東北レポートから戻った後も、怒涛の仕事ラッシュでございました。
3/15(日)は、NACK5「SPO-NOW」生放送の前に
「草加松原太鼓橋ロードレース」のMCをして来ました。
3000人以上が参加した大規模な大会。
ゲストランナーの弘山晴美さん・勉コーチご夫妻とトークショーも。
お2人が突然「写真、写真!」と言ってくださったので、僕も便乗(笑)
そして3/20(木)は、晴海トリトンスクエアで
プロフィギュアスケーターの鈴木明子さんとトークショー。
1時間半に渡ってお相手をさせて頂きました。
摂食障害を克服し、オリンピックに出場するまでのエピソードは
鈴木さんの繊細さを表すものばかり。それでいて気さくな
等身大の魅力を感じる事が出来ました。
終了後のサイン会は大行列。
最後の1人まで、写真撮影にも笑顔で応じていた鈴木さん。
こういうお仕事をしていて、一流のアスリートの方とご一緒すると
どなたも、人として尊敬できる方ばかりなんです。
そして、自分が何て幸せな仕事を出来ているんだろう、と思います。
ありがたい、と言えば・・・鉄っちゃん的な仕事も。
3/21(土)大宮駅開業130周年記念イベントのレポートをしてきました。
大宮駅構内を中心に、西口も東口も多くのイベントで大賑わい。
特にNゲージ模型と、新幹線のミニ列車コーナーは子供たちに大盛況。
すっかり大宮も「鉄道の街」になってきましたねぇ。
そして、そのまま「HITS! THE TOWN」のアルシェスタジオにゲスト出演。
パーソナリティーのバカボン鬼塚さん、山口五和さんに、
ホリプロの南田裕介マネージャー、久野知美さんと僕が「鉄っちゃんトーク」攻撃(笑)
いや~、鉄分の濃い時間でした(笑)聞くところによると、いつも以上に
観覧のお客さんが多かったそうで、反響もあったみたいです。
ぜひ、続編をやりたい・・・(笑)
3月12日(木)レポート最終日。
今回は1人で移動し、車を運転し、インタビューを録り、
合間に電話レポート、ホテルに着いたら音素材をパソコンで送り、レポートをまとめる・・・、
という繰り返しだったので、常に先の事を考え続けていました。
そして、最終日。朝にレポートをした後、レンタカーを返却。
この時点で全てのインタビュー収録は終わっていたので、
残り2回の電話レポートをしながら帰る・・・というこの日は、
地元の「足」を体感しながら帰る事にしました。
釜石から三陸鉄道南リアス線で盛へ。
車内は「つばき祭り」の記念装飾がされ、温かい雰囲気。
そんな列車は、釜石で接続するJR釜石線が遅れたため
10分程度遅れて出発。ワンマンの運転手さんが、
「じゃあ、ちょっと行ってくるわ!」と行って、接続列車のお客さんを迎えに
JRのホームまで行く姿を見て、それだけ心がホッコリ・・・。
窓口で買った切符は、硬券。
そして整理券には、「笑顔をつなぐ、ずっと・・・」の文字。
整理券を持って帰ろうと思ったのは初めてでした。
終点の盛駅からは、JRの普通区間の新たな足となっている「BRT」に乗車。
気仙沼に向かいました。この写真は盛駅なんですが、ホームの一部が
道路になっていて、そこにバスが入って来ます。
大半の区間は、他の車が入れない自動車専用道。
そして、陸前高田市など、高台に市役所や病院の機能が移っているエリアでは
他の車に混ざって坂道を上り下りします。
東北に行く前は「どんな事があっても、鉄道を早急に復旧させるべきだ」と
思っていました。実際に利用者の方に聞いてみても、そういう声が多い。
・・・でも。
現実に今、街の人が生活するための足としては
BRTが一番合っているのかもしれない、と思わざるを得ませんでした。
BRTを利用する多くのお年寄りにとっては、乗換えをせずに、
必要な場所の行き来を、遅れなくしたい。
それには、安く早く実現したBRTが一番合っていたんだろうと思います。
帰りのBRTの中では、ボランティアに来ていた多くの学生が、
地元のお年寄りと触れ合う姿が見られました。
街が本来の姿を取り戻すためには、まだまだ気の遠くなるような時間がかかる。
そして、それぞれが「今出来ること」を、しかも長い目でやっていかなくてはいけない。
この5日間で、いろんな事を感じる事が出来ました。
とにかく、また東北に行きたいと思います。
観光でも良いんです。
良い景色を見て、美味しい物を食べる事も、立派な応援です。
東北には、こんな良いところがある、こんなに素敵な人がいる。
その事を深く感じた5日間でした。
お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
3/11(水)初めて、この日を東北で迎えました。
釜石のホテル「陸中海岸グランドホテル」から見た景色。
穏やかな海でした。4年前のこの日、この海から10mを超える津波が来たとは
どうしても実感が湧きません。
でも、あの津波で浸水被害を受けたホテルの前には、
長い防潮堤が建設されていました。
この日は、車で南三陸へ。
東北放送の飯野アナウンサーに紹介してもらった「南三陸さんさん商店街」
組合長の阿部忠彦さんを訪ねました。
32ある仮設のお店の中には、観光客向けだけでなく
地元の方が使う生活用品の店も多く
「若い世代が残ってくれる街作りが大切」と話して下さいました。
取材の後は、商店街のお店がそれぞれにオリジナルメニューで盛り上げる
「キラキラ春告げ丼」を頂きました。あわびが丸ごと1個、マグロにハマチに
タコにめかぶなどなど・・・この定食が2000円!!
この丼を食べるためだけでも、また南三陸へ行きたい!!(笑)
これからの復興応援って、そういう事も大事ですよね。
3月11日の午後2時46分は、陸前高田市・奇跡の1本松の近くで迎えました。
街中にサイレンが響く中、みんなが車を止めて黙祷。
奇跡の一本松の周りは、まるで石油コンビナートのように
ベルトコンベアーが囲んでいました。
山の斜面から削った土を運び、高台に作る新しい街の土台にするのだそうです。
飯野君が言っていた「復興の格差」、まだまだ街の姿に戻るには時間がかかります。
そんな中、カフェやお土産さんがオープンし、観光バスが次々にやってくる。
複雑な感情が入り混じる中、東京から来たテレビカメラの多さが、
余計に気になりました。
この日の夕食は、ホテルの近くのラーメン屋で「元祖・磯ラーメン」なるメニューを。
魚介類がたっぷりの、文字通り「磯の香り」が楽しめる、さっぱりラーメン。
考えてみれば、取材4日目にして、昼も夜もやっと魚介類を食べられた(笑)
あっという間に、時間が過ぎて行きました・・・。
前回の続き。
3/9(月)は、釜石でのインタビュー収録を終えると、午後3時過ぎに
釜石でレンタカーを借りて、ひたすら北上。
4時間近くかけて岩手県の久慈に到着しました。
ホテルに着くなり、収録した音源を送り、レポートをまとめ、
ようやく晩御飯に・・・出かけるつもりが、疲れが出たのかダウン・・・。
朝まで一歩も動けず、ベッドに横たわっていました。
それでも、翌朝には何とか7割くらいまで体調も回復。
そんなわけで、3/10(火)。ホテルを食事無しで予約していたので、
コンビニを探して、小雨降る、朝の久慈の街へ・・・。
前の晩にゆっくり見られなかった、三陸鉄道の久慈駅へ。
1年前の「全線運行再開」の文字が、それまでの道のりの長さを感じさせます。
どうしても見たかったのが、ネットでも話題になったメッセージボード。
卒業する高校生に向けて、久慈駅の副駅長さんが書いたもの。
池辺愛さんの「monaka」のレポートで、この全文をご紹介しました。
「さんてつ」の愛称で親しまれる三陸鉄道の、地元との結びつきが分かります。
三陸鉄道のインタビュー時間は昼の予定だったので、再び街へ。
さすがは「あまちゃん」のモデルになった街。
あちらこちらに、「あまちゃん」の看板や、シャッターがありました。
ほっこりする一方、僕のお腹はペコペコのまま。
久慈の駅の周りには、コンビニがありませんでした(笑)
仕方が無いので、スポーツドリンクで空腹を補いながら
この日から始まったNACK5での生レポートの1回目を終え、
物産館「道の駅くじ」へ。
あまちゃんの世界を楽しみながら、物産館の中を歩いていると、
地元の美味しいものが食べられる食堂を発見!!
豪華な海鮮丼も魅力的だったのですが、
それまで20時間何も食べていなかったので、お腹に優しいものをと考え・・・。
地元の名物「まめぶ汁」定食を注文。野菜もたっぷりで体が温まりました。
で、里芋に似たものが「まめぶ」、もちもちの団子の中には、くるみと黒糖。
甘いのに、醤油ベースのつゆと違和感が無い。
次に行ったら、また食べたくなると思います(笑)
そして久慈市観光物産協会の廣内留美さんにインタビュー。
地元の高校生によるアイドルグループ「あまくらぶ」の話を伺いました。
久慈のリアル「あまちゃん」に街が盛り上がっていましたよ。
そして、三陸鉄道のインタビュー取材へ。
駅の近くにある運転区に伺ったのですが、当日は風と雪で運休が相次いでいて
「建物の中は無線の音がうるさいから、あっちでやりましょう」
と案内されたのは・・・。
なんと、人気のお座敷観光列車「こたつ列車」
このためだけに、わざわざ開けて頂き、貸切状態でのインタビュー。
テンションが上がりすぎてしまったのは、言うまでもありません(笑)
久慈駅の橋上和司駅長(中央)、運行本部長の金野淳一さん(右)、
新人車掌の沢里航平さん(左)にインタビュー。
様々なアイデア列車の裏話などたっぷり伺いました。
とにかく感じたのは、さんてつと、利用する人への愛情の深さ。
心が温かくなる出会いでした。
感謝、感謝・・・そんな思いで、この日のうちに宮古・釜石方面に向かいました。
お久しぶりです。
またまた更新が遅くなってごめんなさい!!
この2週間ほど、怒涛のスケジュールが続いていて、
やっと少し落ち着きました。まぁ、何を言っても言い訳になるんですけど(笑)
そんなわけで、3月8日(日)から振り返って行きます。
まずは、第1回の開催となった「NACK5リレーマラソン」、
いつもはプロ野球の試合が行われる西武プリンスドームをコースにして
5時間のリレーマラソンをするというイベント。
僕はもちろん、「SPO-NOW」チームで参加。
レースの前半で1周(1・8キロ)を走り、戻って来てからは
特別番組の進行を3時間半務めました。
いつどのゲストランナーがやってくるか分からない、台本も無い(笑)
スリリングな番組でしたが、皆さんと楽しくお送りする事が出来ました。
そして、打ち上げに行く皆さんを残し、僕は一路、仙台へ・・・。
そう、ここから「東北レポート」がスタートしたんです。
東日本大震災から4年というタイミングに合わせて、
僕が1年で三陸地方を移動しながら、3日間に渡って移動する企画。
レポートの放送日は3/10(火)~12(木)でしたが、
その中で使うインタビューをICレコーダーで録音し、それをパソコンから送って
編集をしてもらう・・・という、放送までの準備時間を考え、
放送日の2日前から取材・インタビューが始まりました。
初めに話を聞いたのは、東北放送の飯野雅人アナウンサー。実は、僕とは
テレビ朝日系列の新人アナウンサー研修で一緒になって以来の親友です。
飯野君は福島放送から、地元・仙台の東北放送に移り、
東日本大震災が発生した後は、被災地を度々訪れて報道して来ました。
話を聞く中で一番印象に残ったのは、「復興の進み具合に、格差が出てきた。
明と暗がある。」ということ。飯野君も取材しながら、そのジレンマと戦っていると
感じました。インタビューの後は、久しぶりにゆっくり近況報告に花を咲かせました。
翌朝3/9(月)は、JR東日本仙台支社に伺い、広報の方に
東北地区の復旧路線についてインタビュー。
その後は東北新幹線で新花巻へ。
そして、釜石線の快速「はまゆり」で釜石へ向かいました。
新花巻駅は、新幹線の駅舎から一旦外に出て、
ローカル線のムードがある釜石線の単線ホームへ。
三脚を持った人が多いのを見て、やっぱり取材の人が多いのかな?と
いろんな気持ちが湧き上がりました・・・。
遠野のあたりは、まだ雪が残っていて、本当に美しい景色でした。
そして、釜石に到着。ラグビーW杯の開催地に決定した直後とあって
駅の周りもお祝いムード。でも、このラグビーボールのモニュメントは
前からあったみたいです。右側は三陸鉄道の釜石駅。
建物を外から見るだけでも、温かみの溢れる駅でした。
そして駅近くにある「かまいしさいがいエフエム」の阿部志穂さんにインタビュー。
阿部さんは千葉の松戸出身で、岩手で就職したのが2011年の1月。
それからわずか2ヶ月で震災が発生したんです。阿部さんのアナウンサー生活は、
まさに震災を伝えた期間そのもの。
「今でも当時のことを話すと涙が出る」という一方で、子供たちを取材すると
明るい気持ちになると教えて下さいました。
同じラジオで伝えるお2人の話、僕も考えさせられる事が、たくさんありました。
またまたブログの更新が遅くなってごめんなさい!!
久しぶりに、スマホからブログを書いています。
(なので、写真は無しです。)
今日は朝から「NACK5リレーマラソン」に参加してきました。
前半はSPONOWチームで走り、
後半は特別番組の進行役。
次から次にゲストランナーが登場してくれて、バタバタしながらも楽しかった(^_^)
あっという間の時間でした。
この仕事をしていると、同じ放送局のパーソナリティーが大勢揃うっていうことは、めったに無いんですよね。放送する曜日も時間も違うので…だからこそ、みんなが集まった時の大騒ぎっぷりと言ったら・・・(笑)
この局で仕事をしていて良かった、と感じた1日でした。
・・・その1時間後には大宮から新幹線に乗った僕(笑)
仙台に向かっています。
きょうから木曜日まで、東日本大震災から4年が経とうとしている東北、中でも三陸の今を取材してレポートします。
僕が行くのですから、鉄道の話も少々・・・。
そして、人と人との繋がりを感じられる話を探せたらと思っています。
これまで、仕事の合間に取材のお願い(アポ取り)もして準備を進めてきました。
年末の企画に続いて、今回も1人で移動しながらインタビューをして、その様子を紹介しながら電話レポートしていきます。
3/10〜12のNACK5「monaka」「ゴゴモンズ」「キラスタ」でお届けします。
ぜひ、お聞きください。