森鴎外の愛した味
2010年10月16日
お久しぶりです。
この1週間は、毎週のレギュラー番組に加えて
「からだのミカタ」の収録や「はっぴる」のロケがあり、あっという間に土曜日に来ました。
・・・はい、ブログを休んでいた言い訳です(笑)
今日は夕方からTOKYO−FM。
なかなかゆっくり寝られないのと、ロッテのCSでの戦いを
まだ球場で見られていないのが悩み・・・。
そんな中、昨日はイッツコム「地モトTV おかえり!」の生放送でした。
番組で取り上げた中に、興味深いものがあったんです。
世田谷文学館で開かれている「森鴎外と娘たち展」を紹介したのですが、
その会場でもらえるパンフレット。
森鴎外の娘・茉莉の残した食にまつわるエッセイをもとに
森家の味を再現した「森家の晩ごはん」
鴎外がドイツで覚えてきた料理に夫人が手を加えたものなんだそうです。
メニューは、「コロッケ」(先にジャガイモのマッシュを作って、肉と人参を包む)、
砂糖とラム酒で煮る「梨とプラムのコンポート」。
そして・・・。
ひらめの薄切りと、茹でた人参・ジャガイモ・卵などを
酢・サラダ油・塩・コショウのドレッシングであえた「ロシアサラダ」、
良い赤ワインをたっぷり使うのがポイントの「ビーフシチュー」
う〜ん、大正時代にして、森家ではこういう料理を食べていたんだ・・・。
個人的には、「ロシアサラダ」が一番気になる。ワインに合いそう(笑)
どこかのお店で再現したら、けっこう人気メニューになりそう。
このパンフレットにはレシピも付いていて、しかも材料が多くないので
気になった方は、ぜひ世田谷文学館で手にとってみて下さい。