餃子の王さま
2009年12月28日
寒風吹く浅草の街、入ったことの無い路地を歩く。
案内人は、事務所のタレント仲間の松永好司さん。
浅草の老舗レコード店「ヨーロー堂」の若旦那という二足のわらじを履く。
「ここはオススメだから」と連れられて向かったミニ忘年会の場所は・・・。
至って普通の中華料理屋?
いやいや、これが知る人ぞ知る名店「餃子の王さま」
趣たっぷりの店内に入るなり、松永さんが頼んだのは
名物の餃子とニラレバ炒め。そして横にはもちろんビール。
喉が鳴る鳴る、お腹も鳴る・・・。
まずは、お皿にきれいに並べられた餃子から。
一般的な大きさより二回りくらい小さい餃子、一口食べると不思議な食感が!?
周りはカリカリなのに、中はトロッとして滑らかな舌触り。
たっぷりの野菜を細かく刻んで、ほとんどペースト状になっている。
舌の上で野菜をすりつぶすように味わうと、野菜が甘いのなんの。
餃子なのに「さっぱり」という表現がしっくり来る新発見。
そこに、特製のラー油がまろやかさと爽やかな辛みのアクセント。
アツアツの餃子をカリッ、中はアツアツ、フワー〜!!ビールを流し込んでク〜ッ!!
餃子とビールって、なんでこんなに合うんだろう・・・。
松永さんと仕事の話をするつもりが、はじめの30分はひたすら餃子を誉めるのみ(笑)
こちらのニラレバは、まさに炒め物の王道。
もやしとニラはシャキシャキで、見た目の細さが意外なくらいの存在感。
臭みの無いレバーとの相性は言うまでもない!!
ビールも良いけど、ご飯も欲しいなぁ〜と思い始めたところで。
麺類から、やきそばを注文。まずは、太めの麺にビックリ。
食べてみると、ソースじゃなくて塩味ベースなんです。
これが、もやしより太い麺とよく合う!!
野菜の甘みを引き立てる、こんな調理法もあるんだな〜と関心。
ところが、そこに酢をかけると味が一気にシャキっとするんだなぁ。
長崎の皿うどんに酢が合う以上のベストマッチング。
やっぱり浅草は奥が深い・・・来年も探検ツアーだなぁ。