり遡りますが９／２４・２５の「ツールド三陸」ＭＣ。

昨年以上の豪華な顔ぶれ！！

世界で活躍する別府史之選手も初参加、お兄さんの始さんと登場しました。

そして、リオ・パラリンピックにも出場した石井雅史選手からは

なんとリオで配られた選手用のドリンクボトルを頂いちゃいました。

その石井選手とは、１１／３に伊豆・修善寺で行われる

「ジャパン・パラ・サイクリングカップ」のトークショーでご一緒する予定です。

タイムトライアルでは、世界のサイクリスト達と一緒に走れるスペシャルイベント。

まだ参加者を募集中です。興味のある方は是非！！！

こちらは、１０／１６に大阪の万博記念公園エキスポシティで行われた

「パワプロフェスティバル２０１６」大阪大会。

人気ゲーム「実況！パワフルプロ野球」のチャンピオン大会で

イベントの中の生実況を担当しました。

一度に４つの画面を見ながら実況する、という初めての経験もありましたが（笑）

賑やかで楽しいイベントでした。この影響で、最近はもっぱら

移動中はスマホでパワプロです（笑）

そして最近は、１０／２３の「ちばアクアラインマラソン」。

チバテレの生中継でハーフマラソン・フィニッシュ地点の実況レポーターを務めました。

コンビを組んだ西谷綾子さん、ＮＡＣＫ５でもご一緒している

福島和可菜さん（ゲストランナーとして参加）と。

場内ＭＣはＮＡＣＫ５「５時ラジ」の高森浩二さんと、知り合いばっかり（笑）

初めてご一緒したのは、チバテレ【熱血ＢＯ－ＳＯ　ＴＶ】の

八波一起さんと、にしおかすみこさん。お二人も、見事にハーフを完走！！

最近はなかなか走れていませんが、マラソンを通じて仲間が増えていく事を

実感した１日でした。

お久しぶりです。

いつもブログが滞ってしまいまして、本当にすみません。

にも関わらず、こうして見て下さっているあなた、

本当にありがとうございます。

・・・と書きながら、本当に読んでくれている方がいるのかな？なんて（笑）

リオから帰国して約１０日。

正直、まだ体調は本調子ではありません。

疲れといえば疲れ。

でも、食欲はあります。あり過ぎます。

日本のご飯の美味しさを痛感する毎日。

・・・こう書くと、リオでの日々がそんなに辛かったのか、と言われそうですが。

正直、想像以上に辛かった部分もあります。

それは、取材以外の部分が大半。

むしろ、試合を取材をしたり、選手にインタビューしている時が

一番充実していて、楽しかったです。

これは、リオに到着した当日の写真。

日本から２６時間かけて着いた直後で、実はヘロヘロでした（笑）

でも、取材パスをもらい、会場に着いた時は嬉しかったなぁ。

そこからの２週間は、ひたすら会場や街で取材の連続。

何せ毎日２本の番組のレポートを日本に送らなくてはいけなかったので、

常に番組の構成の事を考えながら、勝手にバタバタとしていました。

（番組を聞いて下さった皆さん、本当にありがとうございました！！！）

早い日は朝の８時から会場に行き、遅い日はホテルに戻るのが夜中の１２時。

そこから、大人の事情で食事や飲みに

お付き合いする事もあり（これが一番辛かった）、

ホテルの部屋に戻ったら、気を失うようにベッドに倒れこんでいました。

それでも、オリンピック班の皆さんは連日の実況を何本もこなしていたわけで

その方々に比べたら、僕は恵まれています。

美味しいご飯も食べられる時間もありましたし。

ただ、これまで海外に行った事が最長で５日間だった僕には

２週間以上の長期取材は、なかなかの負担でした。

あとは、ここに書けない疲れとストレスの原因も色々とあったのですが・・・。

そんな僕を紛らわせてくれた、１人時間のルーティン。

リオのテレビ。朝のニュース番組です。

連日、パラリンピックのニュースを取り上げていました。

タイトルは「ＢＯＭＤＩＡ　ＲＪ」・・・「おはよう　リオデジャネイロ」

キャスターがコーヒーカップを持って中継先と話すのが、なぜだか好きでした（笑）

言葉も分からないけど、地方のテレビ番組を見るのが好きな僕にとっては

リオのテレビを１人で見ている時間が、つかの間の癒しでした。

そして、テンションの高い２人が喋りまくるスーパーマーケットのＣＭ。

とにかくリオの人は陽気で明るい。それが、ＣＭにも出ていました。

本当に現地の方の笑顔には、何度も助けられました。

言葉が通じなくても、心は救われるんですよね。

２０２０年は、僕たちがお返しをしないとね・・・。

１０／９（日）のＮＡＣＫ５「ＳＰＯ－ＮＯＷ」で

リオの報告をたっぷりするつもりなので、

その前後あたりから、少しずつ追加報告をしていきますね。

あ・・・そうそう。おかげさまで、「ＳＰＯ－ＮＯＷ」は、この１０月からも続きます。

今年は１０～３月の冬シーズンも、夏シーズンと同じく３時間。

引き続き、よろしくお願い致します。

本当は１０月になったら暇になる予定だったのですが、

ありがたい事に、新しいジャンルの仕事のオファーも頂いていて、

色々と挑戦をさせて頂けそうです。

そうなると、新しい仕事の事で頭がいっぱいになり、

ブログの事が後回しになる・・・って、完全に言い訳ですね（笑）

あ～！１日３０時間欲しい！！

そして、目覚ましをかけずに寝たい（笑）

なんて勝手な事を言いながらも、今周りにある幸せ、

支えてくれる人のありがたさを再確認する毎日です。