沖縄キャンプ取材、1日目はDeNA、2日目はロッテをしっかり取材。

思った以上に多くの人に話を聞けたので、予定の便を早めて那覇に戻り、

宜野座の阪神キャンプに行きました。

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それにしても、いつも阪神キャンプはファンの数がすごい。

そこに藤浪がブルペンに入った日には、あっという間に人が集まります。

この近さで投球が見られるのもキャンプの魅力。

根っからのタイガースファンの方も多いので、

「今、ブルペンに誰おるん?」と突然話しかけられる事も多々ありました(笑)

こんな事、他のキャンプじゃ無いもんなぁ。

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こちらは、他のピッチャーの投球の時に打席で感触を確かめる福留。

ちょうど、この日まで現地で取材中だったサンテレビの皆さんと合流し

情報交換をしながら見る事が出来ました。

ちなみに今年も「ロッテvs阪神」の交流戦をチバテレ・サンテレビ・KBS京都で

実況出来る予定。関西の皆さまも、よろしくお願いします!

この日、宜野座から那覇のホテルまで戻る前に、

近くを走る路線バスに乗って、初めて辺野古へ向かいました。

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米軍キャンプシュワブ前では、この日も移設反対の抗議活動が。

沖縄を語る上では、絶対に外すわけにはいかない問題。

僕が東京から来たと言ったら、皆さん驚いていましたが

「プロ野球のキャンプを見に来た人に、少しでも知ってもらえると良いですね。」

とても穏やかに話してくれました。

テレビで見るのと、実際に来るのでは、だいぶ印象が違います。

生活のすぐ近くに、基地がある・・・。改めて、その現実を感じました。

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さて、4日目は名護の日本ハムキャンプへ。

大谷見たさで、朝からスゴい人の数・・・。

今年は日本ハムキャンプの前半がアリゾナだったので、

チームが日本へ戻ってくるのに合わせて、

僕の沖縄キャンプ巡りの日程も組みました。

黒木ピッチングコーチにご挨拶も出来、その後は・・・。

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ブルペンでドラ2の加藤貴之投手をチェック。

高校時代、千葉の拓大紅陵高校で県大会決勝まで行きました。

今から7年前。僕もチバテレ班で、その試合を見ていました。

決勝で敗れた相手は、公立校の八千代東。

まさに誰もが予想しなかった快進撃で、初の甲子園出場を決めました。

その八千代東の4番、上條優太も、この日ハムキャンプに参加しています。

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しかし、こちらは選手ではありません。

招待参加として、テストを受けているのです。

しかも「バッティングピッチャー」を目指して。

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BCリーグの石川でピッチャーとして活躍していた上條。

その時に同僚だった木田優夫さんが、去年から日本ハムのGM補佐になり

「うちのバッティングピッチャーのテストを受けないか」と連絡したのです。

この日は、木田さんにも話を聞く事ができました。

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それにしても、バッティングピッチャーの仕事は本当に忙しい。

自らのピッチング以外にも、ノックの相手や球拾い、グラウンド整備など・・・。

木田さんが何度も「もう聞けました?」って僕に気を遣ってくれるくらい(笑)

結局、話が聞けたのは練習開始から7時間が経った午後4時過ぎでした。

それでも、僕が持って行った当時の写真を見せると

「懐かしいですね~、覚えていますよ。」と喜んでくれた上條。

少しは励ましになったかな・・・。この上條との話は、

今日このあと16時からのNACK5「SPO-NOW」の中で、

20時30分過ぎからのコラムコーナー「聖’sフォーカス」で、たっぷりお話します。

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最後に、5日目の最終日に行けた楽天キャンプでの1コマ。

取材に訪れた古田敦也さんとの話が盛り上がる

池山バッティングコーチと与田ピッチングコーチ。

近くを通る若手を捕まえては、池山コーチが

「ほら、挨拶は?!」と言うので、「どんな球団やねん」と古田さん。

そこへ、済美高校で甲子園を湧かせた安楽が。

池山コーチ「熱闘甲子園でお世話になったやろ?」

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すると申し訳無さそうに安楽「いえ、僕の時は工藤(公康)さんです」

これには、みんな大爆笑!!

こんな話に遭遇できるから、キャンプ巡りは止められないのです。

お世話になった皆さま、ありがとうございました!!

改めて、今シーズンもよろしくお願い致します。