大和田落語会
2010年01月17日
今日は、いつもとちょっと変わった落語会に行ってきました。
会の名前は「大和田落語会」
会の名前になっている、千葉県八千代市大和田にある
「丸花亭」という寄席で開かれる、まさに手作りの落語会です。
大和田落語会は古典落語を愉しむ会として2001年4月に発足、
その会長さん(先日のブログに書いた「京成線ストラップ」を頂いた方)の
ご子息の結婚式で僕が司会をさせて頂いたご縁で、今回の会を教えて頂きました。
しかも出演は、僕のブログにもよく登場する古今亭菊之丞師匠、
そして、こちらも好きな噺家さんの一人、柳家甚語楼師匠とあって喜んで行って参りました。
70人ほど入る寄席の中はギュウギュウ詰めの満員御礼状態。
その中で、お正月らしい縁起の良い話という事で
甚語楼師匠は「どろぼう」の登場する「転宅」など2席。
(どろぼうは「相手の懐に飛び込む」という意味で、落語では縁起が良いんだそうです)
そして菊之丞師匠は、ここのところの凍える寒さにぴったりの「二番煎じ」など2席。
スピーカーは付けられていますが、地声でも届く距離で楽しめるというのが
なんとも贅沢なひとときでした。
さらに今回は新春1回目と言うことで・・・。
柳家小里ん師匠の「寿獅子舞」が登場。この会では恒例なんだそうです。
僕もおひねりを渡して、頭を噛んで頂きました。
もう1月も後半に入りましたが、こういう会に来るとお祝いムードになりますよね。
お祝いといえば、大和田落語会は今回でちょうど100回目。
継続は力なり、を形で示していますよね。
しかも、中入り中にはお茶やお菓子のサービス、
さらに登場した噺家さんのサイン色紙が当たる抽選会など、
寄席では味わえない温かい心配りが感じられた大和田落語会。
外は寒くても、なんだか「ほっこり」出来た時間でした。
これからも、150回、200回を目指して頑張って下さいね!!