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人見知りアナの鉄日記②

2015年09月30日 水曜日

9時02分。定刻に新宿駅を出発。

見慣れたビル街も、2階席の大きな窓から見上げると違って見える。

鉄っちゃんで良かったと思う瞬間です。

 

車内アナウンスが流れ出す。

停車駅は、三鷹、立川、八王子、高尾、相模湖、大月、勝沼ぶどう郷、

塩山、山梨市、石和温泉、甲府、韮崎、小淵沢。

 

高尾と相模湖以外は、ほとんど特急「かいじ」と同じ。

なのに特急料金不要、青春18きっぷでOK。

やったね。また鉄っちゃんの優越感。

 

 

でも、ちょっと待て。

それしか止まらないのに、なんで小淵沢まで3時間もかかるの?

「あずさ」なら、ずっと先の松本まで2時間40分だよ?

 

・・・はは~ん、どこかで長く止まるな。

鉄っちゃんの勘です。

 

特急料金も取らず、2階建て列車で小淵沢までゆったり行けるなんて、

どこかでウラがあるに決まってる。

 

週末の臨時列車だし、毎日走る特急に抜かされるために

どこかで10分停車とか、あるんじゃないの?

 

まぁ、こっちは、その辺も覚悟の上で乗っていますけど。

 

 

 

少し徐行気味で三鷹に停車。さっき反対側にいた中央線の快速(ここから各停)を

ここで抜かすと、少しずつスピードが上がってくる。

 

立川、八王子。ここで完全に空席が無くなる。

 

 

と言っても、席に荷物を置いている人が多い。

新宿駅で僕の前にいた夫婦なんて、2人並んで座って、

前の2席に両方荷物を置いている。

 

大きな荷物を持った若者が乗ってきて、席を探してウロウロしているのに

譲らないのかよ・・・イラッとする。

僕、ほぼ毎日こんな感じでイラッとしてます。

 

でも、肝心の若者はドア口に立ったまま大声で話し始めた。

諦めたのか、それとも座らなくて良いくらいに体力が有り余っているのか。

その笑い声がうるさい。

 

後ろの兄妹は寝てしまったけど、その子たちが起きないか心配になるくらい、うるさい。

 

前のブロックでは、年配の男女3人組が談笑中。

うち1人の男性が、飲み終わったドトールのアイスコーヒーのカップを、

ずっとカラカラ振っている。

 

氷の音が、うるさい。

そんなもの、窓際に置いておけば溶けるって。

イライラの連鎖。

 

降りようかな。

高尾で降りて、普通列車に乗り換えようか。

でも、その列車でも同じくらいうるさかったら、もっと悲劇だし。

 

 

気持ちを切り替えて車窓に集中する。

あ・・・この辺、トンネルが多いんだった。

 

 

それにしても、遅い。

山沿いというのは分かるけど、スピードが上がらない。

時速50キロも出ていない気がする。

これじゃ、普通列車の方が速いんじゃない?

 

でも大月に着いても、「遅れています」等のアナウンスは無し。

 

これで定刻なのか。じゃあ、やっぱり特急に抜かれるな。

 

 

大月で富士山・河口湖方面の人がどっと降りると思っていたら、そうでも無かった。

みんな、どこで降りるのだろう。

僕みたいに乗り継いで松本、って人は少ないと思うけど。

 

 

斜め前の席のおばあさんは、八王子あたりで携帯に電話があって

「うんうん、もう乗ったから。もうすぐ降りるから」と言ったが、

もう1時間以上乗っている。

電話の向こうの人は、迎えに来るのかな。

ちゃんと時間を伝えているのだろうか。

 

 

大月を出て富士急行線の線路を見送ると、それまでのトンネルが続いていた景色から

左手が大きく開けてくる。高台を走るようになり、遠くの山々まで一望だ。

右手に見える山並みも美しいけど、左手は空の青さまでよく分かるので勝ち。

これを読んで、左手の席を確保したのです。

 

 

勝沼ぶどう郷でまとまった人が降りた。

 

以前は「勝沼」という駅名だったが、ぶどうの産地、

そのぶどうを使ったワイン作りも盛んということで変えたのが

功を奏しているみたい。

沿線のぶどう畑にも実がなっていて、

身を守るための紙?がかけられているのが分かる。

 

 

駅のすぐ左下には公園があって、機関車が保存されていた。

 

EF64だ。

 

今も現役で走っているが、全盛期は碓氷峠。信越線の横川と軽井沢の間を

全ての列車の前後について、重連で登っていた。

信州の鉄道を語る時に欠かせない機関車。

既に歴史上の機関車になりつつあるのか。

 

 

ここからは、塩山、山梨市、石和温泉、甲府と、小刻みに止まっていく。

といっても、特急「かいじ」と同じ停車駅。

 

降りてゆく人を見ていると、明らかな観光客は3割くらい。

あとは同様の客なのか、地元の人なのか。

仕事、という感じの人はさすがに少ない。

 

 

このあたりも、平日になれば立派な通勤圏である。

僕だって山梨で仕事があれば喜んで通う。

毎回列車で(しかも適度な旅気分を味わいながら)通う仕事なんて最高だ。

週1でも、週2でも・・・。

 

そして甲府に到着。新宿から約2時間10分。

ここで車内の客は、2割くらいまで減った。

 

斜め前のおばあさんも降りた。

あの電話から1時間半以上経っているけど、迎えの人は怒って帰っていないかしらん。

 

 

もう乗ってくる気配も無いので、靴を脱いで足を反対側の席に伸ばす。

 

これ、向かい合わせの席での一番の喜び。

 

一気に旅気分が盛り上がってくる。

温かさに身を任せて寝るのも良い。

ぼーっと景色を眺めるのも良い。

 

とはいえ、少しでも人が乗ってきそうになったら、早々に足を下ろします。

 

次の停車駅・韮崎では一度足を下ろす。

駅の左側に大きな観音様が見下ろしているのだ。

 

何だか失礼があってはいけない気がして、ここで止まると手を合わせます。

周りは誰も気付いていないみたい。

僕がご利益独り占め。

 

でも、韮崎を出たところで、ふと気がついた。

 

次の停車駅は終点の小淵沢。

各駅停車に乗っても25分で行けるのに、まだ残り30分もある。

 

抜かれるな。特急に。

 

 

予想通り、日野春駅で止まる。

「特急列車の通過待ちを致します。」

終点・小淵沢の2つ前での停車。

運転停車なので、ドアは開かない

マラソンなら、競技場に入ってから優勝候補の本命に抜かれるようなもの。

 

 

次は終点なんだから、先に小淵沢に行っちゃっても良いんじゃないの?

と思われそうだが、これには訳がある。

 

終点の小淵沢で「ビューやまなし」が着くホームは、松本方面の下りホーム。

終点なので降りる人が多く、それなりの時間ホームに止まらなくてはいけない。

しかし、後ろから来る特急にとっては、これがジャマになってしまう。

そこで終点の前で、先に特急を通してしまうのだ。

 

 

・・・という事を頭の中で解説してみるが、1人旅なので説明する相手は無し。

イライラして文句を言う人がいたら、行って説明してあげようと

心の準備だけはする。

 

 

せめて、せっかく駅に止まっているのだからドアを開ければ良いのに、

と言われた時のための妄想解説を考えたところで、横を「スーパーあずさ」が通過。

 

約1時間後に新宿を出た特急に、ここまで抜かれなかったのが不思議。

たぶん、そう思っているの、この車内で僕だけだけど。

 

日野春を出ると、すぐに終点の小淵沢に到着。

11時59分、定刻。あのノロノロも想定内だったのですね。

 

 

ホームに降りると、ものすごい人の数。

こんなに乗っていたの?というくらい。

大半の人が大きなリュックを背負っている。登山客のようだ。

 

そのうち半分は、階段を渡って小海線のホームに向かった。

清里、野辺山方面に向かう臨時の高原列車が接続しているからだ。

 

僕はというと、次の普通列車まで約40分の乗り換え時間。

まずは、階段を通って改札横のトイレへ。

少し前から我慢していたのです。だって、列車のトイレ混んでいたし。

 

済ませて出てくると、トイレの外は大行列。

でも、切羽詰った感じの人はいない模様。

 

 

次は昼食。改札横を除くが、立ち食いそばと駅弁屋にも人だかり。

ここで駅弁を食べる予定だった僕は、小海線のホームへ。

 

実は小渕沢は、知る人ぞ知る、駅弁で有名な駅。

「丸政」さんの2大名物駅弁、「高原野菜とカツの弁当」と「元気甲斐」。

元気甲斐は愛川欽也さんのテレビ番組「探検レストラン」から生まれたもの。

 

そしてもう1つ。昭和45年発売のロングセラー。「高原野菜とカツの弁当」

僕が小さい頃から慣れ親しんできた弁当なのです。

 

 

小海線の駅弁屋さんには、2つしか残っていなかった。セーフ!

 

 

周りは人が多いので、中央線の待合室に戻ってフタを開ける。

 

中には大きなチキンカツがゴロっと2つ。

 

でも、それ以上の面積の生野菜が主役です。

特にレタスとセロリがウマイ。

全国の駅弁で野菜のシャキシャキ感をウリにした駅弁って、珍しいでしょう?

 

しかも、カツ用のソース・からしとは別に、

生野菜用にドレッシングと塩まで付いている。

 

人がいないので、僕の周りにフタや調味料を広げながら、いただきます。

野菜、野菜、カツ、ご飯、

野菜、野菜、時々スパゲティ(付け合せ)、

カツ、ご飯、ゴボウの浅漬け、野菜、野菜・・・懐かしい。

 

 

無我夢中でがっついていたら、待合室に人がドッと入ってきた。

 

慌ててスペースを空ける。さっきまで貸切だったのに。

それでも大満足。

デザートのリンゴまで(少し乾いていたけど)美味しく頂きました。

 

 

40分の乗換えを有意義に使って、後続の普通列車に乗り換える。

小淵沢始発では無いので、座れない事は覚悟する。

それにしても、ホームに人が増えてくる。

 

大きなリュックを持った人は相変わらず多いが、

カメラを持った人に、紙袋を持った人・・・?

 

鉄道マニアというより、秋葉原のにおいがする。

 

長野でイベントでもあるの?全くの謎。

 

 

やがて松本行きの普通列車が到着。

予想通り座れなかったので、一番前に乗り運転席後ろの「かぶりつき」を確保。

 

これ、僕のいつもの習慣です。

座れた時と同じ満足感があります。

ただし、疲れていない時に限ります。

今回は、ここまで3時間座っていたからね。

 

でも、すぐ横の席では2人掛けの椅子に、1人が足を投げ出して座っている。

こういうのを見るとイラッとする。

さっきまで駅弁食べて幸せだったのに。

 

 

上諏訪に着いたところで車内が空いてきたので、後方の席を確保。

さすがに今後の仕事の事を考えて、少し休憩にあてる。

目を閉じる・・・が睡魔はやってこない。

 

 

1時間ほどで塩尻に到着。

名古屋方面の中央西線との分岐点。

 

松本まではあと15分。ラストスパートなのだが、ここで列車は12分停車。

更に後から来た特急を待ち合わせするのです。

 

せっかくなのでホームに降りると・・・おぉ、素晴らしい光景が!

人見知りアナの鉄日記①

2015年09月29日 火曜日

8月16日日曜日。朝8時30分。

新宿駅11番ホーム。

世の中はお盆休みのUターンラッシュ。

で、僕はというと、混雑と逆方向に向かうのです。

 

それでも日曜日の朝だから混んでいるかも・・・と

自分が乗る列車の発車時刻30分前には到着。

すると、乗車口と書かれた札の下には、すでに数人の乗客がいた。

く、悔しい。きのうの夜から、分刻みのシミュレーションをしていたのに。

 

目的の列車が新宿を出発する9時02分を起点に、僕は逆算をしていた。

自由席で座るためには、8時50分には新宿駅に着きたい。

さらに新宿に着く前に朝食を摂るとすると、起床時間は6時40分。

ちゃんと起きました。

7時半過ぎには家を出ました。

余計な時間のロスはしたくなかったので、

高田馬場の駅にある立ち食いそばの「朝定食」にしました。

 

たぬきそばと明太子ご飯のセット。

あっという間に平らげて山手線で新宿へ。

 

 

時計を見る。

8時30分。

9時02分の出発まで30分以上だ。

さすがにまだ並んでいる人はいないだろう。

 

・・・読みが甘かった。

ものすごいショック。後悔。

 

とはいえ、並んでいる人は数人。

「いいじゃん、座れるんだから」と思うでしょ?

 

違うんです。

読みが甘かったこと自体がショックなんです。

 

 

ではここで、今更ですが、僕が何のためにどこへ向かうのかを説明します。

 

目的地は、長野県の松本。18時からサッカー・松本山雅のラジオ実況があるのです。

 

松本駅からスタジアムまでは、シャトルバスで30分。

入り時間を見ても、15時30分に松本へ着ければOK。

 

いつもなら、金券ショップで買った「あずさ回数券」を使って行くので、

新宿発12時の特急「あずさ」でも充分です。

 

・・・が!ここから僕の「鉄」の部分と「ケチ」の部分が登場します。

 

 

まず、この日はお盆休みで「あずさ回数券」が使えない。

ならば普通の特急券と乗車券を買えば良いのだが、

この時期は、全国のJRで普通・快速列車に乗り放題の「青春18きっぷ」が使える。

これで行けば、料金は1/3以下。

 

お財布に優しく、は僕のモットーです。

 

 

さっそく時刻表をめくる。

 

中央線で高尾に向かい、高尾発11時29分の小淵沢行き。

小淵沢に13時40分に着いて、14時09分発の松本行きに乗継げば、

松本着は15時18分。

 

 

お~!バッチリ。これなら、朝9時まで家で寝ていられる。

前の晩は、夜9時までラジオの生放送があったので、助かる~。

 

 

・・・でも、ひらめいちゃったんです。鉄な頭が。

「ホリデー快速とかあるんじゃねぇ?」

 

 

ホリデー快速って何かって?

その名の通り、ホリデーに走る快速です。

 

中央線に多く走る、土日祝日限定の臨時列車。

しかも、快速だから青春18きっぷも使える。

快速だから普通列車よりも早い。

 

 

おまけにホリデー快速は、特急用車両を使うものもあって、シートも良い。

旅行気分を味わいながら行けるのであります。

 

調べたら・・・見つけちゃった。

「ホリデー快速ビューやまなし」号。

 

オール2階建ての10両編成で

新宿9時02分発、終点は小淵沢で11時59分。

12時40分発の松本行きに乗り換えれば、松本着は14時ちょうど。

 

これに決定。これで行く。

 

 

松本に14時着じゃ早過ぎないかって?

 

分かってます。

遅れないなら良いんです。

早い分には良いんです。

楽しく行ける方が優先なんです。

これ、僕の中での普通です。

ただし、こんなわがままな行動は、1人の場合に限ります。当たり前か・・・。

 

ネットで調べると、列車は10両のうち2~3両が指定席。

つまり、7~8両も自由席があるってこと。

 

しかも全車2階建てなんだから、けっこう乗れるでしょ?

大丈夫でしょ。

 

 

たぶん、ここまで読んで僕の知り合いは思うはず。

「もっとちゃんと調べていかないの?」

「ていうか、鉄っちゃんならそういう事も頭に入ってるんじゃないの?」

 

すみません。この程度です。

知っている事もあれば、知らない事もあります。

 

今回は、あくまでサッカー実況が目的ですから。

 

 

翌日には、お墓参りに行く予定もあるし。

そのための、行きの道のりを少しでも楽しく出来れば・・・と思っただけ。

あまりこだわりすぎると、自分にプレッシャーになるし・・・・。

 

 

この最後の部分が、一番の本音。

よく陥るんだよなあ。

自分で計画しておきながら、予定した事がちゃんと達成できるか、

だんだん不安になってくる。

疲れる性格・・・。

 

前日も、そんな事を考えていた。

電気を消して横になってから、

「やっぱり早起きは止めた!

10時まで寝て、特急で行く。当日にきっぷ買う!」

なんて開き直る。誰に言われたわけでも無いのに。

 

目覚ましのアラームも、遅い時間に変更。

 

 

・・・でも、そういう時に限って早く起きる。

元々の予定に間に合う時間に起きてしまう。

 

体が忘れない。

疲れる性格です。

 

この日だって、「7時に起きる必要は全く無い!」って自分に言い聞かせて寝たのに

6時40分の目覚ましが鳴った途端に飛び起きた。

 

 

だからこそ、新宿駅の行列はショック。

座れるのは間違いない。2階建て車両の1階にも2階にも座れる。

でも、1番じゃなかった事がショック。

 

 

悶々とする事10分。

東京方から215系の車両が入って来た。

 

元々は通勤ラッシュに大量輸送をするために作られた車両。

実際、東海道線などで「おはようライナー」や「湘南ライナー」などで

ビジネスマンを運び続けている。

 

で、土日はその業務がお休みになるので

小淵沢まで休日の出張をしている。

 

一方、すぐ奥の10番線には、河口湖行きのホリデー快速。

お~!183系だ!並んだところを撮りたい!!

と思ったけど、向こうは6両。こっちは10両。

停車位置のバランスが悪すぎる。

 

 

そんな事を、頭の中で高速で考えながら乗車口へ。

さっそくドアが・・・・・、

 

開かない。

 

「ドアが開くのは、発車15分前の8時47分頃を予定しております。」

 

出た。入線から乗車までのフェイント。

もう乗れるぞ!と思ってからの7分は長い。

 

お腹が痛くてやっとトイレを見つけて駆け込んだら、

個室が埋まっていた時みたいな感じ。

(そっちの方が深刻か・・・。)

 

 

ここで、おもむろに列を離れる。

どうせ座れるんだから、頑張って一番前に並ぶ事ないか・・・という気になって

最後尾へ写真を撮りに行く。

 

こういう、これまでの努力を無駄にする行動を、1人の時はよくやります。

しかも、まだ列車名は出ておらず、行き先表示は「回送」のまま。

頼むよ~・・・これじゃ、わざわざ乗る事の証拠にならないじゃん!!

 

 

でも、ドアが開いてから荷物を置いて撮りに行くのも面倒くさいので、

「回送」のまま、撮影は終了。

これじゃあ、撮り鉄と名乗る資格は無いわな。

 

 

さっきまで並んでいた1号車(最後尾)ではなく、2号車の列に並ぶ。

前にいたご夫婦が、どう見ても「鉄っちゃん」ぽく無かったから。

慌てて席を取るような事はされないだろう、と読んだのです。

 

さて、2階に乗るか、1階に乗るか。

2階なら、ダブルデッカーならではの見下ろす景色が楽しめる。

でも、きっと混むよなぁ。うるさい観光客とか乗ってきたら嫌だなぁ。

どうせ車内で仕事の資料も読むんだから、下の1階で良いか。

 

ん?まてよ、ドアの横には2階建てになっていない、普通の1階席が少しあるんだった。

ここだったら人気も無いだろうし、穴場かも。

でも、すぐ横に車両のドアがあるんだよなぁ。人の出入りがうるさそうだなぁ。

 

・・・これって僕だけですか?

みんな、こうやって悩んで席を決めていないの?

誰か、教えて下さい。

 

そんな事を考えていたら、8時47分。

予告通りに「まもなくドアが開きます。」のアナウンス。

列が少し前に進み、ドア口へ。

 

 

ドアが開いた瞬間、深く考えずに左へ曲がって階段を上がる。

2階席、進行方向左側の席をゲット。

 

ふう~。一安心。ちなみに前のご夫婦は、反対の右側の席でした。

 

この215系の普通車は、席が向かい合わせになっていて、いわば4人1組。

リクライニングも無いけれど、普通の鈍行に比べると、少しシートは良い。

 

ともかく、これで3時間の安息は保たれた。

次に食事の事を考える。

朝ごはんは食べたけど、飲み物はどうしよう。

・・・まぁ、いいか。

昨日から持っているスポーツドリンクの残り半分で持たせる事に。

 

車内販売も自動販売機も無いので、3時間の計画は一応立てます。

 

 

ホームでは、30代前後の男性の鉄道マニアがカメラを持って走っている。

あっ、僕も同じか。

でも、カメラを持って走り回る事はしません。

中学生まではよくやっていたけどね。

何より僕は今、カメラを持っていません。撮影もスマホだけ。

 

でも、近いうちにちゃんとしたカメラを買いたいなぁ。

次の大きな仕事が終わったらご褒美に買おう。

・・・と思い続けて、もう3年近く経ってます。

 

向かいの12番ホーム側には2~3分おきに、東京からの中央線快速電車が滑り込む。

乗客は「あれ?なんだこれ?」てな感じでこっちを見ながら、

向こうの電車に乗り込んでゆく。

 

きっと特急列車と思っているんだろうなぁ。

 

違うんですよ。特急券はいりませんよ。

こちらの列車にも乗っていいんですよ。

 

まだ座れますよ。

まぁまぁ速いですよ。

 

・・・というか、あなたの乗った列車を、三鷹か国分寺あたりで

こっちが抜かしちゃいますよ。

 

でも向こうにいる人がみんなこっちに乗って来たら、混むから嫌だなぁ。

勝手ですみません。

 

 

すると突然、ドンッ!という衝撃が背中に伝わる。

後ろの席を見ると、小学生くらいの兄妹がはしゃいでいる。

2人でどこかに行くらしい。おばあちゃんのところかな。

ドン!が3時間続くと困るけど、しばらくは僕が我慢するか・・・。

さいたま国際マラソン「駒場ファンラン」@駒場運動公園 11/11(土)今年もMCを担当します!!

2015年09月25日 金曜日

札幌を満喫!!

2015年09月25日 金曜日

先週末は、札幌に行ってきました。

初めての「札幌ドーム」での実況。

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NACK5「サンデーライオンズ」でございます。

NACK5の中継で行かせてもらった「遠征」は、

仙台(コボスタ)、大阪(京セラドーム)、福岡(ヤフオクドーム)に続き4ヵ所目。

生粋の旅好きとしては、ありがたい限り・・・。

それにしても、札幌ドームの「ほんわか」した雰囲気は良い。

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日本ハムファンの子供たちが書いた習字。

半分以上が「大谷」とか「中田」とか、選手の文字を書いているのがツボでした(笑)

担当した試合は、西武が日本ハムに逆転負け・・・。

でも、その前後にプライベートの時間を満喫して来ました。

まずは、僕がフリーアナウンサーとしてスタートした事務所の同期で

共に勉強していた仲間、フリーアナウンサーの菅井貴子さんに

約8年ぶりに再会しました。

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JR札幌駅西口の紀伊国屋書店から、UHB「みんなのテレビ」のお天気中継をしている

気象予報士の菅井さん。その合間に突然訪れたにも関わらず、

生放送の合間に話し込んで楽しい時間を過ごしました。

元々、東京から北海道での仕事に移られる時に、僕が相談に乗った事があって

「北海道へ行ったら、絶対に好きになりますって!」と言ったら、

その通りすっかりハマッたみたいです(笑)これからも、応援しています!

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こちらは、東京・お茶の「岩田園」の岩田安浩さん。

以前から仲良くさせて頂いているのですが、今月から札幌三越の10Fに

「My cafe」という素敵なカフェをオープン。

さっそく伺って、絶品の抹茶パフェを頂きました。

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お茶のプロ・岩田さんが選んだ京都府産の抹茶と、

北海道産の生乳・あずきの贅沢コラボ。

抹茶のソフトクリームは濃厚でいて、上品な香りと味わい深さ。

アイスティーが横にあるのを忘れて、夢中で食べきっちゃいました(笑)

札幌三越10Fの「My cafe」、本当にオススメです!!

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更に大通公園で開催されている「さっぽろオータムフェスト」に

初めて行きました。この日は、週末だった事もあって、朝から大賑わい。

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関東の食フェスと違って、大通公園全体が会場で

しかも「~丁目広場」という会場ごとに、「バル」「ラーメン」「ご当地グルメ」など

テーマ別に多くの店が出ていて、歩いても歩いても回りきれないくらいのスケール!

しかもジャンルも豊富なので、絶対に好きな食べ物・飲み物が見つかるのが良い!

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こちらは、厚岸のカキをバジルソテーにしたものに

ホタテときのこのグリル、これで1000円!!

仕事前じゃ無かったら、絶対にビールを頼みたかった!!(笑)

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お酒が飲めなかった分、デザートも(笑)

生乳ソフトクリームをコーヒー牛乳にいれて、これで350円!!

値段が良心的なのも魅力的でした。

やっぱり札幌は良い。北海道は良いなぁ・・・。

また、すぐにでも北海道に行きたい!!

ツールド三陸、一緒に走りませんか?ツアーのご案内

2015年09月09日 水曜日

ツール・ド・三陸のご案内!

NACK5「SPO-NOW」パーソナリティー 

小笠原 聖さんと走ろう!

「ツール・ド・三陸」参加Specialツアー 概要

 ツアー趣旨

ツール・ド・三陸は、東日本大震災によって甚大な被害を被った被災地の今を訪れ、

実際に見ていただくことで継続的にサポートしていくことを目的とする

サイクリングイベントです。

今年の大会は、NACK5「SPO-NOW」パーソナリティーの小笠原聖が

大会のステージMCを務めることになり、是非「SPO-NOW」リスナーの皆さまに、

小笠原と一緒にコースを走っていただこうとSpecialツアーを企画いたしました。

(※小笠原は初心者向けのコース「ファミリーコース」を走りますが、

経験者向けの健脚コースもございます。

その場合は一緒に走れませんのでご注意ください。

また、レンタル自転車の用意もございます)

ツアー詳細は下記へお問合せください。

別途、旅行条件書等の募集書面をご案内いたします。

 

■お問合せ先

お問合せ           :ツール・ド・三陸サイクリングチャレンジ2015

                         ツアー係 担当:今井(いまい)

            *東武トップツアーズ(株)スポーツ東京支店内

メールアドレス   :cycle@tobutoptours.co.jp

FAX                :03-5348-2731

電話               :03-5348-2730 (営業時間 09:00~18:00 ※土日祝日休)

日程表1泊2日(大宮発着)

・旅行代金 63,000円(最少催行 2組4名様・募集人員 5組10名様)

・宿泊施設 気仙沼ホテル一景閣(予定) ※2名様1室ご利用限定のご案内となります。

・食事  10日(夕・歓迎レセプション)/ 11日(朝・大会会場) ※昼食は、各自となります。

※大会エントリー代金、レンタル自転車代は旅行代金に含まれておりません。

※お申込み受付締切 9月17日(木)

8/5(土)SPO-NOW「聖'sフォーカス」

2015年09月07日 月曜日

いつもNACK5「SPO-NOW」でお送りしている、

僕のコラムコーナー「聖'sフォーカス」

一昨日の放送では、コーナーがいつも以上に目白押しだったので

実際にお話したかったボリュームよりも、内容を削ってお話しました。

そこで、ここに完全版を掲載したいと思います。

※放送は、U-18W杯の決勝戦前(5日(土)のものです。)

「Sei'sフォーカス」です。きょうは熱戦が続く、野球のU−18ワールドカップ、

僕もおととい、昨日と観戦をしてきました。

12の国と地域が参加して、この世代の頂点を決める戦い、

今回は初めてとなる日本での開催です。

例年以上に話題を集めた、今年の夏の甲子園を中心に、

センバツの実績も踏まえ20人の選手で結成された日本代表。

ピッチャーでは、優勝投手・東海大相模の小笠原をはじめ

仙台育英の佐藤世那、秋田商業の成田、県立岐阜商業の高橋純平、

野手では早稲田実業の清宮、関東一高のオコエ、

そして埼玉からは浦和学院の津田も入っています。

そして僕が最初に見たカナダ戦、

会場は、それまでの日本の予選でも使用していた舞洲ベースボールスタジアム。

収容人数が1万人で、バックネット裏にほとんどの観客が収まるほどでした。

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球場に着くなり、入口のすぐ下でアップをする選手達を発見。

こちらがイメージする世界大会の緊張感より、だいぶリラックスした雰囲気でした。

地区大会や甲子園での試合前の表情より笑顔も多く、チームワークを高めながらも、

限りある貴重な時間をを楽しんでいるように感じられました。

そんな中、試合に入ると、一番耳に入ってきたのが、

三塁ベースコーチを勤める、高知高校の島田監督の声でした。

試合中は、夏の甲子園と違って応援団もブラスバンドもいません。

時折、声援と拍手が聞こえるものの、世界大会の緊張感というよりは、

むしろアットホームな雰囲気でした。

その分、日本の攻撃中は常に島田コーチの声が球場に響きます。

「ここから、もう1度気合い入れていくぞ〜!」という掛け声から、

「ストレート系を狙っていけ!」あるいは、ランナーがいる場面で

ピッチャーの投球と同時にランナーに「GO!」という指示まで。

もちろん作戦ですから、すべてをそのまま取るわけには行きませんが、

選手達はその指示にうなずき、

そこからチームが試合の流れを作る場面も数多くありました。

この日のカナダ戦は5ー2で勝利、スコア以上に苦しい戦いでした。

そして昨日、場所は変わって聖地・甲子園球場。

何か始まる前から、独特の緊張感がありました。

会場が甲子園に変わって、観客の数も多くなり、

内野のネット裏はほとんどの席が埋まりました。

舞洲の時のように、思い思いの応援の声が出せる雰囲気では無くなり、

しかも相手はライバル韓国。そんな張り詰めた空気の中で、試合に入りました。

前日に聞こえた島田コーチの声も、観衆のざわめきの前には聞こえなくなる。

ところが、変わって聞こえるようになったのが、チームを率いる

大阪桐蔭・西谷監督の声でした。

前回大会も西谷監督が率いて、この時は惜しくも準優勝。

その反省を生かすと同時に、ドラフトを目前にした球児たちを預かる難しさ。

そんな重みからか、試合前は緊張した表情も多かった西谷監督でしたが、

2回のチャンスの場面、突然大きな声が響き始めました。

「思いきって振っていけ〜、大丈夫や〜」威勢の良い関西弁が響くと、

それが合図になったように打線が繋がり始めます。

バッターがファールを打てば「良いよ〜ファールが一番!」

先発の上野がピンチでタイムをとって靴ひもを結べば、

「上手いよ〜。くつひもを結ぶタイミング。」

思わず観客席から笑い声が上がり、それを見た西谷監督も表情を緩めます。

一気に攻め立てたいところで、相手のピッチャーが交代、流れが止まりそうなところでも、

打席の左バッターに「相手が左ピッチャーになっても代打出さへんから安心せい!!」

そう言ってリラックスをさせておいて、ネクストバッターズサークルの選手には、

小声で細かい指示を出すのです。

しかも、この西谷監督の声が飛ぶのは、ここぞという場面に限ります。

その時点でランナーはいなくても、

西谷監督の声が出るとチャンスが生まれる、そんな流れでした。

ただ、その声が1度も出なかったのは、4番の清宮でした。

打席の清宮の視線を感じると、黙ってうなづくだけ。

しかし、それに安心したように、清宮もヒットで得点に絡みました。

まさに選手の適性を見極めた采配を、垣間見た試合、

これが12ー0という韓国戦での圧勝に繋がりました。

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実力を兼ね備えたメンバーが集まったとはいえ、

短い時間のなかでチームを作り上げる苦労。

そして勝利を重ねる中でも、走塁や守備のミスが目についていたのも事実。

また甲子園での金属バットから木製バットに替わった打線は、

序盤の試合ではなかなか結果を残す事が出来ませんでした。

実力を兼ね備えたメンバーが集まったとはいえ、短い時間のなかでチームを作り上げ、

その分、足を絡めた打線の繋がりから得点に繋げていった、ここまでの戦い。

実際、今回選ばれている野手陣を見ても、俊足・巧打売りにする選手が多く見られます。

そして何より、選手達がそれぞれ、大会に向けたモチベーション作りを

しっかりしている事に驚かされました。

試合前や試合中のリラックスした雰囲気とは裏腹に、

試合後に多くの選手たちが口にしていたのは「悔しさ」です。

打線の中で、膠着状態を打ち破るきっかけを何度も作ったのが、浦和学院の津田。

コンパクトな逆方向のバッティングで、チームに流れを呼び込みました。

試合後にいつも話していたのが、「甲子園に行けなかった悔しさを持って戦っている。

自分達が出来なかった事を果たした仲間たちの中に入ってプレーする自分が、

今何が出来るかを考えたい。」

話を聞いていて、本当に彼らは10代なのかと、何度も驚かされました。

試合が始まれば、バットとボールが触れる瞬間の音、

そしてベンチからの選手達の声もよく聞こえます。

おかげで、夏の甲子園よりも選手の息遣いが近くに感じられました。

重なって見えたのは、映画で見た、メジャーリーグの地方球場です。

球場全体がピッチャーの投げる1球に注目し、

観客は自分達のチームを応援しながらも、相手の選手の良いプレーには

立ち上がって拍手もする。

選手達にとっては、この雰囲気の中でのプレーも、大きな財産になるはずです。

そんな貴重な舞台も、残すは明日の1試合のみ。

初の世界一へ向けた戦いの舞台は、もちろん「甲子園」です。

選手達にとっての、本当の意味での、この夏の集大成。

若き侍ジャパンは、どんな戦いを見せてくれるのでしょうか。

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(9/5(土)NACK5「SPO-NOW」にて放送)

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