前回の続き。

3/9(月)は、釜石でのインタビュー収録を終えると、午後3時過ぎに

釜石でレンタカーを借りて、ひたすら北上。

4時間近くかけて岩手県の久慈に到着しました。

ホテルに着くなり、収録した音源を送り、レポートをまとめ、

ようやく晩御飯に・・・出かけるつもりが、疲れが出たのかダウン・・・。

朝まで一歩も動けず、ベッドに横たわっていました。

それでも、翌朝には何とか7割くらいまで体調も回復。

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そんなわけで、3/10(火)。ホテルを食事無しで予約していたので、

コンビニを探して、小雨降る、朝の久慈の街へ・・・。

前の晩にゆっくり見られなかった、三陸鉄道の久慈駅へ。

1年前の「全線運行再開」の文字が、それまでの道のりの長さを感じさせます。

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どうしても見たかったのが、ネットでも話題になったメッセージボード。

卒業する高校生に向けて、久慈駅の副駅長さんが書いたもの。

池辺愛さんの「monaka」のレポートで、この全文をご紹介しました。

「さんてつ」の愛称で親しまれる三陸鉄道の、地元との結びつきが分かります。

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三陸鉄道のインタビュー時間は昼の予定だったので、再び街へ。

さすがは「あまちゃん」のモデルになった街。

あちらこちらに、「あまちゃん」の看板や、シャッターがありました。

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ほっこりする一方、僕のお腹はペコペコのまま。

久慈の駅の周りには、コンビニがありませんでした(笑)

仕方が無いので、スポーツドリンクで空腹を補いながら

この日から始まったNACK5での生レポートの1回目を終え、

物産館「道の駅くじ」へ。

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あまちゃんの世界を楽しみながら、物産館の中を歩いていると、

地元の美味しいものが食べられる食堂を発見!!

豪華な海鮮丼も魅力的だったのですが、

それまで20時間何も食べていなかったので、お腹に優しいものをと考え・・・。

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地元の名物「まめぶ汁」定食を注文。野菜もたっぷりで体が温まりました。

で、里芋に似たものが「まめぶ」、もちもちの団子の中には、くるみと黒糖。

甘いのに、醤油ベースのつゆと違和感が無い。

次に行ったら、また食べたくなると思います(笑)

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そして久慈市観光物産協会の廣内留美さんにインタビュー。

地元の高校生によるアイドルグループ「あまくらぶ」の話を伺いました。

久慈のリアル「あまちゃん」に街が盛り上がっていましたよ。

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そして、三陸鉄道のインタビュー取材へ。

駅の近くにある運転区に伺ったのですが、当日は風と雪で運休が相次いでいて

「建物の中は無線の音がうるさいから、あっちでやりましょう」

と案内されたのは・・・。

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なんと、人気のお座敷観光列車「こたつ列車」

このためだけに、わざわざ開けて頂き、貸切状態でのインタビュー。

テンションが上がりすぎてしまったのは、言うまでもありません(笑)

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久慈駅の橋上和司駅長(中央)、運行本部長の金野淳一さん(右)、

新人車掌の沢里航平さん(左)にインタビュー。

様々なアイデア列車の裏話などたっぷり伺いました。

とにかく感じたのは、さんてつと、利用する人への愛情の深さ。

心が温かくなる出会いでした。

感謝、感謝・・・そんな思いで、この日のうちに宮古・釜石方面に向かいました。